人間関係を上手くさせる方法は受け取るよりも与えることを喜びにすることです

この世の中の悩みごとの一つとして
人間関係があります

人は唯一無二の存在です

考え方も違えば価値観も違います

Aさんが正しいと思っていても
Bさんは全く正反対で
正しくないと思っている人もいます

そんな多種多様な人がいるから
本当に人とのバランスを保つのは
難しいかもしれません

そんな中で人間関係を
保つヒントになるものが
”菩薩行(ぼさつぎょう)”です

人間関係を保つコツ

この世の中で生活していく上で
悩みごとのひとつに人間関係があります

人間関係を保つにはバランス感覚が必要です

なぜなら思考がひとりひとり異なるからです

相手の考えに合わせるのが簡単ですが
そんな事もできません

価値観の違うひとがバランスを保つには
お互いを考え方の違いを含めて
認め合う事が大切です

その為にはお互いの考えを知り
受け入れる時間が必要です

そんな時間がないので
異なる考え方や価値観の違う人は
離れていき
同じ物(正確にいうと近いもの)を
持つひとが集まる傾向にあります

それも自分を含めて仲間という存在が
バランスを保ちやすい人たちを
無意識に選択しているのかもしれません

信念を曲げてまで人に合わせるものではない

人間関係を上手くするには
相手との対立を避けることも
一つの要素かもしれません

でも自分の思想を曲げてまで
相手にあわせてしまうと
自分にもストレスが溜まります

そしてAさんに合わせて
Aさんが”白だ!”とうものを”白”といい
Bさんが”黒だ!”というものを”黒”だといえば
周りで見ている人からみると
”あいつは思想がない!”とか
”優柔不断だ!”と思われます

ましてや人によつて思考を変えていると
”あいつは信用できない!”と思われてしまいます

だから自分の信念を曲げてまで
人に合わせることが
バランスを保つものでもありません

”菩薩行”という考えかた

人間関係を上手くいくヒントは
仏教の教えにある
”菩薩行(ぼさつぎょう)”なのかも
しれません

”菩薩業(ぼさつぎょう)”とは
仏教の修行をする時の心構えです

修行を行う時には
仏様の悟(さと)りを求める修行をします

”悟(さと)り”とは
仏様の教えのことです

その時の心構えとして
”悟り”つまり”仏様の教え”を
自分だけが習得するのではなく
周りの人たちにも
同じように知って頂く
というものです

つまり”自利利他(じりりた)”の精神を
持つと人間関係も上手くバランスがとれます

人間関係がギクシャクする理由

人間関係がギクシャクする理由の一つは
”損得勘定”の思想にあります

”助け合い”の心は共同生活では
すごく大切なモノです

そして”助け合い”の心は
人間関係のバランスをとる重要な要素です

困っている人がいれば助けてあげ
また助けて頂いた方も
何かの時に別の形で助けてあげる
そんな精神が”助け合い”の心です

でもね!
人間は弱い生き物です

心に余裕がある時は
自分が相手に”助け合いの精神”を注いでも

余裕がなくなれば
損得勘定が表れてきます

”自分は、あれだけしてあげたのに”
”なぜ自分が困っている時に助けてくれない”
との思いです

よくいう”恩を仇で返す”みたいなものです

このような損得勘定が
いつしか人間関係のバランスを崩してしまいます

徳の高い人から学ぶ

人付き合いの災難に見舞われる機会が

ほとんどなく
次々と良縁に恵まれるような
徳の高い人たちは
自分の行いに対して見返りを求めません

損得で人を見ないのです

見返りを求めずに
相手にたいする思いやりを
全面に出して施すことをします

人に幸運の出助けをすことに
無上の喜びを感じたりもします

するとどうなると思いますか?

そう”類は類を呼ぶ”のです

同じような善行をする人たちが
自分たちの周りに集まりはじめます

すると自分がした
損得勘定のない行いであっても
同じ考え方の人達が
周りにたくさんいるので
結果的に自分に戻ってくるという
好循環がおこり

周囲には同じような徳の高い人たちが
集まりはじめます

恩は恩で返す

人間は人からもらったものは
意外と忘れずに心にしまうものです

心理学でも”返報性の原理”という
ものがあります

ひとは借りを感じると
何かで返したくなります

これが”返報性の原理”です

人からもらった幸運や
自分がしてもらえたことを

次に自分は誰に回せるだろうか
どうやったら人のお役に立てるかと
真剣に考えています

誰かにしてもらえたことに感謝し
自分にできることを
誰かに返していく
そのことを真剣に行っていると
周りは敏感に感じるようになります

そしてお願いをしなくても
どんどんと”助け合い”の心がうまれ
循環しはじめます

その幸せの循環の”愛言葉”(あいことば)が
”ありがとう”の感謝の言葉です

なにかのサポートをした方も
してもらえた方も”ありがとう”の言葉で
助け合いのキャッチボールができます

するとお互いに分かち合え
周りが幸せ感で満ち溢れてきます

もしかしたら
自分が周りにした助け合いの心や
やさしさの行動は
自分たちの周りを幸せにする
積立預金みたいなものかもしれません

運気アドバイザー 杏花(きょうか