与えるから与えてもらえる ~運気を呼び込む“循環”の秘密~

あなたが幸せになるために
大切なものは

”与えるから、与えてもらえる”

一見シンプルなこの言葉です。

でも、その意味を
深く知れば知るほど
人生や運気の“流れ”に
大きな影響を与える
魔法のような法則を知ことになります。


世の中は“循環”でできている

私たちの心と身体
そして運気は
すべて”循環”で成り立っています。

体内の血液が流れや
空気が流れ
時間が流れ
そして”ご縁”や”運気”も
また流れています。

その流れが滞ると
体も心も重たくなる。

逆に、スムーズに流れていると
驚くほど軽やかに動き出します。

この“流れ”をつくる最大の鍵が
「与える」という行為です。

つまり自分の周りにある循環を
生み出すには、自らつくりだす。

与えるということは
自分の持つエネルギーを
外へ出すことで”循環”をつくる。

そして出したものは
必ずかたちを変えて戻ってくる。

それが宇宙のルールなのです。


循環させるために”与える”とは

与えたものが自分に戻る
そんな循環をつくるには
まず”与える”ことです。


でも、ほとんどのひとが
”与える”と聞くと
「お金」や「モノ」を
イメージするかもしれません。

でも、本当に大切なのは
それだけではないし
自分のできるものは
もっと沢山あります。

例えば
笑顔を与える
感謝の言葉を与える
励ましを与える
時間を与える
想いを与える

ほんの小さなことでいいんです。
「自分がしてもらって嬉しかったこと」を
誰かに与えてみる。

それだけで、今までになかった
世界の流れがガラッと変わりはじめます。

私の相談者さんは、
毎朝駅で”おはようございます”と
笑顔で挨拶をする習慣を続けていたところ
転職活動でなかなか決まらなかった仕事が
急にトントン拍子に
進み始めたと報告してくれました。

笑顔というエネルギーを毎日周囲に
”与えて”いたからこそ
巡り巡って、自分に
とっても良いご縁が戻ってきたのです。


与える見返りを求めない

”与える”ことが大切とはいっても
一つ注意点があります。

それは
”見返りを求めずに与える”
 ことです

”与えたのに返ってこない”と
感じているのなら
私たちは無意識のうちに
”交換条件”として
なにかを与えてしまっている
ことがあります。

でも、それでは
エネルギーの流れは
滞ってしまいます。

運気がスムーズに流れる人たちに
共通している点は
”与えることそのものに
喜びを感じている”
ことです。

見返りを期待した与え方をしていると
自分が期待したモノが返ってこないと
愚痴や不満が現れて
それが、循環を止めたり
滞らせる原因にもなります。

だから”与えること”で
リターンという過度な期待を
相手が喜ぶ顔で満足くらいの
気持ちがベストです。

誰かに親切をするだけで
自分が嬉しくなる
そんな人には
自然と幸運が舞い込んできます。

宇宙は、無償の愛を持つ人に
もっともっと循環させようとするからです。


与えることに疲れたときは?

”与えすぎて疲れました” とか
”優しくしたのに心が傷つきました”


そんなご相談もよくいただきます。

ここで忘れてはいけないのが
自分自身への“与える”も大切だということです。

人に優しくするばかりで
自分自身を置き去りにしていませんか?


与えるものは
人にだけではありません。

自分にも与えることです。

疲れていたら
”ちゃんと休むこと”

頑張ったら
”自分を褒めること”

本当に嫌なことは
”NOと言う勇気を持つこと”

他人のことばかりでなく
”自分の好きなことに時間を使うこと”

など、こんなことも
立派な「与える」行為なんです。

自分を満たしてこそ
本当の意味で他者にも与えられる。

そのバランスが取れたとき
運気の流れはぐんと軽やかになります。


“先に与える”勇気が、未来を変える

何かを得たいのならば
先に与えることです

とはいっても時には
”先に与えるなんて
損するだけでは?”
なんて
感じることもあるでしょう。

でもね、本当に運気が上がる人は、
”損得”を超えたところで動いているのです。


目先にある損得勘定を無視した

”この人に何かしてあげたいな”
”ありがとうって伝えたいな”
”この人のために
自分にできることをやってみよう” とか

そんな“無意識の善意”が
未来のあなたに大きなギフトを運んできます。

与えたものは
必ずかたちを変えて戻ってきます。

自分に返ってくるものは
”出会う人”だったり
”チャンス”だったり
”心の安らぎ”だったり形は様々です。

場合によっては
大きな課題や壁などといった
一見するちと自分にとって
不都合なモノに見えるかもしれません。

でも、それを乗り越えた先には
今より大きくステップアップした
ステージが待っていたりします。

どんなかたちで戻ってくるかは
あなたの、その時の状況や環境など
あなたが何を望んでいるのかなど
あなたが、そのタイミングで
必要とされるものが返ってきます。

与えるものは、目先の損得を手放すと
未来に大きな形となって現れます。


受け取る力が、運気を上げる

自分が何かを得るためには
与えることが大切です。

そのことは理解できていても
”なかなか自分は
与えても戻ってきません”なんて
言われる方も多いです。

そんな方の多くは
”受け取る力”が
弱いことが原因です。

運気を上げたいと願うとき
多くの方が”頑張らなきゃ”とか
”もっと与えなきゃ”と与える方に
力を入れます。

でも実は、それと同じくらい
大切なことは”受け取る力”です。

あなたは
”ありがとう”と言われたとき
素直に”うれしい”と感じられますか?

誰かが助けてくれたとき
”ごめんね”より
”ありがとう”と言えてますか?

何か自分にしてもらたとき
”すみません”という言葉を返してませんか?

自分が、なにかのサポートを
してあげたときに
お返しを頂くときに
”もらうなんて、滅相もない”とか
”申し訳ない”なんて思ってませんか?

確かに謙遜の意味であったり
もっと、いいものを提供するために
発言するのならいいですが
遠慮や謙遜がクセになっていると
運のギフトを受け取れなくなってしまいます。

受け取るとは
自分の価値を認めること。

”私は与えられるに
ふさわしい存在なんだ”と
心から感じられたとき
運気は自然と上昇していきます。

嬉しい言葉を、遠慮せず受け取る。
ご褒美やチャンスを、堂々と受け取る。

それは”自分を大切にすること”と同じです。

今日から少しずつ
”ありがとう” ”うれしい”
”ありがたい”

心から言葉にしてみてください。

それだけで
運の流れが変わり始めます。

あなたは、受け取るにふさわしい存在です。
どうかそのことを忘れないでください。


今日からできる“与える”習慣

最後に、今日からすぐにできる
“与える”習慣をいくつかご紹介します。

何かピン!ときたら
できるものからでもはじめてみてください。

①「ありがとう」を一日5回、意識して伝える

②SNSで誰かの投稿を優しい気持ちでシェアする

③小さな親切(ドアを押さえる、荷物を持つ)を意識する

④自分を褒める言葉をひとつ書き出してみる

⑤誰かに笑顔を向けることを忘れない

    このような小さな“与える”が
    大きな“運気の流れをつくり
    やがて大きな波”を作っていきます。

    マイペースで大丈夫です。

    継続することで
    あなたの与えた光は
    必ずどこかで誰かを照らし
    やがてあなた自身の道を
    明るくしてくれます。

    今日もあなたが
    優しさと豊かさに包まれますように

    運気アドバイザー  杏花(きょうか)