我慢を手放すと、幸せになれる ~心の奥の”真の自分”と繋がる生き方~

日々、多くの方とお話ししていると
心の奥にこんな声を感じることがあります。
”頑張ってるのに報われない” とか
”いい人でいようとしてる自分が
なんだか苦しい” とか
”どうして私ばかり
我慢しなきゃいけないの?” など
たくさんの人が
本当は自分が背負わなくてもいい
”我慢”を背負って苦しんでいます。
私たちは知らず知らずのうちに
”我慢することが正しい”
と子どもの頃から教え込まれてきました。
でもね、本当の幸せは
その“我慢”の先にはないのです。
そんな、自分が背負わなくてもいい
”我慢”をそっと手放して
もっと軽やかに
もっと自由に生きることが
あなたの人生を楽にしてくれます。
目次
なぜ、「我慢」してしまうのか?

我慢できる人は、素晴らしい!
我慢をしているあなたは、悪くないし
むしろ、とても優しくて、誠実な人です。
誰かを思いやる気持ちが強すぎて
責任感もある方だと思います。
でも、その優しさが
ときに“自分を犠牲にする形”で
現れてしまってませんか?
たとえば
”本当は休みたいのに
周りに迷惑をかけたくなくて
無理をしてしまった”
”自分の意見を言いたいのに
「嫌われたくない」気持ちが
先に立って飲み込んでしまう
”人からの誘いごとを断れず
時間もエネルギーもすり減ってしまう”
これ、ぜんぶ「我慢」のパターンです。
そして、最初のうちはいいのですが
この我慢を続けていると
心も体も、魂も悲鳴を上げはじめてしまいます。
我慢すると、運気が下がる?

実は、「我慢」って
あなたが思っている以上に
エネルギーを
とても重くしてしまいます。
私たちはみんな“波動”という
見えないエネルギーを持っていて
その波動が現実を引き寄せます。
我慢をしているときって
自分の気持ちを押し殺している状態なので
波動がどんどん下がってしまうのです。
すると
”やる気が出ない” とか
”ツイてないことが増える” とか
”「我慢すべきこと」が増える”
”トラブルや不調が続く”
などの現実が起きやすくなるのです。
逆にいうと、「我慢」を手放すことは
「運気を軽やかに上げる近道」でもあるんです。
我慢を手放すのは我を通すことではありません

ここで一つ、誤解しないでほしいのは
我慢をやめることは
自己中になることではありません。
自分勝手に振る舞うことでも
他人をないがしろにすることでも
ありません。
むしろ本当は
“自分の気持ちを大切にすること”
そのことこそが
周りの人にも優しくできる
本当の土台となるのです。
あなたが自分の思いに正直に生きれば
心が満たされ、波動は上がっていきます。
その明るく軽やかなエネルギーは
自然と周囲にも良い影響を与えます。
自分を犠牲にして誰かに尽くすよりも
まず自分を大切にすることこそが
結果的にもっと大きな愛を
循環させることに繋がっていくのです。
我慢をやめるための、3つの実践ステップ
では、どうしたら
”いらない我慢”を手放せるのでしょう?
そのステップは次の方法です。
本当はどうしたい?

頼まれごとを受け入れる前に
自分の本当の気持ちを確認してみてください。
誰かに、何かを頼まれたとき
断るのが怖いと感じたときには
すぐに答えを出すのではなく
まず一呼吸おいて自分に聞いてみてください。
”本当は、私はどうしたい?”
その答えが
「イヤだな」「今日は休みたい」
「ちょっと疲れてる」だったとしてもOKです。
その気持ちを
まずは自分の本意を認めてあげましょう。
これが“自分軸”のはじまりです。
② 小さな「NO」を言ってみる

”我慢を手放す”といっても
今まで出来なかったことを
すぐに出来る人はいません。
いきなり大きな我慢をやめるのは
難しいこともあると思います。
だからこそ、日常の中で
小さな「NO」を言うことから
はじめてみましょう。
たとえば
”今、忙しいので後ででもいい?”と伝えたり
”自分の時間を確保するために
「今回はパスします」と言ってみる
”「それはちょっと苦手かも」と
本音を伝えてみる”とか
最初はドキドキしますが
自分に正直に行動した瞬間
驚くほど心が軽くなるのに気づきます。
③ 「我慢しない自分」をイメージする

”我慢をしない”ことをイメージすることも
すごく意味のあることです。
夜寝る前や、落ち着いた時間に
こんなふうにイメージしてみてください。
”自分の気持ちに正直に生きている自分”
”言いたいことを自然に伝えられる自分”
”誰かの顔色をうかがわず
安心して笑っている自分” です。
この「イメージの力」は
脳と現実を変える大きな力となります。
あなたの脳は、“イメージしたこと”を
「現実」として受け入れていくからです。
手放した分だけ、幸せは入ってくる

私たちは、手放した分だけ
新しいものを受け取るスペースが生まれます。
だから、「我慢をやめる」ということは
「幸せになるスペースを空ける」
ということです。
あなたが我慢を手放せば手放すほど
「本当に必要な幸せ」が
受け取りやすくなるのです。
これは、私が、今まで見てきた
数多くの相談者の方々にも共通しています。
”我慢を手放したら、思いがけず転職が決まり
収入も人間関係も好転した”
”人間関係に悩んでいた方が
自分の気持ちを素直に伝えたことで
長年の溝が癒えた” とか
”ずっと「いい人」を優先した方が
少しずつ「自分らしさ」を
表現し始めたこと魂から輝き出した” など
あなたにも、きっといい変化が起こりはじめます。
「我慢の先」には、本当の自由が待っている

あなたの中には
ずっとずっと今まで我慢してきた
小さな”本当の声”があるはずです。
その声を、どうか無視しないでください。
そして、ほんの少し勇気を出して
その声に耳を傾けてあげてください。
”我慢”から”自由”へ
”義務”から”喜び”へ
”怖れ”から”愛”へ
その流れが起きたとき
あなたの現実はまるで
魔法のように変わり始めます。
幸せになることを
あなた自身に許してあげてください。
我慢しなくても
あなたはもう十分すぎるほど
素晴らしいのですから。
運気アドバイザー杏花