自分のレベルアップには相手の幸せを喜ぶ習慣を持つことです

他人の不幸は蜜の味という

言葉があります

人間は他人の不幸を見て
同情するばかりではなく

ときには

それ見たことかという気持ちになる
ダークな性質ももっているのです


これはドイツ語で
”シャーデンフロイデ”
といわれる感情で
ねたみの感情と表裏一体である
といわれています

自分に劣等感を感じさせていたモノを
相手がつまづくことで打ち消して
不安や恐怖をかき消したり
自分を正当化して
気分がすっきりするという構図です

ストレスを解消する為には
大切なものかもしれませんが
自分が幸福を得るには問題があります

インプットされる情報

自分の現状を知るためには
他人と比べることも必要です

でも、いつも他人と張り合い比較する為に
他人の不幸を喜ぶような考え方でいると
幸せを感じることはできません


他人が失敗したもので
一瞬気持ちが
すっきりさせることは
ストレス解消には意味がありますが

そのことだけに偏りすぎると
自分自身の状況は
ひとつも変わっていきません

自分と悪い人との比較は
下をみて自分の現状維持を
正当化しているのと同じです

その比較の基準となる情報は
私たちが必要なモノだけではありません

私たちに入ってくる情報は
自らが必要とするモノを
ソーシャルメディアで検索したり
書籍や人などを介した
必要なモノもありますが

自分の外部から発信される
テレビやSNSや動画配信や
新聞・週刊誌などから入ってくる
望まない情報もあります
特にこの望まない情報はくせ者です

人の不幸で自分を評価してしまう

私たちの周りにある情報で
受動的に入ってくるモノは
注意が必要です

そんな無意識にインプットされる情報を
活用して自分を評価してしまうからです

特にテレビや週刊誌などの情報は
良いニュースもありますが

どちらかというと
報道や週刊誌の記事は
自己や事故や盗難・殺人などや
芸能人の不倫騒動や薬物使用など
人の不幸などの方が
多く取り上げられています

その理由は
人が無意識に他人の不幸の情報を
求めているからです

なぜなら人の不幸な情報発信の方が
視聴率が高いからです

他人の不幸で自分をはかるの?

なぜ人は他人の不幸を
好んでしまうのでしょう?

その理由は
人は他人と比べてたがるからです

自分という存在を
他人と比べて
今の自分の評価を確認する為です

そして、その評価も
自分が価値のある存在だと
いうことを認めて
存在価値を確認して納得させるのです

ただし下をみれば下があるし
上をみれば上は沢山あります

でも何故か下を意識して
自分の価値・評価を比較し易いです

成績という基準のデメリット

なぜ他人と比べるときに
下と比べてたがるのでしょう?


その理由は
子ども頃の成績表(通知表)や
テスト成績にあります

日本人の場合には
中学校までの義務教育では
学校での評価は成績表によって
自己の評価がなされます

成績表の本来の目的は
他人と比べるのではなく
自分の勉強の進捗状況を
確認したりして
学ぶモノを再認識し
現状を認識して
今後のステップアップの
学びにつなげるものです

でも、それが何故か
平均思考が生まれ
平均的なものが基準化されます

だから平均値より下を嫌うから
下を意識するのです

その平均思考が
人の不幸を意識する原因です

平均的な思考の生みの親

本来は
”常に人は上を目指す”モノですが
なぜ平均思考を目指すのでしょう?

それは子ども頃に
成績表を家に持って帰った時の
両親などの対応が原因のひとつです

平均より上の成績なら
褒めてもらえるのですが

成績が平均よりも下だった場合に
”せめて平均までは頑張れ!”なんて
言葉をかけられてませんでしたか?

その洗脳が良くなかったのです

いつの間にか平均値が
当たっり前・平均が基準という認識が
頭の中に焼き付いてしまいます


なぜか自分は平均値より上という評価で
満足感を得てしまうのです

現状維持思考

人は現状維持思考を持っています

この思考は現状維持バイアスといって
”変化を拒む”傾向にある思考です

そのメリットは
新しいモノへのチャレンジするにあたって
現状との比較に必要なリスクやコストなどを
確認するには必要なものです

でも、場合によっては
変化や新しい知識や技術や
トレンドの取り入れなどに対応が
遅れる原因になります

リスクを背負ったり
無駄になるかもしれない投資より
現状を維持できるのなら楽です

人は論理的な思考で考えます

楽な道を選択する理由づけの為に
都合のいい情報をインプットする
行動をとるケースがあります

その理由を自分より下の人
自分より状況の悪い人を
利用するために
他人の不幸や悪いなどのニュースを
上手く活用するのです

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下を見ずに上をみよう!

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私たちが現状よりも
より良い状況・環境を手にするには
上を見つめる必要があります

目標が明確でないと
自分が歩むべき一歩が踏み出せません

それなのに
ニュースや雑誌やSNSなどで
人の不幸など下を見ると
どこからか現状維持の納得感がでて
前に進むことができなくなります

あまり自分にとって
悪い情報はシャットアウトするのも
ひとつの方法です

情報を上手く活用する

私たちに入ってくる情報は
良い情報も悪い情報もあります

どんな情報であれ活用方法はあります

でも場合によっては
自分にとって悪影響を与えるのなら
シャットアウトするのもひとつ方法です

特に自分が他人不幸を笑ったり
他人と比べて自分が卑屈を感じるのなら
それはシャットアウトするべきです

とは言って
情報は意識しなくても
勝手にインプットされるモノもあります

そんな時は、発想の転換です

視点の切り替えや
思考の切り替えで
自分にとって都合よく切り替えは可能です

原点は”上を向く”です

自分が得た情報で
”下を向いている”と感じたら
思考・視点を切り替えてみましょう

相手の幸せを喜ぼう

人間の持つ本能は
自分と比較して
周りの人たちの不幸な情報を
無意識に集めます

そして自分が前に進む時に
大きな課題や問題が障害となり
上手くいかないストレス解消に
使ったりします

それだけなら、まだましですが
場合によっては
マイナスの感情を増やし運気を落とします

いつの間にか
自分を正当化する為に
誰かの失敗を望んだりするようになります

そうならない為には
他人の幸福を賞賛するのです

海外ではスポーツでも
音楽などの芸術でも
スタンディングオベーションで
素晴らしいモノ・コトを
称える文化があります

その良いエネルギーを使うことで
自分に幸福感を与えます

喜んだりするエネルギーを
自分が楽しくなるような
夢を描くように
使ったほうがずっと得策です

人の不幸を望むより
人の幸福を喜べる習慣を
持ってみましょう

持てば持つほど
自分も幸せな方向に向かいます

運気アドバイザー 杏花(きょうか)