子どもは「できること」を前提に動き、 大人は「できない」理由で止まる。心を軽くする思考の転換

あなたは、自分が
「できるか・できないか」の

2択で行動を決めてませんか?

その発想を子どもの頃の
「できる」を前提としての思考に
切り替えると、あなたの可能性が
広がっていきます。

子どもは、どこでも遊び場に変え
遊び道具がなくても
家の中にある、掃除道具や
キッチン用品など
様々な家にあるものを
遊び道具にして遊んでいましたよね。

そして失敗しても
それを学びに変えてまたチャレンジする。

鉄棒での逆上がりも
出来なくても、何度も何度も
チャレンジじて
手にできたマメも関係なく。

ところが大人になると
いつの間にか
理屈や理論ばかり考えて
「できない理由」が先に立ち
まだ、やってもいないのに
また、転んでもいないのに
やりたいことの芽を理屈や理論で
摘んでしまうことが多くなります。

大人になっても、子どもの頃を
思い出して
「自分もできる」という思考を
取り戻すことで
人生も大きなフィールドへ
そして豊かになっていきます。

子どもが「できる」を前提にする理由

子どもは、「やってみたい」を
すぐに行動に移せます。

人がやっているのを見て
「できて当たり前」の思考が
子どもの頭の中にあります。

そして子どもは好奇心旺盛で
好奇心が原動力となって
感じたら、直ぐに行動に移します。

目の前に、掃除用具や、家に置いてあるモノの知識もないのに
まず手を動かして、触って
使ってみて、何なのか?どのように使うのか?を確認します。

行動することで情報をインプットして
実際に試してみて、「できた」を知識
として、「できなかった」失敗も学びとします。

成功の知識はもちろんのこと
失敗は恥ではなくデータとして
自分の知識(資産)として学び残ます。

それは、五感を使って新しい物を
学ぶという習性があるから
結果を恐れずに試行錯誤を
繰り返し学べるのです。

こうした姿勢は
「できる」を前提にした行動が
自然に生み出したもので
実は、本来、私たちが持っている
能力のひとつでもあります。

大人が「できない理由」で止まる背景

もちろん大人の慎重さは必要です。

大人になると、行動範囲も広がり
自分ができるモノも増えます。
だから責任や安全性、他者への
配慮などは無視できないものです。

しかし、過剰なリスク評価や
完璧主義、比較と情報過多は
「やってみる力」を奪いはじめます。

過去の失敗が、トラウマとなって
心の棚に重くのしかかり
「失敗したらどうしよう」との思いが
先にくると、挑戦そのものが
選択肢から消える方向へ向かいます。

結果として、人生の自由度や
楽しさが少しずつ失われていくのです。

見方を一つ変える

あなたの可能性、そして人生の
幅を広げ、豊かさを得るには

大人であっての責任ある行動と
子どもの頃の好奇心を
両立させて持つことが大事です。

だから自己責任があるからこそ
賢く、柔軟に挑戦する必要があります。

その為いは
結果だけを追い求める視点から
プロセスへの学びの価値を
評価する視点へと思考を
少しずつシフトしていくのです。

そうすることで
あなたの求めるモノへの
アクションが「義務」から
「楽しみ」へと変わり
挑戦への重荷が少なくなり
新しいことへのチャレンジが
しやすくなります。

日常でできる「小さな戻し方」

子どもの、新しいものへの
チャレンジ感覚を取り戻すために
するこtに大げさなことはいりません。

大切なのは
最初は「小さく、短く、試す」
という姿勢です。

例えば空いた時間に
いつもと違う道を歩いてみる

本屋さんに立ち寄って
気になった本を読んでみる

いつもの夕食に、新しい簡単な
一品料理を作ってみる など

こうした小さな取り組みが
自己効力感を育て
大きな一歩への土台を作ります。

失敗しても、子どもの頃みたいに
「失敗するデータが手に入った」
と思えばいいのです。

環境を整えることの大切さ

新しいことへの挑戦には
自分の周りの環境を
変えてみるのも方法のひとつです。

あなたの挑戦を後押しするのは
自分だけではありません。

チャレンジできる環境を
整えることで
自分も、新しい行動へ
移しやすくなります。

その為には
あなたの周りの人たちを
褒めるという環境をつくることです。

そんな環境ないよ!って
思われるのなら
あなた自身で、周囲の人たちの
成功やチャレンジを
褒めてあげることから
はじめてみてください。

すると、その場の空気感が変わって
新しい挑戦への見方や言動が
応援する環境を育てます。

周囲の言葉や態度が
許容的であれば
挑戦しやすくなります。

家庭や職場で
「まずやってみよう」という
空気を育てることは
誰かの可能性の扉を開く行為です。

評価や結果ばかりに注目せず
小さな実験と学びを喜ぶといった
ものは運気も動かします。

恐れや不安とどう向き合うか

新しいことへのチャレンジは
どんなに、自分を新しい世界に
連れていってくれたり
知らなかった知識を得るチャンスだと
分かっていても
不安や恐怖は現れます。

でも、そういった不安や恐れは
無くすものではなく扱うものです。

同じモノゴトであっても
ちょっと視点・思考を変えれば

過去の失敗だけをとりあげて
人格否定したりせずに
失敗を次への改良・改善点として
客観視することが大切です。

子どもの頃は失敗よりも
新しい学びに喜びを感じましたよね。

だから大人の私たちも
失敗が積み重なったとしても
それは能力がないからではなく
自分のやり方が間違っていたという
経験値という学びに喜びを感じる
それだけで充分なのです。

それでも、恐れ不安が強いときは
「少しだけ試す」ことをやってみる
プロセスを細分化して
その結果を小さく受け取れば
チャレンジへの負担は小さくて
前に進むことができます。

新しい世界を探しに行こう

私たちが新しいことへの
チャレンジするときに
先ずは頭で考えて
「できる」よりも
「できない」ことの方が
先にやどります。

でも年齢や立場といったものは
あなたの可能性を
決めるものではありません。

大人になって増える責任を尊重しつつも
子どものような「まずやってみる」感覚を
日々の中に少しずつ取り戻してください。

あなたの小さな挑戦の連続が
あなたの世界を少しずつ広げはじめ
運気を動かす力になります。

行動した人だけが
新しく見ることができる
景色が広がり
そこには新しい出会い
学び、喜び・幸せが待っています。

今日、あなたが
もし新しい一歩を迷っているなら
小さくてもいいから
「できる」を前提に
前に進んでみてください。

その選択が、思わぬ運気の流れを
作るかもしれません。

運気アドバイザー杏花(きょうか)