これからの時代に優先すべきスキルは『問題解決力』より『課題発見力』です

私たちの人生では
日々さまざまな問題に直面しています。

ビジネスや学校の中で
家族間や友達との関係などから
私たちは常に与えられた
”課題や問題を解決する”ということで
現状よりステップアップした
ステージチェンジで
より良い生活や人生をおくることができます。

だから、今までの時代であれば
”問題解決力”が重要視されてきました。

でも今の時代は情報化社会です。
ソーシャルメディアを使えば
さまざまな問題の解決策や案は
見つかります。

実は、これからの時代は
”問題解決力”よりも
自分が直面している課題や
これから先に抱える課題を発見する
”課題発見力”が大事です。

課題を見つけ出し
その課題を解決することで
自分自身の人生のステージが
どんどんステップアップしていきます。

そのステージチェンジには
”問題解決力”と”課題発見力”は
どちらも欠かせないものです。

そんな必要な力も今の時代は
”問題解決力”よりも重要なのは
”課題発見力”だと考える人が増えてきています。


それは私たちの住む環境が
情報過多の時代に入り
大きな変化変化をもたらしました。

これからの時代は
”問題解決力”よりも
まず優先すべきは”課題発見力”の方です。

「問題解決力」とは？

”問題解決力”とはなんでしょう。

これは、目の前にある問題に対して
適切な方法で解決策や対処方法を見つけ出し
実行し解決に向かう力のことです。

例えば、職場で新しいプロジェクトが始まり
プロセスを消化中に
何かしらの壁や障害が発生したとき
その問題点を見つけだして
どのように解決するのか？を
考える力が”問題解決力”です。

”問題解決力”は非常に重要なスキルで
日常生活から仕事まであらゆる場面で求められます。

この力が欠けていると
いつまでも問題が解決されず
現状が改善されません。

問題が改善・解決されて初めて
現状を打破できるのです。

だから”問題解決力”は、すごく大切です。

しかし、この「問題解決力」が
効果的に活かされるためには
それよりも先に
「どんな問題があるのか」を正しく理解し
見つける必要があります。それが”課題発見力”です。

「課題発見力」とは？

”課題発見力”とはなんでしょう？

”課題発見力”とは
読んで字のごとく
目の前にある課題や問題を
早い段階で見つけ出す能力のことです。

私たちが何かを改善しようとしたとき
最初に必要なのことは
「問題を見つけること」です。

問題がどこにあるのか？を
正確に見極めないと
必要な解決策を見つけ出すことができません。

例えば、あなたが会社で新しい商品を
企画しているとしましょう。

このとき、「売れる商品を作ろう」
という目標だけでは
実際に何を改善すれば良いのか
どこに問題が潜んでいるのかが見えません。

しかし、消費者のニーズや市場の動向
既存の商品が抱える課題などを
発見することができれば
その後の「問題解決」が
だんだんと明確になってきます。

その課題を見つけることこそ
すごく重要になってくるのです。

課題を見つけることの重要性

”課題発見力”がなぜ重要かと言うと
問題を解決するためには
「何を解決すべきか」を知っていなければ
ならないからです。

間違った課題を見つけてしまうと
解決策も的外れになり
時間やリソースを無駄にすることになり
解決・改善するまで遠回りすることとなります。

例えば、あなたが風邪をひいたとき
「頭が痛い」という症状を感じるかもしれません。

もし「頭の痛み」を解決しようと
頭痛薬を飲んだりしたりしても
風邪が本当に引き起こしている問題
（例えばウイルスによる感染や免疫力の低下）を
解決していない限り
根本的な改善には繋がりません。

つまり、「頭の痛み」という表面的な課題を見て
そこで解決しようとするだけでは
解決できないということです。

このように、問題の”根本原因”を発見する力が
”課題発見力”の大切な部分なのです。

課題発見力を養うためには

では、”課題発見力”を養うには
なにが必要なのでしょう？

それは次にあげるものを高めることです。

1. 観察力を高める

課題を発見するためには
まず物事をよく観察することが大切です。

周りの状況や人々の言動に注目し
何が問題なのかを把握することが必要です。

例えば、職場で効率が悪いと感じたとき
単に遅れている業務を改善しようとするのではなく
業務の流れそのものに何か改善点が
あるのではないかと考えることが大切です。

2. 問題を深掘りする

目の前の問題をただ解決しようとするのではなく
その背景にある要因を探ることも重要です。

例えば、「遅刻が多い」という問題があった場合
単に個人の責任にするのではなく
なぜ遅刻が多くなったのか
何が原因でその状況が発生したのかを
深掘りして考えます。

このように、問題の根本的な原因を
見つけることが「課題発見力」の一環です。

3. 柔軟な思考を持つ

課題発見には、固定観念にとらわれない
柔軟な思考が必要です。

例えば、いつもと同じ方法で
問題を解決しようとしても
上手くいかないことがあります。

そのため、状況に応じて柔軟に発想を変え
新たな視点で課題を見つけることが重要です。

「課題発見力」を生かす

”課題発見力”を高めると
問題解決力も格段に向上します。

なぜなら、正しい課題を見つけて
それに対して適切な解決策を
効果的にスムーズに
見つけることができて
すぐに対応することができるからです。

”問題発見力”は
自分の仕事や生活においても
どんな小さなことでも
「何が問題なのか？」を考えることが大切です。

例えば、家庭内で家事がうまく回らないと感じたとき
単に家事を分担するだけでなく
「なぜ家事が滞っているのか？」といっいた
根本原因を考えてみましょう。

もしかしたら、時間が足りないとか
効率的に分担できていないとか
あるいはどこかに
無駄が発生しているのかもしれません。

そういった視点を持つことで
問題をより根本的に解決することができるのです。

これから優先すべきもの

”問題解決力”と”課題発見力”は
どちらも重要な能力です

実は”課題発見力”こそがより根本的なものであり
私たちの生活や仕事において
真の改善をもたらすファーストステップになります。

できることなら問題が起きる前や
または問題が表面化する前に
事前に適切な課題を見つけ出す力があれば
より良い結果を生むことができます。

特に今の時代は情報過多社会です。

問題の解決方法や改善方法などは
ソーシャルメディア上に答えやヒントが
拾えたりできます。

その方法を見つけるにも
まず問題・課題を見つけることが
できなければ検索で探すこともできません。

だから”課題発見力”を養うことで
私たちはより効率的に
そして効果的に問題を
対処することができるようになります。

これからは”課題発見力”を養うことが
すごく重要になります。

運気アドバイザー　杏花（きょうか）