自己成長の目標設定には他の人と比較する基準を自分目線にすることが大切です
人は何故か他人と比べたがります
今は多様性の時代だから
オリジナリティを優先すべきなのに
他人を意識して
周囲の人を基準に自分をみます
比べる場合に
今の自分を知り
成長の目標設定をしたり
何が不足しているのかを確かめたり
するのならいいのですが
今の自分を認めるために
下の人と比較して
成長しない言い訳にしたりもします
また周りの評価を気にしたりもします
そんな比較の方法も
間違った方法で行うと
自分に悪影響を及ぼします
でも有効活用すれば
いい比較にも変わります
目次
比べる場合のポイント
幼い頃から、わたしたちは
他人と自分とを比較し始めます
子供の頃は同級生や兄弟姉妹
チームメイト、友人と等と比べます
大人になるにつれて
比較の対象が増え
近所の人や同僚と比べたり
更には有名人と
比べたりするようになります
比べるものが成績であろうと
外見や収入、子供、家族、財産
あるいは見た目の幸せであろうと
他人との比較はむなしく
満たされない気持ちを
生むことが多いのです
他人と自分とを比べる場合に
大切な要素は”方法”と”視点”です
比較は減点方式をとらない
人と比べると
何故か虚しくなったり
悲しくなったりする場合があります
その原因は比べる場合に
減点方式で比べるから
むなしくなるのです
誰かと比べる場合には
必ず比較は自分より上に感じる人です
目標を上に掲げて目標とすることは
大切なことです
そこから減点方式で
自分に、出来ない事や足りないものに
フォーカスしていくと
自分がないことを強く感じます
マイナス部分だけを意識するばかり
無いことに視点を当てしまうから
むなしく感じるのです
これは基準を目標とする人から
自分を見ることの悪い例です
平均比較は目標値をさげる
比較する場合に平均点方式も危険です
学校の試験のように
満点が基準であるかのように思えますが
実は、この部分にも落とし穴があります
学校の試験にしても
入試や資格試験にしても
満点という基準に
目標を置く人は少ないです
満点という基準点に近い人は
そうかもしれませんが
ほとんどの方が
平均点や赤点などのボーダーラインに
基準を置いてしまいます
ダイエットだって同じですよね
周りを見てみて
あの人がやってないから
”今日はランニングやウオーキングを
やめとこう”とかも言うのも
そうすることで
目標値がさがり自分を成長させる
ものが低くなります
だから満点方式とはいうものの
場合によっては
平均点方式になり
成長を妨げるマイナスの要因になります
比較は加点方式で考える
人と比べることは
悪いことばかりではありません
基準となる目標を設定し
何が自分に必要か
何が足りないのかを比較して
必要なものを確認するなら
なにも問題ありません
視点が無いもを得るための
今の自分を基準におき
自分に付加するものを
加点方式で考えるからです
日本の場合が学校の試験や成績表で
評価するのも
基準をおいて不足する分を確認するためです
比較するにも自分より上の人を
目標の基準にすることは
いいことです
もちろん良い刺激をうけて
新しい目標ができたり
もっと優れた人になりたいと
思ったりするなど
比べることにはプラスの効果もあります
でも自分の足りない部分に視点を
置くまでは同じですが
ないことだけに焦点をあててしまうと
自分は劣っている感覚を持ちます
すると劣等感を感じてしまうのです
無いことで落ち込まない
比較することは
自分に無い物に焦点をあてると
今の現状と理想とのギャップに
意識が向きます
それが自分への悪影響になります
比べることによって
ギャップが生じることで
無いことが悪のような感じに
心をむしばみ
喜びを奪われ
ストレスが増し
さらにエスカレートして
機能障害行動に至ることもあります
また自尊心がむしばまれ
達成感を弱めたり
人間関係を壊したりといった
悪影響も及ぼします
人と比べることによって
恨みや妬みがうまれ
親しい友人や仲の良い家族との間に
過度の競争を引き起こします
比較して自分が無い物を
見つけたとしても
基準を今の自分においておくと
無い物は未来の自分の課題へと変わります
無いから自分が
劣っているのではありません
比較するには下を基準にしない
人間は欲望という本能があります
現状に満足せず常に
今よりも上に
理想(目標)を置きます
現状の自分に満足できないという
欲望や気持ちがあるから
上を目指して成長できるのです
成長させるために
だから他の人と比べたくなります
人と比較してないものを
得たいという感情から
常に足りないと感じ
今以上のものを求め
すでに手にしているものでは
決して満足できないという
成長を促す欲望が生まれるのです
昔に親に欲しいモノがあったら
”〇〇ちゃんが持ってるから
欲しいって”言ったことありませんか?
あれは子どもなからの
人間の素直な本能です
でも、あの時に親から
なんて言われましたか?
”〇〇ちゃん家(ち)は
〇〇ちゃん家(ち)”
”家(うち)は家(うち)” つて
あれは子どもを納得させる
決めセリフのように使われましたが
実は、あの セ・リ・フ 危険ですよ!
実は比較する場合に
下と比較しなさいと
子どもに教育しているようなものです
あんな事を子どもの思想に植えつけると
下をみて上を目指さない子に
育ちますよ!
さらに自分を安心させるために
比較も下の人と
比べるようになってしまうと
正直で偽りのない生き方が
できなくなるのです
それどころか
いつも他人を意識するようになり
どう感じるか、何がほしいのか
どう生きたいのかを
自分で決められなくなってしまいます
そんな下と比べるものは
なるべく辞めましょう
比較を上手く使っている人は
一方で、自己肯定感が強い人は
自分に最善の方法で
また自分の価値観や状況にあった方法で
生きていることがわかっているので
誰かと比べる必要がありません
常に誰かと比べるという
悪い習慣が身についていると
この習慣を変えることは
特に難しく
感じるかもしれません
そんなときには
自己認識の再確認と
ちょっとしたトレーニングが
大いに役立ちます
その方法は目線を自分に置いて
基準を自分にすることです
比較するときは
自分の目標があって
その人から自分を下に
見る目線になりがちです
だから基準から下の自分をみて
劣っていると感じてストレスや
劣等感を感じるのです
目線を自分に置いておくと
そこが基準となり
自分が必要なものが見えてきます
目標となる人と比較して
何がたりないのか?
その穴埋めをすればするほど
今の自分が成長していきます
これが加点方式の比較です
基準からマイナス面だけを意識しない
比較も自分に基準を置いて
そこから無い物をプラスしていく
加点方式の方が今の時代にマッチします
今の時代は多様性の時代です
個性というものが重要視されます
つまり今の自分を生かして
無い物をプラスしてバージョンアップすると
自分に磨きがかかり
さらに自己というものが光を放ちます
目標設定を上の人にあてるのは
なにも問題はありませんが
見方によっては基準がその人になり
比較して足りないものを補っていくと
まるで、その人のコピーや
ミニチュア版になってしまいます
すると自分の個性という
オリジナリティが消えることになります
だから比較するのにも
加点方式が理想とされるのです
自分を基準に比較する
自己成長の為の基準は
今の自分自身です
目標を持ち
その目標との間の距離を
近づけるために必要なものを
見つける比較は大切です
でも、その場合の視点(基準)は
自分自身です
無い物に意識を向ける場合も
自分に加算するものを見るという
意識が必要です
誰かと比べる場合も
自分が何を身につけて
バージョンアップするとで
成長することのアイテムを
見つけるための比較が大切なのです
その思考が自分に持てるようになると
そして比べるものが減少していき
比較するのを辞めたときと同じ
幸福度や自尊心が高まり
人間関係が改善してストレスが
減りはじめます
これを感じれるようになると
比較というものが
いい意味で自己成長につながるものに
変わります
もう一度、自分自身が比較して
感じてたり考えていることを
見直してみませんか?
運気アドバイザー 杏花(きょうか)