何もしない時間が心を整え心の運気を整えるます~ニクセンの活用法

時間に追われた現代社会においては
予定もいれず、なんとなく過ごす
何もしない時間は、すごく重要です。
"何もしない"余白の時間は
心をリセットして整えることができて
あなたの運気をアップさせます。
あなたは、毎日、忙しく動き続けて
タイムスケジュールで埋め尽くして
いませんか?
朝起きて、仕事や家事をこなし
人のために動き、気づけば夜なんて
日々を過ごして一日を
「何かをすること」で
埋め尽くされている人が
とても多いように感じます。
けれど、運気を整えるために
本当に必要なことは
“何かをすること”も
“何もしないこと”なのです。
今日は、オランダ発の
心の整え方で
「ニクセン(Niksen)」
というものを取り入れて
人生の豊かさを求める
過ごし方が推奨されています。
そんな心を整える
新しい日々の暮らし方に
1日のスケジュールを換えることで
あなたの人生の満足度が、どんどん
増していくかもしれません。
目次
「ニクセン」とは
「何もしない時間」を活かす

人生に豊かさをもたらす
「ニクセン」とは、いったい
どんなものでしょう?
「ニクセン(Niksen)」とは
オランダ語で「何もしない」
という意味の言葉です。
ただし、何もしないとはいっても
“怠ける”ということではなく
心を整えるといった目的を得る為に
意図的に
「今は何もしない時間を持つ」
という、あえてする積極的な
行動なのです。
ぼーっと空を眺めたり
カフェでコーヒーを飲みながら
窓の外を、なんとなく眺めたり
散歩中に新緑や風を感じるなど
あえて予定に縛られずに過ごす時間
それが“ニクセン”です。
私たちは、「動くこと」「頑張ること」
「努力すること」が豊かさを得る
正しいものだと思い込み過ぎていて
“何もしない時間を過ごすと”
時間のムダ使い方という
悪いことのように
自分”を責める人もいます。
確かに結果にはプロセスが必要です。
だから行動も大切なことです。
けれど、運気の流れは
「止まる」ときに整うので
時には、大切なものなのです。
“何もしない時間”が必要なのか?

では、なぜ意識的に
”なにもしない時間”をつくる
必要があるのでしょう?
私たちの脳はインプットした
情報を常に処理し続けています。
スマホ、SNS、テレビ、ニュース、人間関係など
一日中、情報にさらされている
現代人の脳は
常に処理する“戦闘モード”に近い状態を
保っています。
そんな中で、意識的に
「何もしない時間」を取ることで
脳が休息モードに入り
無駄に消費していたエネルギーが
静かに充電されていきます。
脳にエネルギーが満ちてくると
心が落ち着きはじめ
本来の人間が理想とする
自分のリズムが戻ってきます。
常に情報に振り回されて
“焦り”や“不安”に飲み込まれていた
思考が静まり、「私は大丈夫」と
自然に思えるようになるのです。
これこそ、心を整え
運気も整える最初の一歩です。
どれだけ、あなたの行動を変えても
思考や心が乱れていては
幸運の流れは入りません。
だからこそ、あえて“何もしない時間”
という運気のリセットすることが
必要なのです。
ニクセンの実践法

ではニクセンは、どのように
進めればいいのでしょう?
一見すると、なにもしない時間は
難しく、瞑想のように思えるかも
しれませんが
そんな必要はありません。
次の3つのステップで
誰でもすぐに始められものです。
① たった5分、時間を決める
まずは
「今日は5分だけ、何もしない」
と決めて、はじめてみましょう。
スマホを手放し、音を止めて
ただソファーに座って
目を閉じても、開けたままでも
どちらでも大丈夫です。
そんな時間を持ちましょう。
② “考えないように”しない
時間が持てたら、あれこれと考える
のではなく
ただ単に「ぼーっと」します。
瞑想を無理やりするみたいに
「何も考えないようにしよう」
と力むと逆に頭が動き出します。
浮かんできた思考を、ただ“眺める”だけで大丈夫です。
まるで空を流れる雲を
なんとなく眺めるように
「あ、今こんなこと考えてるな」と
気づくだけでもOKです。
③ 場所を変える
なにもしない時間を過ごす時に
いつもいる場所なら
いろいろ考えて過ぎてしまうのなら
いつもの部屋や職場から離れて
公園、カフェ、寺社仏閣など
少し場所を変えるだけで
思考が柔らかくなります。
山や川や海や湖など自然の中なら
より心の波が静まっていくのを
感じるはずです。
ニクセンがもたらす運気の変化

ニクセンは、多忙な時間を過ごしている人ほど
最初は「何もしないなんてムダ」と
感じる人もいます。
でも、不思議なことに、
この“ムダな時間”こそが
継続してやっている内に
運気を高める鍵となることに
気づきます。
その効果とは次のようなものです。
①直感が冴える
何もしない時間をもつことで
今まで考えも思いつかなかった
ふとアイデアや気づきが浮かびます。
心が静まることで
潜在意識の声が聞こえるように
なるからです。
②ストレスが浄化される
一番大きな効果は
頭を休ませることで
感情のデトックスが起こることです。
イライラや不安が軽くなり
表情も柔らかくなっていきます。
③“今”を生きられるようになる
ニクセンの目的は
「今ここ」にフォーカスし意識を戻す
訓練でもあります。
過去や未来を意識し過ぎると
迷いや不安、後悔などが
心を支配し迷い・不安やが
生れやすくなります。
だから“今”という瞬間に焦点をあて
感じることで、あなたに見えなかった
必要ものが見えてきます。
今に注目して、何ができるか?
それを理解するだけでも
未来につながる一歩を踏み出せます。
ニクセンは運気を整えるには
大切なものなのです。
「動」と「静」のバランス

陰と陽があるように
人生は「動」と「静」のリズムで
できています。
動くときに全力で動き
止まるときにしっかり止まる。
このバランスが整っている人ほど
運気の波に乗るのが上手です。
日本人は働き者が多いです。
だから多くの人は
「止まる=サボる」「休む=怠ける」
と思われがちですが
それは大きな誤解です。
止まることは、
次の一歩をより大きく踏み出すための
“助走”でもあるのです。
車も、急ブレーキと急発進を繰り返せば
エンジンが壊れますよね。
人の心も同じです。
ずっと動き続ければ、いつか限界になり
必ずどこかでオーバーヒートします。
だからこそ“静”の時間をつくる為に
自分に許すことです。
動と静のバランスを保つために
静をつくりだす。
それが、心を守り、運気を育てることに
つながります。
ニクセンが導く「余白の美学」

私がたくさんの人を見て感じることは
心に“余白”を持っている人ほど
運気が安定しているということです。
余白とは、
何もしていないように見えて
実は内側で「整う」時間を
持っているということです。
この余白の中で、エネルギーは
再生されて
必要なご縁やチャンスが
自然に引き寄せられます。
逆に、予定や思考で
頭がいっぱいのときは
新しい運気が入る“隙間”がありません。
だから、何もしない時間を
“つくる”のではなく
“空けておく”感覚が大切です。
それが「運気が入る空間」を
用意するということなのです。
心が整うと、現実も整う

不思議なことに
ニクセンを日常に取り入れるると
現実の流れも少しずつ
穏やかになっていきます。
人との関係が柔らかくなったり
タイミングが合うようになったり
必要な出会いやチャンスが
自然に巡ってきたりします。
心が整えば、現実は整う。
これは、運気の世界では
当たり前の法則です。
だからこそ
「何もしない」という選択は
“流れを止める”ことではなく
意識・目的をもってする
“流れを整える”ことは
人生において大切なことなのです。
止まる勇気が幸運を呼ぶ

もし今、あなたが
「疲れたな」「心がザワつくな」と
感じているなら
それは、あなたに“止まるタイミング”が
来ているサインかもしれません。
そんな時こそ、頑張るより
立ち止まることを選んでください。
行動する事と共に、心を整える時間を
意識して作ってみてください。
何もしない余白時間の中で
あなたの中に静かに光が灯ります。
それが、次の新しい運気の扉を開く
エネルギーになるのです。
ニクセンは
“何もしていないようで
すべてが整っていく時間”
すごく大切な時間です。
忙しい毎日の中でこそ
意識してこの時間を取り入れて
みてください。
あなたの心が整えば
人生の流れも自然に整っていきます。
運気アドバイザー杏花(きょうか)