真面目な人が努力しているのに成功できないのは努力の質が原因です

私たちの周りを見渡すと
”どうしてあの人はあんなに真面目に
コツコツと頑張っているのに
報われないのだろう?”
と思えるような人がいます。
毎日遅くまで働き、周りに気を配り
人のために尽くしている。
だけど現実は給料も上がらず
チャンスも巡ってこない。
それどころか、要領よく振る舞う人が
スルスルと成功していくのを横目に
心の中で
「私はこんなに努力しているのに」と
心に悩みを抱えてしまう真面目な人が多いです。
そんな「真面目な人が成功できない理由」について
”運氣と関係”という視点から原因を紐解いていきます。
目次
努力と成功はイコールではない

真面目な人が
なぜ報われないのでしよう?
それを考えるときに
まず最初に理解してほしいのは
「努力」と「成功」は
イコールでは、ないということです。
私たちは子どもの頃からの
親や学校、周囲の大人の人たちから
「努力すれば報われる」と
教わってきました。
学校から帰ったら
宿題を毎日、真面目にやり
テスト勉強をすれば成績はよくなる。
受験勉強をコツコツ
と継続すれば目標とす学校に合格できる。
そういう環境で育ってきた私たちは
知らず知らずのうちに
頭の中に「努力のあり方」は
刷り込まれて
大人になってからも
「努力をしていれば必ず報われるはず」
と信じてしまいがちの人が多いです。
しかし、社会にでると
学校のテストや成績表のように
数字で評価される機会はありません。
成功には「努力」だけでなく
「方向性」と「エネルギーの質」が
大きく関係しています。
同じ作業に100時間を費やしても
ただがむしゃらに
同じことを繰り返し働く人と
戦略的に自分の才能を活かす人とでは
結果が大きく違ってくるのです。
つまり一見、同じような行動にみえますが
努力の質が全く違うのです。
真面目な人のマイナス特徴

昔から「努力すれば報われる」という
思考の刷り込みで、失敗してしまう点には
次のようなものがあげられます。
完璧主義にこだわりすぎ
真面目な人の間違った思考は
結果に完璧を求め過ぎることです。
例えば
「失敗してはいけない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
と思いすぎの面があります。
そのため、本幹から離れた
小さなことにまで
エネルギーを注ぎ過ぎて
結果として、本幹の大切なことに
時間やエネルギーを
使えなくなってしまうという
マイナス要因があります。
今の時代は、ビジネスの世界では
「完璧よりスピード」が大事な場合もあります。
だから80点でも形にして
世に出せば、あとから改善できますが
100点を求めて出さなければ
チャンスそのものを逃してしまいます。
よくスマートフォンやパソコンなどの
アプリやソフトは頻繁にアップデートが
おおこなわれますよね。
そんな、後からでも対応できるモノは
スピードがとなる場合もあります。
人に「与えすぎ」
真面目な人は、優先順位を
間違えるときも多いです。
真面目な人ほど
人に頼まれると断れきれません。
周りの期待に応えようと頑張りすぎて
自分のエネルギーや時間を削ってしまいます。
すると、自分が本当に
今、大切な、やるべきことが
後回しになって
結果や成果が遅くなる場合があります。
与えること自体は素晴らしいのですが
成功する人は「与えること」と
「自分の軸を守ること」のバランスを
うまくとっています。
視野が狭くなりすぎ
真面目な人ほど
本人が思っているより視野が狭いです。
一度、成功という結果が得られると
真面目さゆえに
「一つのやり方」に固執してしまう
ケースが多いです。
思うような結果が出たら
同じプロセスをふむことで
同じ結果が得られる再現性こそが
正しいやり方だという
「これは、こういうものだ」
「こうあるべきだ」という
固定概念に縛られて
柔軟な発想ができなくなります。
一方で成功する人は
新しい方法を試し
失敗を恐れずに方向転換します。
真面目な人が
「一直線」に頑張っている間に
要領のよい人は
「うまくショートカット」して
「もっと上手くいく方法があるはずだ!」
と考えて
次の結果を手に入れてしまうのです。
成功する人は「遊び心」を持っている

ここで一つ大切な真実をお伝えします。
成功する人ほど
意外と「真面目すぎない」ということです。
成功する人は、努力も怠りませんが
どこかに「遊び心」や
「心や思考に余裕」があります。
なぜかというと、遊び心は
「柔軟さ」を生み出し
直感を働かせられるからです。
真面目な人は「失敗しないように」と
頭で考えす過ぎて
「当たり前」「世間の常識」という
王道を進もうとします。
成功する人も
もちろん王道を進みますが
ちょっと道を外れたところにあるモノや
「こっちを選べるば面白そう」
「こっちの方が楽そう」などと
新しい道を試してみようと
道のそばにあるものを拾らう
軽やかがあります。
確かに王道を進めば
結果にも恵まれますが
あなたの思っている以上のモノは
得られません。
運は、重たい人ではなく
軽やかな人のところに流れ込んでくるものです。
楽しさから運気はアップする

運氣を上げるには
ワクワクするように
感じるものが大切です。
真面目に努力することは大切です。
でも少しでも、自分の心を明るくする
「楽しさ」「面白さ」を
ちょっとでも取り入れると
大きく変わる場合があります。
運氣の世界では
エネルギーは同じ波動のものを引き寄せます。
真面目すぎて「不安」「緊張」「不足感」を
抱えたまま努力していると
そのエネルギーが現実にも反映されます。
つまり、どれだけ頑張っても
「不安を埋める現実」しか
やってこないのです。
一方で、「どうにかなる」
「どうせやるなら楽しみながら挑戦しよう」と
軽やかなエネルギーで努力する人には
自然とチャンスや人脈が集まってきます。
真面目な努力はもちろん大切ですが
ちょっとした気持ちや思考を
行動に乗せると
あなたのエネルギーの質が
結果を大きく変えていきます。
真面目さを成功に変える3つのヒント

真面目な努力を成功に
結びつけるにはどうすればいいのでしょうか?
それは、努力に次の3つを取り入れてみることです。
① 「完璧」より「前進」を選ぶ
まずは100点を目指すのではなく
60点でもいいから動いてみましょう。
やってみて、何かのトラブルが発生したら
あとで改善すればいいし
失敗したら、それを学びに変えて
またチャレンジすればいいのです。
『臨機応変』や『行動は力なり』
という言葉があります。
行動のスピードが運を動かします。
② 「自分を優先する勇気」を持つ
他人の期待に応えすぎると
自分の夢や目標が置き去りになります。
「私はどうしたいのか?」を常に意識し
自分の中で優先順位を決めるこことで
あなたのエネルギーを有効的なものに
使うことができます。
③ 「遊び心」を取り入れる
ときには真面目さを手放し
あえて遊んでみる。
寄り道をしてみる。
新しいことにチャレンジしてみる。
そんなちょっと道を外れることをすると
新しいモノに触れることができて
あなたの視野が広がり
思いがけないヒントが見つかったりします。
真面目の質をアップしましょう

あなたが真面目にコツコツと努力してるのに
結果が出ないのならば
努力の質のアップを意識してみましょう。
真面目であることは
決して悪いことではありません。
むしろ、あなたが多くの人から
信頼され長く愛される大きな魅力です。
ただ、その真面目さが
「重さ」や「硬さ」になってしまうと
せっかくの努力が結果に結びつかなくなります。
成功するために必要なのは
努力の「量」よりも「質」と「軽さ」です。
真面目さに柔軟さを加え
努力に遊び心を乗せる。
そうすると、あなたの真面目な努力は
一気に花開き、運は味方し始めます。
どうか今日からは
「努力しているのに報われない」と
悩む代わりに、自分の努力に
少し笑顔と遊び心を加えてみてください。
必ずそこから、新しい扉が開いていきます。
運気アドバイザー杏花(きょうか)