周りの人を幸せにすると自分の悩みが消えはじめ幸せへと向かいはじめます

私たちは日々、さまざまな心配事を
抱えながら生きています。

お金のこと、仕事のこと、
人間関係、将来への不安など

気がつけば、心の中は「心配ごとリスト」で
埋め尽くされて四苦八苦されている人もおられます。

けれども、私から見れば
『心配』を減らす方法は
とてもシンプルです。

それは
”周りの人たちを幸せにすること”
それにつきます。

驚くかもしれませんが
これが心配事を減らす
一番の近道の方法の一つなのです。

なぜ人を幸せにすると自分の心配が減るのか?

では、なぜ人を幸せにすると
自分の心配ごとが減るのでしょう?

心配ごとが多い人は
自分の世界に意識を集
中させすぎている人が多いです。

「自分がどうなるか」
「自分だけが損をしないか」
そんな思考ばかりにとらわれると
心配ごとは、どんどん増えていきます。

ところが、ちょっと視点を切り替えて
周りの人を幸せにすることを意識した瞬間
『自分中心』の視点から
『相手中心』の視点へと切り替わります。

すると不思議と、自分の心配事が
小さく感じられるようになるのです。

”心配事は、自分だけに
光を当てすぎたときに
影となって現れます”


つまり、自分のことばかり考えていると
影ばかりが大きく見えてしまう。

逆に光を周りに向ければ
自分の影は自然と薄れていきます。

幸せのエネルギーは循環する

幸せは一方通行ではなく循環します。

誰かに優しい言葉をかけると
与えてもらった人が笑顔になり
周りの空気が明るくなります。

その空気はやがて自分に返ってきます。

あなたが周囲の人にした優しさは
まるで波紋のように広がり
最後には自分自身を
包んでくれるようになるのです。

たとえば、職場で同僚を励ますと
チームの雰囲気が良くなり
結果的に仕事がスムーズに進む
といった効果が見込めます。

家庭で家族を思いやると
家の中が穏やかになり
自分の心も落ち着いてきます。

つまり、周囲を幸せにするほど
自分の心配は減っていくという仕組みです。

心配事は「未来」への執着

心配ごとの多くは
「まだ起きていない未来」
に対する執着です。

お金が足りなくなったらどうしよう?
病気になったらどうしよう?
人間関係がこじれたらどうしよう?

などと
まだ何も起きていない出来事
(起こるかわからない出来事)に
心だけが未来に飛んでしまって
その思いに振り回されている状態です。


しかし、周りを幸せにしようとする行動は
あなたの思想が未来にいったものを
「今」に意識を戻してくれます。

目の前の人を笑顔にする
ちょっとした優しさを届ける。

その瞬間に集中することで
未来への不安から解放され
心が軽くなっていくのです。

”心配は未来に生まれ
幸せは今に生まれます”

だから目を合わせなけれいけないものは
未来より今という目の前のものです。

「自分を幸せにする」のではなく「自分も幸せになる」

ここで大事なのは
周りを幸せにすることは
自分の幸せな環境を
つくることが目的です。

ですが、相手を幸せにすること
何かを与えることが、あたかも
「自己犠牲」であるかのように
思う人がいますが、そうではありません。

あなたが、相手のことを優先しすぎて
自分を犠牲にするのではなく
”相手を思いやる行動の中で
自分も自然と幸せになっていく”

といった
”幸せの循環”を意識するものです。

”幸せは分ければ減るものではなく
分けるほどに増えるもの”
です。

笑顔をひとつ渡せば
笑顔が二つ三つに増えて返ってくる。

だから、自分を無理に幸せにしようと頑張るより
周りを幸せにする方が
はるかに自然で、持続可能な幸せに繋がるのです。

周りを幸せにする3つのヒント

周り人を幸せにするといっても
何をしていいのか分からない人のために
すぐできるアクションは次の3つです。

小さな「ありがとう」を惜しまない
 ありがとうは最も簡単で最も強力な幸せの種です。
 何気ない「ありがとう」が相手の心を温め
 その温かさが巡り巡って自分の心を守ってくれます。

相手の良いところを見つけて伝える
 人は褒められると自然に笑顔になります。
 良いところを見つけて口にすることで
 相手の波動が上がり
 場全体のエネルギーが明るくなります。

困っている人に手を差し伸べる
 小さなサポートで構いません。
 荷物を持つ、ドアを開ける
 人の話を聞いてあげる など
 ほんの小さな優しさでも
 それは確実に幸せの循環をつくります。

心配を減らしたいなら「幸せの発信者」に

心配を減らしたいとき
多くの人は
「どうやって不安を消そうか」と
なくすことを、第一に考えます。

しかし、不安を直接消そうとすればするほど
不安は大きくなるものです。

大事なのは、不安に意識を向けるのではなく
幸せに意識を向けることです。

周りを幸せにしようと動くだけで
不安は自然と小さくなっていきます。

”心配を消すのではなく
幸せを増やすこと”なのです。

シンプルですが、これこそが本当の答えなのです。

人を幸せにする人ほど心配は少ない

周りを幸せにすることは
決して特別なことではありません。

小さな優しさや笑顔
思いやりの言葉を
届けるだけでいいのです。

その積み重ねが、幸せの循環を生み
自分自身の心配事を軽くしてくれます。

人生を心配ごとで埋め尽くすのか
それとも幸せの循環で満たすのか。

それを決めるのは
ほんの小さな日々の行動の選択です。

自分のことばかりに意識を向けるのではなく
光を周りに向ける。
その瞬間から、あなたの心配事は消え始めるのです。

心配のない人生を望むなら
今日から「周りを幸せにする人」に
なってみてください。

その幸せの波紋は必ず自分に返ってきて
あなたの人生をより軽やかで
豊かなものにしてくれるようになります。

運気アドバイザー杏花(きょうか)