与える人が成功する。自利だけを望む人は、なぜうまくいかないのか

自分のためだけに
動くと流れが止まり
誰かのために動くと
流れが巡り始めます
つまり
「与える人が成功する」
「自分の利益だけを追う人は失敗する」
というものです。
この世の中には
努力しても報われない人がいれば
なぜか普段通りの普通の生活を
淡々とおくっているだけなのに
どんどん豊かになっていく人もいます。
その違いは、どこから生まれて
くるのでしょう?
実は、そこには運気を含めた
「エネルギーの流れ」の法則が
深く関係しています。
この意味の大切さを理解して
あなたの思考や行動を変えると
どんどん幸せへと導かれます。
目次
「自利」と「利他」は、運気の方向を決める

仏教の言葉に
”自利利他円満(じりりたえんまん)”
という教えがあります。
『自分の幸せと、人の幸せは
両輪である』という意味です。
ところが現代では
「どうすれば自分が得をするか」
「どうすれば自分が儲かるか」
という自分だけを優先した“自利”の
思考が先に立ちがちます。
もちろん、自分の生活のために働き
お金を得ることは大切です。
でも“自分のためだけ”という気持ちが
強くなるほどエネルギーの流れは
滞ります。
なぜなら、「欲」や「執着」は
“止まる波動”だからです。
自利だけで、生きる人は
いつの間にか「人から奪うエネルギー」
ただ自分だけに向かう一方通行の
エネルギー流れになっています。
一方、与える人は
「循環するエネルギー」を生だします。
宇宙の法則では
流す人に流れが戻る(循環する)
ようにできているのです。
成功者は例外なく「与える人」

あなたのまわりで
うまくいっている人を
思い出してみてください。
きっと、誰かを喜ばせている人や
周りから感謝されている人
そして笑顔を届けている人など
ではないでしょうか。
成功している人は
結果的に“与える側”に立っています。
でも最初から
「与えている自分は偉い」と
思っているわけではありません。
その人達は、自然に
「自分ができることはなにかな
それで誰かの役に立てたらうれしい」
「この知識や経験を、そして喜びを
みんなで分かち合いたい」
「相手が笑顔になるなら
やってみよう」
そんな思考で動いている人の元には
エネルギーの流れがいつも外へ
そしてまた自分に戻ってくるのです。
だから、結果的に
「豊かになる」「愛される」
「チャンスが巡る」
そんな流れが起きるのです。
運の良い人は
”与えること”を自然体でやっている
それだけなのです。
「自利のみ」の人が失敗してしまう理由

一方で、自分の利益だけを
追いかける人は
一時的には成功しているように
見えることもありますが
その成功は長くは続きません。
なぜなら
「自分のことしか考えていない波動」は
単に自分だけに向く流れしかなく
周りの人の心を冷たくさせて
しまうからです。
人は“エネルギー”でつながっています。
あなたが本心で
「自分さえよければいい」と
思っているとは
周りも無意識に、その波動の
ベクトルの向きを
感じ取り距離を置き始めます。
その結果 現れるのが
人が離れる
協力者が減る
信頼が薄れる
などといった「目に見えない損失」が
あなたにやってくるのです。
運気の世界では
“孤立”は流れが止まるサインです。
どれだけ努力しても、どれだけ優秀でも
人との循環が止まれば運は動きません。
「与えること」は“損すること”ではない

「与える」という言葉を聞くと
「自分の持っているモノが減る」
だから「損をする」と感じる人
が多いです。
でも、本当の“与える”とは
そういう一時的なことではありません。
その先に意味があるのです。
与えるとは
「愛や思いやりを循環させる」
ことです。
あなたが与えたものは
形を変えて必ず戻ってきます。
例えば
●笑顔を与えたら
あなたも笑顔になれる
●言葉の優しさを与えたら
人からの信頼が返ってくる
●知恵や経験をシェアすれば
新しい出会いが生まれる
エネルギーの世界では
“出した分だけ入ってくる”
という絶対法則があります。
与えることは
あなた自身を枯らすことではなく
宇宙の循環に参加することなのです。
「与える人」が持っている共通の波動

与える人は、いつも余裕があります。
それはお金や時間があるからではなく
“心が満ちている”からです。
心が満ちている人は
「誰かの笑顔」が、自分の喜び
となります。
逆に、心が渇いている人は
「誰かが得をしていること」に
妬みや嫉妬します。
この違いが、運気の差を生むのです。
与える人は、いつも“光を放つ人”です。
その光に惹かれて
人が集まり、チャンスが寄ってきます。
与えたエネルギーは
「徳(とく)」として宇宙銀行に
蓄積されタイミングが来たときに
利息をつけて“幸運”という形になって
あなたに返ってくるのです。
でも、あなたが
「与えたのに返ってこない」などと
思った瞬間エネルギーの流れは
止まります。
与えるときは
見返りを求めずに軽やかに。
それが運の通り道を広げるコツです。
「与える」を日常で実践する3つの方法

与えると言っても
何か特別なことをする必要は
ありません。
そして無理して行う必要もありません。
あなたが、何ができるか?を考えて
出来ることをするだけです。
あなたが、思っている以上に
日常の小さな行動の中にも
“与える”チャンスや
出来ることは沢山あります。
①言葉を与える
あなたが、周りの人へ
ちょっとした思いやりや
感謝の言葉は、すごく影響を与えます。
「ありがとう」「助かります」
「素敵ですね」 などの一言で
人の心は温かくなれます。
言葉には“波動”があるので
優しい言葉を放つほど
自分も柔らかく温かな
エネルギーで満たされるのです。
②時間を与える
あなたが与えられるモノは
時間というものあります。
誰かのために使う時間も
相手に対する与えるアクションです。
例えば
誰かの話をじっくり聞いてあげることも
立派な“与える”行動です。
忙しい現代で
「誰かのために時間を使う」ことほど
相手を癒すエネルギーはありません。
③知恵や経験を分かち合う
あなたの体験やアイデアを
共に分かち合うことも
相手に与える行動の一つです。
あなたが過去に経験したこと
学んだことをシェアすることで
誰かが救われるかもしれません。
「これ、私も苦労したけど
こうしたらうまくいったよ」
「大きな挫折や失敗も
頑張ったら乗り越えられたよ」など
そんな言葉が、誰かの未来を
大きく変えることがあります。
“与える生き方”は最終的に自分を豊かにする

宇宙は、「与える人」に味方します。
なぜなら、与えることで
流れが生まれ、その“循環の中に
いる人”が、どんどん宇宙のリズムと
調和しているからです。
あなたが与えれば与えるほど
あなたの世界に新しい風が
吹き込みはじめます。
逆に、自分のことだけを考えると
風は止まり、空気が重たくなります。
運の良い人は、いつも流れが
軽やかです。
それは「どうすれば人に喜ばれるか」を
常に考えているからです。
その結果、自分も自然と満たされる。
つまり、「与える人」こそ
本当の意味で“得をする人”なのです。
与える人は成功する

幸せになるとは
「自分だけが得をすること」
ではありません。
人に与え、感謝され
信頼される人ほど、運気が味方します。
運の流れは一過性のモノでは
ありません。
“出す→受け取る→また出す”
の循環が繰り返し起こるもので
得られるものです。
どこかで止めてしまえば
豊かさも止まってしまいます。
ですから、今日から、すこしでも
意識して誰かに笑顔を向ける感謝を
伝える助ける、励ますなど。
それが“与える行動”の第一歩です。
あなたが放った優しさは
必ず何倍にもなって戻ってきます。
それは偶然ではなく、宇宙の法則
なのです。
運気アドバイザー杏花(きょうか)