お金は貯めないと不安だという思いが、貧しさを引き寄せる理由とは

あなたの幸せを遠ざけるもの
それは「不安」という
あなたの思い込みかもしれません。
「お金持ちになりたい」
との思いを持っているのに
なかなか現実にならないと
思っているのなら
お金に対する「不安」の思いを
手放すことが必要です。
私たちの暮らしの中で
「お金」は欠かせないものです。
だからこそ、誰もが一度は
「貯めておかないと不安」とか
「もし足りなくなったらどうしよう」
という思いを
浮かべたことがあるはずです。
実際、将来の為や
何かの目的の為に
貯蓄をすることは大切です。
お金があると、安心材料にもなります。
けれども、問題は「不安だから貯める」
という貯め方には少し問題があります。
なぜなら「不安」というものに
気持ちに支配されてしまうと
それがかえって
「貧しさ」を引き寄せる結果を
引き寄せてしまうからです。
目次
「不安からお金を貯める」とどうなるのか

「不安」という思いを持ちながら
お金と接すると、どうなるのでしょう?
お金は単なる紙や数字ではなく
エネルギー的な性質を持っています。
お金は、意識や感情に敏感に反応し
持っているエネルギーの性質を
そのまま引き継ぐ働きがあります。
「お金が足りなくなるかも」
という不安思考でお金を扱うと
その意識がエネルギーに反映されて
負のエネルギーを生み出します。
つまり、不安が不安を呼び込む
負の連鎖・循環がおこって
「やっぱり足りない」と
感じる事が増えてしまうのです。
例えば、必要もない節約を
重ねてストレスをため込み過ぎると
結局は衝動買いに走ってしまったりして
出費が増えることになったり
貯蓄にばかり意識を
向けて過ぎて、我慢の繰り返しで
楽しみを後回しにすると
その反動で違うカタチの出費が
発生したりもします。
不安の感情から行動は
エネルギー的にマイナスの循環が
生まれやすいのです。
お金は「安心」より
「信頼」によって流れる

「お金を貯めておかないと
安心できない」という思いは
裏を返せば
「あなたが、お金を信じていない」
という意識の表れでもあります。
お金は信頼されるところに
集まってきます。
「私は大丈夫」
「必要なときには必ず入ってくる」と
信じている人ほど
自然とお金の流れが良くなって
お金を引き寄せます。
逆に「心配だから」「不安だから」
との思いと共に、お金と接する人の
もとには良い流れがやってきません。
お金は循環するものです。
私たちの住む世の中の環境も同じです。
景気などは
お金が循環しているから
好景気となり、みんなが潤いますが
お金の循環が滞って
景気が冷え込むと
収入が減ったりして
マイナスの影響を受けます。
あなたの身近なお金も同じです。
滞ると淀み、ますます「足りない」
と感じる現実が続いてしまうのです。
「不安が貧しさを呼ぶ」
切り替えが大切

お金に対する不安は
「あなたの未来を
マイナスの予想をしている状態」
そのものです。
つまり
「これから起きることが怖い」
「足りなくなるかもしれない」と
未来に対してネガティブなエネルギーを
自ら作り出しています。
あなたのイメージしたエネルギーは
宇宙や潜在意識を通して
現実化しやすくなります。
だからこそ
不安を持つことによって
不安な未来の選択をしてしまう
という結果につながってしまうのです。
でも「不安」というものは、
人間誰しもつきものです。
人には自己防衛本能があって
自分を守ろうとするから
リスクの想定をしてします。
ここで大切なのは
”不安を持たないようにしよう
と無理に抑えるのではなく
それと向き合う”ということです。
不安を感じたら
「あ、私は今ちょっと
未来の心配しているんだな」
と受け止めた上で
意識を切り替えていくことが
大切なのです。
豊かさを呼ぶお金の意識の持ち方

では、不安から解放される
「豊かさ」を得るには
どのようにすればいいのでしょう。
することは次の4つです。
①「ありがとう」と出す
お金を払うときに
「減った」と思うのではなく
「これで幸せや必要なサービスが
受けられた、ありがとう」と
感謝することです。
感謝で出したお金は、感謝される形で戻ってきます。
②「私には十分ある」と言葉にする
不足に意識を向けると「ない」という
現実を引き寄せます。
逆に「ある」に意識を向けると
「ある」が増えていきます。
「私は十分持っている」と
日々口にすることで
潜在意識の設定を、いい方へ
変えていきましょう。
③ 「未来の喜び」をイメージして貯める
なにかの目的のために貯める場合も
ただ「不安だから貯める」のではなく
「旅行に行くため」
「新しいことに挑戦するため」
などと、未来の楽しみを
イメージして貯めるてみる。
すると、そのお金は
「希望のエネルギー」をまとい
さらに良い流れを呼んでくれます。
④「未来の喜び」をイメージして貯める
未来の心配ばかりするのではなく
「今日、美味しいものをいただけた」
「大切な人と笑えた」と
今の豊かさを味わってみる。
その意識が未来の豊かさを引き寄せて
くれるようになります。
不安は「行動のサイン」として受け取ろう

お金に対する「不安」は
意識して失くそうとしても
現れるものです。
でも、その「不安」は
すごく抽象的なものが、ほとんどです。
不安を感じたときは、
「もっと安心できるように
何を整えようかな?」と
具体的に考えてみることです。
例えば
生活費の3か月分を貯めておくとか
保険を見直すとか
収入源を増やす準備をするなど。
不安を、具体的な行動のエネルギーに
変えれば、不安も
ただのマイナス感情ではなくなります。
大切なのは、不安に、あなたの心が
支配されてしまうのではなく
不安をうまく使って前に進むことです。
それができると、不安は
「貧しさの引き寄せ」ではなく
「豊かさのきっかけ」に
変わっていきます。
お金は不安ではなく
信頼で増えるもの

あなたが豊かになりたいのならい
お金に対して向けるものは
「不安」ではなく「信頼」です。
「貯めないと不安」という
気持ちを持っていると
潜在意識に「足りない」を
刻み込み、貧しさを呼ぶエネルギーを
与えてしまいます。
お金とは、信頼される場所に集まり
感謝と喜びで循環すると増える
性質をもっています。
だから、あなたが「不安」を感じたら
それを、理想の未来を手にする為に
「整えるサイン」として扱うことです。
その為に必要なことは
今ある豊かさに気づき
未来の希望をイメージして
お金を扱うことです。
お金は、あなたにとって「敵」ではなく
人生を豊かにしてくれるパートナー的
存在です。
不安ではなく信頼の気持ちって
接することで
お金は、いい方向に流れて
好循環を作ってくれます。
どうか今日から
お金に対する思いを
「不安だから貯める」のではなく
「未来が楽しみだから貯める」という
意識に切り替えてみてください。
きっと、お金との関係が柔らかく変わり
自然と豊かさが巡ってくるはずです。
運気アドバイザー杏花(きょうか)