なにかの選択の判断に迷ったときは選択肢を1つ増やしてみましょう

選択を迷ったときは
お選択肢を、ひとつ増やすことで
判断がスムーズになる場合もあります


私たちは何かの判断をする場合には
一定の基準を定めて判断します

判断基準の内か外かを
論理や過去の経験値など
自分にインプットされた
あらゆるデータから
総合的に判断し
選択肢の中から判断します

でも場合によっては
判断ができない場合があります

そんな時は
”なにもしない”という選択を
持っておくと正しい判断ができます

判断基準の実験

アメリカの脳科学者の
ロバート・ハンプトンは
サルを使った選択実験を行いました

サルにテーマを与えて
課題に成功する
課題に失敗する
課題から回避する
という3つの結果が得られる設定で
どんな行動をするか調べました

課題に成功した場合は
好物のピーナッツが与えられ

失敗したら何もなくなり

回避した場合は
あまり好きではない餌がもらえる
ものです

また並行して
同じ課題を行わせて
回避の選択肢をなくした
2択から選ぶ実験も行いました

2つの実験を比較すると
”回避する選択肢がある実験”のほうが
課題に成功する確率はアップしました

要するに
自分が自信のあるのに対しては
課題に立ち向かう選択を選び
自信がないものについては
いくら出来るか・できないかの基準が
出来るの範囲にあっても
確実性を重視して
回避の選択をするということです

回避選択を増やすと成功率が上がるのか

なぜ”回避する”とうい選択を増やすと
成功率がアップするのでしょう?


人は何かの選択を迫られたときに
常にもっと複雑な選択を行っています

目の前の課題に対して
自分が”できるか・できないか”の
判断だけでなく
チャレンジして得られる対価や
失敗した時のリスクなど
総合的な判断で答えを出します

そして選択を選ぶ事が絶対条件
でない場合には
もう一つの選択肢を増やします

”できるか・できないか”の2択ではなく
”やらない”の選択肢を追加して3択から
判断します

この”やらない”の選択肢を
一つ増やすだけで
”やる”選択を選ぶのは
自分の中で成功の確実性が高い場合のみ
”やる”という選択を選びのが増えるからです

確実性の高い人が”やる”選択を選ぶから
成功者が増えて成功率がアップするのです

やる選択の基準とは

では”やる”という選択の基準とは何でしょう?

それには2つのパターンが存在します

①自分の能力を考えて、”できるか・できないか”
②やる価値があるからの ”できるか・できないか”

です

自分の能力を考えて、”できるか・できないか”
の判断とは

直感的に、これはいける・これは無理と
判断するケースを思い出すと分かり易いです

自分の能力を把握しているからこそ
”できる・できない”の
基準となるボーダーラインを決めて
判断する場合がこれに当てはまります

たとえばジャンプして
小川を飛び越えるような時
この幅なら飛べると思うのも怖いと思うのも
自分の能力の限界を知っているからです

飛び越えられるか・られないか
の境目がボーダーラインとなり

”飛び越えられる”と判断した場合は
行動に移し

”飛び越えられない”側なら
恐怖や不安が生まれ
”飛ばない”選択を選びます

これが自己評価の判断です

人は考える生きものです

だから自分が失敗するかもしれない
けれどもチャレンジする場合があります

これが”やる価値”で判断する考え方です

安全思考が強く
常に確実性を考慮して判断していると
安全性を得られる半面
それ以上の対価は得られません

そんな時にリスクを承知の上で
得られる大きな対価があれば
より良い得られるものを求めて
チャレンジするものが
対価考慮の選択です

一か八かのギャンブル的な思考が
生まれるのもこの思考が働くからです

基準値を上げることが成長です

私たちが何かの選択をする場合には
判断基準となるものが存在します

自分の能力の限界を知ることは
より良い選択の確立
つまり成功率の高い選択をして
自分の命を守ることに他なりません

つまり自分が選択するものは
常に安全圏にある判断です

その境目の基準を示すものが
ボーダーラインです

しかし、この基準を固定化してしまうと
そこからの成長はみこめませんし
得られるものも変わりません

そしてこの判断基準のラインも移動します

だから基準を引き上げるために
基準となるボーダーラインの境界地域があり
自分のコンディションがいい場合には
基準より少し上幅まで
コンディションが悪い場合には
基準値をさげるオプションをもっています

そして自分の調子がいい場合には
本来の基準値を少し引き上げて
成功とう結果が生まれた場合には
実績というものが基準ラインを引き上げる
ことにつながります

人は成長の生き物です
だから現状よりチャンスがあれば
常に上を目指します

その方法が
自分の限界を引き上げることで
成長につながります

この境の基準を引き上げるには
安全圏から少し離れた上の部分にチャレンジして
限界という基準を超えなければなりません

基準を下げすぎない

自分の判断基準となる
ボーダーラインを引き上げると
”できる”ものが増えて得られものが増します


でも判断の基準を下げすぎると
自分が得られるチャンスを逃します

自分が得られるものは
判断の基準となるボーダーラインが
握っています

その基準も
自分が自分の事を一番よく分かっているにも
かかわらず過小評価する人が意外に多いです

だから本当の基準よりも
ボーダーラインを下げて確実な安全圏を
判断基準に設定します

すると自分がチャレンジする
選択の幅が小さくなります

特に日本人の場合は
ある意味謙遜的と言えば良い言い方に
聞こえますが
他人に対しては過小評価し過ぎという
くらいが良いのかもしれませんが
自分で自分に噓をつく必要はありません

下げ過ぎは自分の得られるものを
少なくします

継続力にも影響を与える

自分が判断するボーダーラインは
個人ごとに違います

しかし、自分がどこまでの可能性を
持っているかは
他人は教えてくれないし
教えることもできません
知っているのは自分自身だけです

そして”できる・できない”の
判断基準は
これは物事を続ける力である
継続力にも影響を与えます

なにかを
”継続するか・しないか”の判断する場合は
する価値があるか・ないかで判断します

その根拠となるのは
”できるか・できないか”です

なにかを継続できるのは
自分がそれを”できる”と信じて
その先に得られるものがある
から継続できるです


自分の能力なら
これくらいの仕事は
できるはずだと思うから
仕事が続けられし

もう少し頑張れば
あの大学に手が届くと思うから
受験勉強も取り組めます

当たり前のことですが
できないと最初から思えば
チャレンジすることもないでしょう

だから”できる・できない”の基準が
低く設定されると継続は困難になるのです

基準を過小評価しない

この、できる・できないの判断
能力の客観的な理解は
継続力のポイントであるとともに
自分の能力をアップするか・しないかの
分岐点です

過小評価していれば
能力をアップさせるのは難しくなり
過大評価では失敗が増えます

しかし、どこかで飛躍していくには
一旦決めたボーダーラインも
乗り越えなければいけない壁です

その壁を乗り越えたときの感動こそが
さらなる継続への意欲を作り出すのです

自分の能力を知らないまま
一か八かの無謀な挑戦をして
ただ落胆するだけでは意味がないです

無理なことをやる無謀な挑戦は
どこか、かっこいいものの
ように思うかもしれませんが
無知な行動に過ぎません

努力がムダに終わって自分の能力のなさを
嘆くだけになりかねません

判断基準を下げないために

人は知性の生き物です

だから知性を働かして
”やるか・やらないか”の選択します

そして判断も、あらゆる角度から
総合的に評価しします

この判断する場合に
時には安全性を重んじて
判断する場合があります

例えば
”失敗したら どうしよう”とか
”失敗したら カッコ悪い”とかなどです

そんな思いが生れると
確実性を重視するあまり
判断基準のボーダーラインを
下げてしまう場合があります

すると得られるものの幅が減少します

そうならない為には
もうひとつ
”回避”という選択肢をつくります

自分が”できる・できない”の基準ではなく
”自信がないからやめる”という選択肢です

すると比較するとき
”やる”選択を選んだ場合の結果と
そうでない選択肢を選んだ場合が
正しい評価で判断できます

”できるか・できないか”に
”回避する”の選択肢を入れて
判断することもいいもんです

選択が楽になる方法

人は毎日沢山の選択をしています

その選択は”やる・やらない”とか
”YES・NO”の2択から選ぶことが
正しい判断とよく言われます

確かに2択から選ばないといけない
ケースも存在します

そんな場合を除いて
”なにもしない”というものを
選択肢に入れられるのなら
入れてみると
選択しやすくなる場合もありあす

もし選択に困った時は
”なにもしない”を選択肢に増やして
判断するのもひとつの方法です

運気アドバイザー 杏花(きょうか)

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