クオリティー・オブ・ライフ〜人生をもっと大切にする考え方〜

”クオリティー・オブ・ライフ(Quality of Life)”
という言葉を聞いたことがありますか?
日本語訳すると
”生活の質” とか
”人生の質” と訳される言葉です。
近年では、医療や福祉関係の場や
仕事の働き方や、子育てなど
さまざまな場面で
注目されるようになっています。
この”クオリティー・オブ・ライフ”について
知識を深め、自分の人生に思考を取り入れることで
幸せで・豊かな人生にかわりはじめます。
幸せに生きるとは

私たちは日々、様々なことを
考えながら生きています。
”健康でいたい” とか
”仕事も大事だけど、家族との時間も充実したい”
”もっと趣味などを楽しむ時間を持ちたい”
”旅行などで、さまざまな場所を訪れみたい” など
そんな日々の中で
”ただ生きている”だけではなく
”どれだけ満足して生きられているか?”
ということが
”クオリティー・オブ・ライフ”の
考え方につながってきます。
”クオリティー・オブ・ライフ”とは
人が自分らしく
できるだけ幸せに
満足して生きていける時間”
を大切にする考え方です。
この考えに基づいて
思考し選択し
今までとは違った過ごし方をすると
自分の人生が、どんどん豊かになっていきます。
”クオリティー・オブ・ライフ”を考えるときのポイント

”クオリティー・オブ・ライフ”を
思考に取り入れる場面は大きくわけて
4つのポイントから考えるのが近道となります。
身体の健康
自分が幸せで豊かな人生を歩むためには
身体は大切です。
病気がなく元気でいることは
”クオリティー・オブ・ライフ”には
とってとても重要な要素なのです。
とはいっても人間ですから
身体のどこかに不具合がおこります。
でも、たとえ病気だったり
持病を抱えていても
うまく付き合いながら
自分らしく生活できることも大事です。
心の健康
身体と同じくして
心の問題も健康でいることは大切です。
なるべくストレスが少なく
安心して過ごせること。
いつも笑顔でいられることも
”クオリティー・オブ・ライフ”を
高める大きなポイントです。
人とのつながり
”クオリティー・オブ・ライフ”を大切にするには
家族、友達、職場の人たちとの関係も大切です。
人間関係も、様々な価値観をもった人がいます。
だから誰にでも好き嫌いはおこります。
でも、誰もが人との関係は切っても切れない
環境に置かれています。
そんな環境の中で
全ての人へ同じ対応をする必要はありませんが
誰かと話すだけでも
気持ちが軽くなることってありますよね。
そのだいなモノは挨拶です。
人は”挨拶”からはじめてみるのも
一つの方法です。
自分らしさ
”クオリティー・オブ・ライフ”を考える上で
最も大切なことは
”自分らしさ”ということです。
その為に大切なことは
”自分で選んで生きる”という感覚です。
人はなぜか周りの人の目を気にしたり
自分以外の人からの期待に応えようとします。
”みんながしてるから”とか
”それが世間の常識”とかで
選択を決めてませんか?
自分の本当の望むものを選ぶ
そのことも”自分らしさ”につながります。
医療の現場で注目

”クオリティー・オブ・ライフ”という考え方は
近年では医療現場で多く取り入れられています。
以前までは”病気を治すこと”だけが
医療の目的とされていましたが
今は少し違います。
たとえば、がん治療の場合は
延命治療をしても
副作用で生活が苦しくなってしまうこともあります。
そういったとき選択肢の一つとして
”どうすればその人が一番幸せに過ごせるか?”
という視点がとても大切になります。
最近は、「治療によってどれだけ生活の質が上がるか」を
考えながら、治療方針を決めていくことが増えてきています。
これは、患者さん一人ひとりと向き合って
”クオリティー・オブ・ライフ”を大切にしよう
という考え方が広がってきている現象の一つです。
毎日の暮らしに”クオリティー・オブ・ライフ”を取り入れる

”クオリティー・オブ・ライフ”を高めるために
特別なことをする必要はありません。
日々の小さな心がけでも
生活のクオリティはグッとよくなります。
たとえば…
朝起きたら深呼吸してみる
好きな音楽を聞く
家族や友達と話す時間をつくる
ちょっとした運動をしてみる
など、考えると
意外と直ぐにやれることはみつかります。
それを少しずつでも実行してみることです。
こうしたちょっとした工夫で
気持ちが明るくなったり
元気が出たりします。
その行動が
”クオリティー・オブ・ライフ”を
少しずつ上げていくことにつながります。
自分にとっての豊かさとは?

すべての人は全く違った価値観を持っています。
だから”生活の質”も感じ方は異なります。
ある人にとっては
”カフェで本を、ゆっくり読める時間”が
何よりも幸せだったり
別の人にとっては
”カフェで人と話すこと”が
楽しい人もいます。
同じカフェで過ごす時間でも
人によって求めるものは異なります。
だからこそ、他人と比べたりしたり
周り意見や世間体などに
振り回されるのではなく
”自分にとって何が大切か”を
選択の材料にすることが
”クオリティー・オブ・ライフ”を
高めるのカギになります。
もっと自分に素直に

”クオリティー・オブ・ライフ”とは
”自分らしく幸せに生きるためのヒント”を
くれる考え方です。
ちょっとしたことでも
自分の”クオリティー・オブ・ライフ”を
意識することで毎日が少しずつ豊かな人生を
送れるようになっていきます。
”今日はどんな風にすごせたら
自分は心地よく過ごせるのか?”
そのように
自分の気持ちに
耳をすませて
自分の気持ちに応えてあげる。
すると、あなた人生が
どんどん豊かで幸せなものに変わっていきます。
運気アドバイザー 杏花(きょうか)