自分が悩み苦しんでいるものは何ですか?それは未来への課題かも?


お釈迦様は35さいで仏のさとりを
開かれた時に
人生は苦なり”とおっしゃいました

みんなから
あの人は楽しそう
何の悩みもなさそうと
思われている人もいます

しかしお釈迦様は
そんな人でも
実は苦しんでいて
苦しみのない人はいないと
説かれています

悩み苦しみのない人なんて
誰もいないんだよとはっきりと
教えてくれています

人は成長する生き物です
何か問題や課題に立ち向かう
ことにより
頭を使って考えるから成長がうまれます

悩みや苦しみも成長するチャンスを
与えてくれているものです

苦しみは四苦八苦


苦しみとはなんでしょう?

お釈迦様の仏教の教えには
”苦””四苦八苦”あると言われています

”四苦”とは”生老病死”
つまり 生まれてきたことも
歳を重ねていくことも
病気になることも
そして死んでいくことも
苦しみだとされています

そして八苦

四苦に加えて

愛別離苦・・・愛する家族や人との別れる苦しみ
怨憎会苦(おんぞうえく)・・・怨み悩んでいく者の苦しみ
求不得苦(ぐふとくく)・・・欲しいものが手に入らないくるしみ
五蘊皆空(ごうんしゅく)・・・生きているだけで苦しみが湧いてくる苦しみ

が人の生涯に与えられた苦しみも
人が成長するための課題だと
されているのかもしれません

悩む原因は不安から

人は色んな場面で悩みます

悩みは教えてもらったものではないのに
誰もが持っているモノです

それは自分の本能である
自分を守るための
防衛機能が働いている証拠です

つまり先の見えないものに
不安を覚えることで
注意力を強化したり
行動を抑えるために
無意識に本能が働くのです

お化け屋敷に初めて入るときを
思い浮かべてください
どんなお化けが出てくるのか
どんな風に驚かされるのか
分からないから
不安で前に進むのを躊躇しますよね

それと同じです

でもお化け屋敷も2回目以降なら
驚かされるパターンや
中の構造などが分かっていたら
少しは不安な気持ちが解消されて
初めての時よりも進みやすいはずです

悩みとは自分が立ち向かう課題に対して
意識を強くもたせるものです

悩みは課題と考える


悩みがおきるときは
自分に与えられた課題が
あるときです

課題とは自分に与えられた
これから先や目の前の問題です

それを解決したり対策をすることで
必ず乗り越えられるものです

悩みには
家庭や職場での人間関係
恋愛や勉強のしかた
ときには生きる意味がわからなく
なったという深刻な悩みもあります

ただ悩みというのは
自分が何に悩んでいるのかが
はっきりすれば
ほとんど乗り越えられるということです

逆に自分が何に悩んでいるのか
悩みの原因がわからないから
必要以上に不安になったり
腹をたてたり
疑心暗鬼になってしまうのです


たとえば体調が悪い時
自分が何の病気かわからないと
ますます不安になります

ひょっとしたら
深刻な病気じゃないだろうかとか
悪い考えが頭をめぐってきます

そんなとき
病院にいって診察を受けて
胃炎だとはっきりすると
もうあれこれと思い悩む必要はなくなります

あとは治療だけです

悩んでいるとき少し落ち着いて
自分が何に悩んでいるのかを
振り返ってみましょう

なんだ、こんなことに悩んでいたのかと
気持ちが軽くなって
解決の方法がはっきりして
目の前が開けるものです

人は悩んで当たり前


人は悩んで当たり前です

誰もが現状よりも
いい未来を望みます

自分の願望と現状とのギャップが
あるから
その差を埋めるものを見つけ出すために
本能から悩みが生じるのです

つまり悩みとは
自分に与えられた
現状より良くする為の課題です


悩みが多いほど
自分が未来に対する課題
未来を良くするチャンスを
もらっているのと同じです

悩みも苦しみだと感じると
心が重く悩みも辛く感じて
その悩みに立ち向かう行動の
妨げとなります

だから悩みも
”自分の幸せな未来の課題”と考えて
課題を解決するごとに
幸せになるものだと考えれば
行動も加速します

モノは考えようです!

ちょつと悩みに対する考え方を
変えてみませんか?

運気アドバイザー 杏花(きょうか)