成功のカギは目標設定とともに目的を明確に持っておくことです

夢や目標に向かって
頑張っている人は多いと思います。
でも、思うように進まなかったり
大きな壁に阻まれたりして
挫折して、あきらめてませんか?
それは、あなたが
”その目的を理解していないこと”が
原因なのかもしれません。
意外と見落としがちなのですけが
実は成功する人は
目的を明確に持っているのです。
目標設定だけでは上手くいかない理由

何かに向かって
チャレンジする場合に
最初にする
”目標設定”はとても重要です。
目標という自分が向かうべき
ゴールが見えないと
自分が、どこに向かうのか
分からなくなりますよね。
でも、その目標に向かって進むときに
”目的”が明確でないと
思っている以上に
上手くいかないのです。
例えば目標が
”よし!今年はTOEICで800点を目指すぞ!”とか
”夏までにダイエットして5キロ痩せる!” や
”売上を昨年の2倍にするぞ!”
といった目標を持ったとしても
正直なところ
目標だけでは上手く続かないことが多いです。
その理由は
”そもそも、なぜ、それをやるのか?”
という"目的"がぼやけてるからです。
たとえばね、ダイエットにしても
途中で”なんだか面倒だな〜”とか
”今日くらいサボってもいいか”って
中途半端になってしまったり。
英語の勉強を初めたとしてたけど
忙しくて途中で勝手な理由をつけて
フェードアウトしてみたり。
ビジネスだって
売上も目標だけ掲げて
具体的な行動に落とし込めず
お題目だけで終わってしまう
人は多いですよね。
これ、ぜんぶ”目標”に対する
”目的”が弱いか
明確なモノがないからなんです。
途中で挫折しないためには
目標と一緒に持つべきもの
”やる目的”は、すごく大事です。
目的があると、気持ちがブレない

目的っていうのは
”なぜ、それをやるのか”
”それを達成した先に
どんな未来を手に入れたいのか”とか
”なにが変わるのか”
ということです。
たとえば、英語を勉強する目標の人なら
”キャリアアップのために必要だから”って人と、
”海外の友だちと本音で話せるようになりたい”
と思っている人とでは
動機の強さが全然違います。
そして、その“目的”が
強くて具体的で
明確なモノであればあるほど
続けられるです。
やる目的を持っていると
ちょっと疲れても
”自分理想の未来を現実にする為に手
頑張ろう”っていうパワーが
湧いてくるようになるのです。
俗に言う”モチベーション”っていうのは
目標だけでは意外と生まれてこないものです。
心の奥にある”本質”に触れたとき
初めて本当のエネルギーとなって現れ
それが目標までサポートしてくれるのです。
目標と目的の違いとは

ここで、もう一度理解を深めるために
”目標”と”目的”を明確にしておきましょう。
簡単に説明すると
目的:数字や結果など、達成すべき地点
(例:3か月で5Kg痩せる・月収30万をめざす)
目的:その目標を通して得たい”本当の理由””意味”
(例:好きな洋服を着る・自分の趣味に使うお金を得る)
簡単にいうと
目標は手段。目的がゴール。ということです。
でも多くの人はゴールである目標に
ばっかり気を取られて過ぎて
”なぜそれをやるのか・やりたいのか”
っていう
大事な目的を見失っています。
どうやって目的を見つけるのか

自分が進むべき目標は
わかりやすいですが
”目的”は、意識しないと見え難いものです。
見つけられない人は
ちょっと自分と向き合う時間をとって
次の質問を自分にしてみてください。
【目的を問う質問】
1)なぜ、自分はこれをやろうと思ったのか?
2)達成できたら、なにが変わるのか?
3)目指すモノは自分真意か、他人の期待か?
です。
たとえば”英語を学びたい”と思っているのなら
”なぜ?”という疑問をを3回くらい
自分に投げかけてみるのもいいです。
Q:なぜ英語を勉強したいの? →A: 海外旅行をもっと楽しみたい
Q:なぜ海外旅行を楽しみたいの? →A: 現地の人と交流したい
Q:なぜ交流したいの? → A:自分の世界をもっと広げたい!
のように目標に対する目的を掘り下げていくと
自分が本当に望むものが見えてきます。
そうすることで目的を明確にすることができます。
目的があると、柔軟に動けるようになる

目標に対する目的を
掘り下げていくと
たとえ目標が
自分の環境や境遇の変化により
軌道修正が必要となって
ゴールが変わっても
前に進むことにブレることはありません。
たとえば”年収1000万円!”って目標を立てた人が
何かの理由で達成できなかったとしても、
”自分や家族を安心させたかった”とか
”自由に使える時間が欲しかった”とか
本当の目的がわかっていれば
別の手段・方法で
その目的を叶える選択肢を探して
前に進もうとする原動力は変わりません。
つまり、道は一つじゃないってことが
理解できてポジティブな発想がでます。
最初に決めた目標に縛られずに
目的を大切にしていれば
失敗じゃなく”方向転換”や
”軌道修正”ってことを考えられるのです。
何かで失敗や挫折を感じたとしても
前に進む力が衰えることは少なくなります。
目的は「コンパス」です

”目標”というのは、地図の中の”ゴール地点”です。
でも”目的”とは
”どの方向に向かいたいのか”
というプロセスを教えてくれる
コンパスみたいなものです。
地図があっても
コンパスがなかったら
どっちに進んでいいか
分からなくなって迷子になります。
逆に、コンパスさえあれば
たとえ地図が途中で道を逸れても
自分の進むべき方向は見失いません。
もし、あなたが何かにチャレンジ
しようとしているなら
”目的”を明確にしてみることです。
”それは、なんのため?”
”それを達成できたら
どんな気持ちになるの”
”その未来は、本当に自分の望み?”
などの質問を自分に問いかけてみてください。
これを、はっきり明確に持てたとき
あなたの行動がガラッと変わってきます。
あなたの叶えたい”目標”があるのなら
達成するために
”目的”も併せて持ちましょう。
それが成功へのカギでもあります。
運気アドバイザー 杏花(きょうか)