今あることに感謝すれば毎日を大切に生きる気持ちがわいてきます
”寒さにふるえたものほど
太陽の暖かさを感じる
人生の悩みをくぐったものほど
生命の尊さを知る”
詩人 ウォルト・ホイットマンの言葉です
人は日々、自分のペースで
昨日より今日
今日より明日へと
たくさんのモノを手にし
その積み重ねによって
幸せを増やしていきます
まるで得ることが
当たり前のような生活を送っています
でも、その当たり前に
感謝の気持ちを持っているのなら
いいのですが
当たり前の事が
あたかも当然のような考えの人は
先に後悔の念を抱くかもしれません
当たり前は当たり前でない
私たちが当然のように思っていることも
突然、当たり前でなくなる日もやってきます
失ってはじめて当たり前が当たり前で
なかったことに気づきます
当たり前のように
休みの日に遊びに行ったり
何か美味しいものを食べにいったり
好きな本を交換したりして
意見交換や自分の考えを
交換し合っていた人が
突然の死によって
当たり前が当たり前でなくなった方が近くにいます
その時に今まで自分の周りにあったもの
(あって当然だと思っていたもの)が
突然なくなってしまったのです
その時に
失望と悲しみ
そして、もっと一緒に時間を過ごしたかった思い
自分にしてもらったことに
感謝を伝えたかった との後悔もうまれたようです
当たり前も失くしてから
はじめて気づくことも沢山あります
失くしてから当たり前が
当たり前でないと気づいても
もう時すでに遅しなんてことを感じても
後悔の念が残るだけです
当たり前の出来事も
当たり前ではないのです
失くしてから気づく
私たちは当たり前のように
歩き、食べ、人と会話し
スマホやパソコンで
SNSを通して言葉を送りあっています
何かをきっかけに
こうした当たり前のことができなくなる
ということを普段あまり考えていません
最初はありがたく感じていたことも
継続していると
あることが当たり前のように感じます
人は当たり前のことに慣れてしまうと
有難みを感じにくくなってしまう
生き物のようです
ほんとうは当たり前の出来事は
”有り難い”こと
つまり存在自体があり得ないことなのです
病気やケガで苦しんだ人は
健康の幸せがわかるでしょう
お金に苦労した人は
お金の有難みがわかるでしょう
足るを知る
普段の生活においても
”足るを知る”という言葉があります
その言葉のごとく
失くしたから本当の有難みを知るのではなく
普段のあることに気を向けるべきです
”足るを知る”には
後の言葉があります
”足るを知る者は富む”という言葉です
今のあることに
”ありがとう”の感謝をもつと
幸せが実感できるということです
今の現実にあるものに視点を置き
ある物に感謝し
自分が持っているものに満足せずに
これからの未来を見つめて
何事にも精一杯の努力を惜しまない
そんな行動が
貴方に幸せという富をもたらします
現状に満足せず
過ぎ去った時間に後悔しないように
今を生きること
そのことが人生を豊かにします
その行動に必要なことは
今の当たり前に有り難うの感謝の念をもつことです
時間の存在も当たり前ではない
私たちに幸せをもたらしてくれるものは
時間を大切にすることです
時間も当たり前のように
存在を感じるものです
だから、今日1日さぼっても とか
少しくらい無駄にしても・・・
誰にも迷惑かけないから などと思ってたら
先になって後悔します
時間は全ての人に平等に与えられたものです
そして時間は、日本にいれば自由に使えるものです
自由に使えるから
最後は自己責任が伴うものだから
ちょっとくらい疎かにしても
また明日できる とか
また今度すればいいや なんて思ってると
あなたの思った”明日”や”また今度”は
ないかもしれません
それが”有り難い”というものです
当たり前に明日が、またの行動に移す機会
なんてあると思ってたら
取り返しのつかないことがおこるかもしれません
今を精一杯生きる
時間の存在も当たり前ではありません
それなら今を大切にしないと
もったいないです
人の行動には必ず結果がもたらされます
その行動も
過去に戻ったり不確定な未来なら
行動することができません
私たちが動けるのは
今しかありません
後悔のほとんどが
”あの時に、こうしておけばよかった”という
”タラレバ”です
そうならないように
当たり前にある幸福に気づくことで
毎日を大切に生きる気持ちがわいてきます
そうすることで行動が変わり
人生に豊かさもたらしてくれます
運気アドバイザー 杏花(きょうか)