価値で判断するか・価格で決めるのか、その差で幸福度が大きく変わります

私たちが何かモノを買おうとするとき
判断の基準として
”価格”と”価値”という2点から
”買うか・買わないか”を決める選択します。

でも、ほとんどの方は
自分の財布の中身と相談して
”買うか・買わないか”の
判断をしていませんか?

本当に自分満足のいく選択は
”自分の感性が望むもの”
という方が満足のいくモノを
手にいれることができます。

お金を使う時の選択基準を
もう一度見直すことで
あなたの満足度は増していきます。

「価格」はすぐ見える、「価値」は見えにくい

モノ価格(値段)は
とてもわかりやすい数字です。

プライス表示の価格をみれば
ついている数字で
モノの価格は”高いか安いか”は
すぐ判断できます。

でも”モノの価値”はどうでしょう?

それが自分にとって

”どれだけ役立つか”であったり

”どれだけ満足できるか”や

”どれだけ長く使えるか”など

人によっての価値観が違うので
プライスのように数字などで
見えてきません。

例えば、同じ1万円のアイテムでも

Aさんにとっては
「高いけど、価格以上の価値がある」と
感じるかもしれないし

Bさんにとっては
「こんなモノに1万円は出せない」と
思うかもしれません。

つまり、「価格」と「価値」は
まったくの別物であることを
買った後に後悔しないように
再認識して、どこかに
持っておく必要があります。


購買を決める価値の重み

何かを買うときの判断は
「価格」が決め手になることは
そごく多いです。

でも本当の決め手にしなければいけないのは
”その価格に見合う価値があるかどうか”です。

たとえば、同じようなものが
2,000円と10,000円で売られていたら
ほとんどの人はまず2,000円の方を
求めるかもしれません。

でも、価格だけの判断は
すごく危険な行為です。


「安いから買う」は危険な判断基準?

セールや特売品
期間限定などの”今だけ!”
という誘惑に
心が動くこともありますよね。

特に普段よりも50%OFFなど
安いからといって
”本当に必要かどうか”
考えずに価格だけで買ってしまうと
結果的にムダな出費になります。

”これ、結局使わなかった”
”安かったけど、すぐ壊れた”
”なんとなく気に入らないけど
 捨てるにはもったいない”
こういうモノが家に増えていくと
モノもお金も心も
どこか窮屈になってしまいます。

”価格が安いから”というものを
買うか・買わないかの判断基準にするのは
大きな問題があります。


「高いから買わない」も間違い

逆に、「高いからやめとこう」と
価格だけで、すぐに判断してしまうのも
もったいない場合もあります。

値段だけ見て判断すると
本当に価値あるモノとの出会いを
逃してしまうかもなりかねません。

自分の生活がちょっと豊かになったり
気分が上がったりするモノに
出会ったときは
その価値に目を向けてほしいです。

もちろん財布との相談も大事です。

でも、「高い」と感じたときに
「なぜ高いのか?」と理由を
考えるクセをつけると
判断力がグッと深まります。

本来の損得を知る

私たちのは、何かのモノを購入する時に
価格で決めたりします。

たとえば、Tシャツを買うとき。
1枚500円のものと、1枚5000円のものが
あったなら見た目はそこまで違わない。

「だったら安いほうでいいや」
と思って500円のTシャツを買ってしまいます。

この判断は多くの人が経験している
に違いありません。

でも、そのTシャツはすぐにヨレて
数回洗ったら首元がのびてしまって
結局、1シーズンで着れなくなって
処分するしかない経験はありませんか?

その結果、また新しくTシャツを買う
ことになり逆に高くついたりします。

一方で、5000円のTシャツは
素材がしっかりしていて
何度洗っても形が崩れない。

肌ざわりも良く、着ていて気分がいい。
3年着ても全然問題ない。

こう考えると
本当に「安かった」
得したのはのはどちらかは明白です。


価格と価値は別物

私たちは目先のプライスに惑わされて
安いモノにてを出しがちです。

「価格」とは
その商品についている、ただの数字で
実は、モノの価値を表したものではありません。

「価値」とは、それが自分にもたらす効果や
どれだけ長く使えるか?
自分が満足度いくか?
という総合的な評価です。

価格は視覚的にとらえられて
見えるものですが
価値はとても主観的なもの。

同じものを見ても
「これが欲しかった!」と感動する人もいれば

「高すぎる」と思う人もいる。

それはその人のライフスタイルや
価値観によって変わるからです。

つまり、私たちが「何を基準に選ぶのか?」
という問いに対して
価格だけを見るのではなく
「自分にとっての価値」を
見極める視点が重要になります。


「高い=良い」・「安い=悪い」の検証

私たちは何故か
モノについている価格で
判断しがちです。

ここで間違ってはいけないのは
”高ければ価値がある”
”安ければ価値がない”

という単純に判断できないということです。

5,000円のTシャツが
必ずしも誰にとっても
「良い」評価を受けるわけではありません。

服にこだわりがない人や
シーズンごとに着替えるのが
好きな人にとっては
500円のTシャツの方が価値がある
場合もあります。

つまり、大切なのは
「自分にとっての価値って何?」
という判断材料です。

それは、快適さかもしれないし
長く使えることかもしれないし
着心地やデザインかもしれない。

あるいは
気分が上がるかどうかということも
判断は人それぞれなのです。


価値にお金を払える人の満足度は高い

価格より価値を重視して選ぶ人の方が
同じモノに対しても
満足度が高い方が多いです。

たとえば、手作りの革財布などは
チェーン店で買えば3000円で済むものを
職人が作った一点モノを3万円で買う。

価格だけで判断したら
「高っ!」と思うかもしれません。

でも、毎日手に取るたびに
「買ってよかったな」と感じられる。

使い込むほどに味が出て
自分だけのモノになっていく。

これは「価格」以上の「体験価値」や
「満足度」を与えてくれる
人によっては満足のいくアイテムになります。


自分の基準で判断しよう

モノの選び方は
その人の価値観を映し出します。

”安いから買う”のも
”高いから良いと思う”のも
それは人の価値観ですから
悪いことではありません。

でも、価格だけで判断していると
選択肢が狭まって
心から満足する物へ
めぐりあえるのは少なくなっていきます。

大切なのは
”自分にとって、これはどんな価値があるのか?”
という視点を持つことです。

”買うか・買わないか”の判断のときに
それができるようになると
買い物の満足度はぐっと上がりますし
ムダな出費も減ります。

価格は数字。

でも、価値は
あなた自身が決めるものです。

あなたは、価格と価値
どちらが大切だと思いますか?

運気アドバイザー 杏花(きょうか)