いい部分も悪い部分も”人の振り見て我が振り直せ”とはよく言ったものです


人の振り見て我が振り直せ
とはよく言ったもんです

言葉では教えてもらえなくても
自分が感じたコトやモノで
物事の真意を感じる時があります

自分以外の人がされている
いい行動や悪い言動をみたら
その場で喜怒哀楽を感じます

感じの良い人だなぁ とか
態度の悪い人だなぁ とかです

その評価も人の判断だけでなく
自分に当てはめてみると
自分の言動も
”もしかしたら自分も?”って
思い当たる節がありませんか?


そんな時こそ
”人の振りみて 我が振り直せる”
チャンスです

サイレントマジョリティ


よく接客業の人たちが
使われる言葉に
”サイレントマジョリティ”
という言葉があります

サイレントマジョリティとは
欅坂46の曲ではありません (笑)

静かなる大衆 とか 物言わぬ多数派 と
言われている人たちです

つまりサービス業などで
なにかのクレームをつけられる場合には
お店側が直さないといけない事や
直接、お客様の言いたい内容が
言葉として伝わります

でも実際は何かのトラブルの時には
クレームも言わずに
自分の心の中で消化して
”もう二度とこの店には行かない”と
判断される方が多いのです

実際に何かに対してのクレームを
直接言ってくるのは4%で
残りの96%もの人は
何も言わずクレームがあっても
自分の中で処理されているという
”グッドマンの法則”として有名です


つまり何もクレームなどのモノを言わないで
そのお店の顧客から離れていく人たちのことを
”サイレントマジョリティ”といいます

サイレントマジョリティは顧客だけではない


サイレントマジョリティと言われる方は
サービス業の顧客(お客さん)だけではありません

実は人間関係も同じです

いくら仲がいい人でも
もしかしたら恋愛のパートナーだって
そうかもしれません

何か問題があれば
口に出して言っても問題ない関係なら
いいのですが
いくら仲がいい人であっても
相手に気を使ったり
相手を重んじるばかり
口に出して言わない人の方が多いです

とくに最近はマッチングアプリで
知り合ったり恋愛関係などへ
発展する方が多いです

そんな関係なら
私のように
仲のいい人で相手がどんな人か
分かっている場合には
ズバズバと相手の心の中に
土足で踏み込んで
”悪いものは悪い” とか
”こうして欲しい” とか
言える人ならまだしも
ほとんどの人は
口に出しては言えませんよね

私も仲のいい友達ならまだしも
本当の最愛なるパートナーには言えませんけど・・・


それがサイレントマジョリティになるのです

つまり心の中で思っている事を
口には出さずに
最初はガマンすることから入ります

そしてガマンが溜まり溜まってしまうと
離れるとか 少し距離を置くとかの
行動に現れるのです

そんな人達は自分の周りにも
人間関係の中でも
たくさんいるのです

自分を見直すチャンス


そんな口に出して自分の思いを
伝えない人たちと上手くやっていく方法は

”人の振り見て我が振り直せ”です

自分の周りには様々な人たちがいます

言動を観察して
いいものは自分に取り入れ
悪いものを自分がしていると
感じたら言動を見直すことです

そうすることで
自分という人間にも磨きがかかり
成長していくのです


”列は乱すなと ルールは説くけど
その目はしんでいる”
 と
欅坂46のサイレントマジョリティの
歌詞にあるように・・・

”やっぱり欅坂46???”

そうではなくて
その歌詞のように
人の行いを正すのもいいですが
自分も正すチャンスなのです

周りの人から自分が成長できるものも
たくさんあります

店員さんの気遣い


店員さんの気遣いで
このお店にまた通いたいなと思うこと
ありませんか?


私は古着屋さんが好きで
よく通っています

そのショップは
名前を覚えていてくださったり
お会計のときに
エコバックをもっているので
お店の袋がいらないのを
分かっていてくださったり

荷物をまとめてくださったり

試着のときに椅子を用意してくださったり

荷物を預かってくださったり

適正価格で販売されているショップでは
そのようなサービスは
当たり前におこなわれているのかも
しれませんが
古着屋さんでは
細かいサービスはないように思います

丁寧に接客をしていただけると
心があたたまりますし
そのようなお店で購入し
また訪問して
お金をおとしていきたいと思います

みなさんもそう感じますよね

悲しい接客


ショップでも良いお店ばかりではありません

逆に先日、悲しい接客を受けました
最近は行けていなかったのですが
一時期たびたび足を運んでいた
お香屋さんです

以前までは
店主の方は愛想がいい感じの方でした

愛想がいい方だと思っていたのですが
先日、久しぶりに
お塩を購入したい!と思い

お香屋さんの前を通りかかったので
お塩はありますか?と聞いたところ
それまで愛想のよかった店主が
うちはそんなのやってないです
系統が違いますのでねとぴしゃり

”お塩は置いていないのですよ”
普通に伝えてくださればいいのに

虫の居所が悪かったのか

ふんっという顔で
接客対応されました

そんなちょっとしたした事ですが
冷たい接客に思えて
もう、このお店に行くのはやめようと
思いました

今までの積み上げてきた
いい感じの接客対応でのイメージも
一瞬の対応で消えてしまいます

接客ひとつでお客さんは
また通いたいと思うか
もう二度と行かないと思うか
の選択になり後者の方が
どちらかというと多いと思います

周りの人から感じて取り入れてましょう


私たちの周りでは
いろんな人たちがいて
自分が直接的に感じるものや

人の行動から間接的に感じるものなど
たくさん参考になるものが豊富です

だから”人は人 自分は自分”ではなく

これもまた
人の振り見て我が振り直せ”を思い出して
自分を磨く材料になります

すこしの意識づけで
自分に取り入れたり改めたりできます

周りの人の言動に
すこし意識を高めてみませんか?

運気アドバイザー 杏花(きょうか)