”これでいい”から”これがいい”へ〜幸せをつくる“不快の手放し方”〜

私たちが幸せを求める場合には
自分が心地よい満足といった
『快感』を求める場合が多いです。
でも、本当に必要なことは
『不快』を
なくすことかもしれません。
私たちは毎日
無数の選択をして生きています。
朝、どの服を着るか
何を食べるか
どの道を通るのか
誰と会って
どのような時間を過ごすのか など
選択に意識をむけると
無数のものが思い浮かんできます。
そんな選択の中で
あなたは多くを
”まあ、これでいいか”と
単純に、適当で、曖昧な
決め方をしていませんか?。
心のどこかにモヤモヤを感じながらも
”これでいいや”と
本当に自分が心で思うものとは
違うモノを選んでしまって
その積み重ねが
あなたの”不快”を生み出している。
それが、あなたの不幸の
根本原因になっているかもしれません。
”これでいい”は、不快の妥協

私たちが、何かの選択をするときに
”まあ、これでいいか”と
決めてしまうときもあると思います。
その理由は
”選択の余地がない” とか
”選択の時間がない” など
ケースバイケースで
しかたない場合も
あるかもしれません。
でも『これでいい』という言葉には
一見、折り合いをつけた
大人の賢さが含まれている
ベストな選択のように思えますが
中身を見てみると
”我慢”とか”諦め”とか”惰性”といった
ものが裏に潜んでいます。
たとえば
”本当はもっと美味しいものを食べたいけど
作るのが面倒だからこれでいいか” とか
”本当はもっと気の合う人と
時間を過ごしたかったけど
断るのが気まずいからこれでいいか” とか
”本当は違う働き方をしたいけど
転職は不安だからこれでいいか” などは
本当の自分の真意と
かけ離れた
我慢して”不快”を感じている状態
そのものです。
普段から、この”不快”を見落としているから
あなたの幸せは
訪れないのかもしれません。
ほんの、小さな妥協という不快が
積み重なって、大きな虚しさに
つながって幸福感が
離れてしまっているのかもしれません。
幸せは”不快を減らす”こと

私たちが”幸せ”を追い求めるとき
現状の”何かをプラス”したもので
求めるがちです。
新しい何かを購入したり
ご褒美に美味しいものを食べたり
ドライブや旅行に出掛けて
新しいモノとの出会いを求めたり
もちろんそれも
自分を満たすためのアクションのひとつです。
でも、それやる前にするべきこと
それが
”自分が不快に感じているものを減らす”ことです。
例えば
気の合わない人とは
少し距離を置いてみたり
人から言われて、嫌々続けていた
習慣を手放してみたり
嫌なお誘いを断ったり
これだけでも
心が軽くなりはじめます。
幸せになるために
自分を満たす”快をプラス”を得る前に
”不快”をなくすことを考えて行動に移す
それだけで、幸せが近づいてきます。
”これがいい”は快適の選択

幸せは”不快”を減らすことでも
得られることがあります。
その不快をなくすためにする
一つの方法が
なにかの選択をするときの基準を
”これでいい”から
”これがいい”に変えることです。
”これがいい”と思える瞬間とは
たとえば
偶然に入ったカフェの雰囲気や居心地感
旅先で出会った場所や寺社仏閣の
五感で感じモノや
なんとなく購入したお気に入りの
観葉植物など。
なんとなくかもしれませんが
心地よさが感じられるモノ
それが”これがいい”といった基準です。
それを選んだときは
誰かに、どう見られたいとか
人と比べてどうだとか
そういう、自分以外の評価ではなく
本当の自分が
心から選んだ納得のいくモノです。
”これがいい”という基準で選んだモノは
真の満足度が得られ
人生の幸福度を劇的に高められます。
だから”これでいい”なんて
簡単に妥協しないで
”これがいい”選択を
意識して増やしていきましょう。
不快を手放す

”これがいい”という
本当に自分が望むモノを選択する場合に
自分が、何に不快に感じているか?
に気づく必要があります。
なぜか
”誰かと会った後、妙に疲れている” とか
”家に帰ってもなぜか落ち着かない” とか
”人から言われたことがずっと心に残っている”
”朝の満員電車がつらい” など
そういった、小さいな感覚は
”なんとなく”感じているモノだから
ほったらかしにし易いですが
本当は心と身体のシグナルかもしれません。
不快を我慢することは
自分にストレスを与えることです。
そんな小さなストレスが
次第に大きくなって不快感をよびます。
そうならない為に
”これでいい”とい基準を手放して
”これがいい”という基準で選択するべきです。
”これがいい”の選択が幸せをよぶ

どんな些細な選択でも
”これがいい”の基準で選ぶことで
幸せに満ちた人生にかわりはじめます。
その一例が
自分の部屋に、お気に入りのクッションを置いてみる
朝時間に余裕をもって
空いている電車で出勤してみる。
少し高くても着たいい服を着てみる
本当に食べたいランチを食べてみる
こうした一つひとつの
”これがいい”の選択が
日常の質が少しずつ変えていきます。
すると、自分幸福感が
ビジネスやプライベート関係なく
人生の軸にまで広がっていく。
他人の期待や世間の常識といった
基準ではなく
本当に自分が望むモノを選ぶこと
それこそが”自分の幸せ”つくりにつながります。
不快を減らせば”これがいい”になる

なんでも自分の選択を
”これでいい”を基準に選んでいると
だんだんと”妥協の選択”に慣れてしまって
なにが正しい選択なのか分からくなったり
本当に自分が望むモノが何なのかが
分からなくなったりします。
そうならない為に
”これでいい”という基準は
手放す必要があります。
本当に自分が欲しいモノがあっても
そのモノの価値を値段で決めてませんか?
本当は、Aが欲しいけど値段が高いから
Bなら妥当な値段(簡単に買えるモノ)だから
なんてBを選んでませんか?
そんな自分の心にウソをついて
我慢ばかりさせていたら
あなたの幸せは遠くに離れていきます。
そんな”これでいい”といった選択は
手放していきましょう。
その積み重ねこそ
自分の本当の満足感が得られ
それが幸せとなって表れます。
幸せは、誰かに与えられるものではなく
自分自身の選択でつくることができるものです。
今日から、もう少し自分に優しく
”これでいい”というモノを選びそうになったら
少しだけ立ち止まって、自分の心に聞いてみよう。
その問いかけが、あなたの人生を
少しずつ幸せの方向に導いてくれます。
運気アドバイザー 杏花(きょうか)