成功する人は「守り」と「攻め」を並行し同時に行っている人です

ビジネスにおいても人生においても
”成功する人”と
”なかなか結果につながらない人”の違いの一つに
「守り」と「攻め」のバランスの使い方があります。
多くの人の場合は
『守り』と『攻め』の考え方は
「守り=慎重で消極的」
「攻め=勢いがあって前向き」
と捉えがちですが
成功者は、この守りと攻めの2つを
バランスよく使い分けて
結果に結びつけているのです。
つまり
攻めるときに、守りを固め
守るときに、次の攻めの一手を仕込む
行動をとっています。
この”攻め”と”守り”の
双極性・矛盾の
良い部分を合理的に
使いこなした人だから
安定して成果を出せているのです。
目次
「守る」ことで、安心して「攻められる」

守りの目的は
不安をなくすことが主たる目的です。
何かにチャレンジするとき
人は「失敗したらどうしよう」と
不安になることがあります。
この不安がうまれるものは
「失敗したときの備えがないこと」が
大きな原因です。
成功者はここをきちんと踏まえた上での
行動をとります。
たとえば成功者の人の場合は
攻めという”新しい事業を立ち上げ”や
”大胆な投資を行う”と共に平行して
守り、つまり
自己資金の一部は生活費として確保したり
リスク分析を徹底、撤退基準を設定しておくなどの
準備を怠りません。
最悪の場合のリスクヘッジを準備して
「失敗でも生活は破綻しない」という
心理的な安心感をつくりだすことで
より大胆なチャレンジすることが可能となり
成功の確立を上げる努力を怠りません。
これはアスリートなどの
スポーツ選手にも通じる考え方です。
トップアスリートほど
食事・睡眠・メンタルなど
“体への守り”を大切にしながら
出すべきときに
極限のパフォーマンスを出す
“攻め”に転じています。
これも”攻めながら守る”の姿勢です。
「攻める」ことで、「守り」も強化される

リスクを不安視するばかりに
守りばかり優先する人がいます。
それでは前に進めなくなります。
守るだけでは現状維持どころか
時代の変化などの環境の流れについていけず
“衰退”に向かう場合もあります。
成功者は、“攻めることそのもの”を
守りの一部と考えています。
例えば
攻めに転じるときであっても
攻めることに集中しません。
常に新しい分野や情報にアンテナを張らせたり
小さな失敗を重ねてリスク耐性を上げるたり
幅広く新しい人脈を開拓することを
並行して行います。
有事のセーフティネットを増やすなどの
アクションは守りながら攻める行動です。
つまり、”攻めの姿勢”を実践することで
長期的に守りの布陣が強化されていくのです。
”攻めながら守る”は
現状に甘んじることなく
変化を起こし続けることこそが
本当の意味での“守りの強さ”
を生み出すのです。
守りと攻め、どちらかだけでは限界がある

”選択と集中”という言葉があるように
守るときは守る
攻めるときは攻める と
シングルタスクで考える人が多いです。
でも偏った選択にはデメリットもあります。
たとえば「守りだけ」の人は…
- 変化を怖れて動けなくなる
- チャンスを逃す
- 知識やスキルが陳腐化していく
一方「攻めだけ」の人は…
- 無理な勝負をして疲弊する
- 無計画な行動で信用を失う
- 何度も失敗を繰り返して前に進めない
成功者はこの「どちらかに偏るリスク」を
よく知していて
守りと攻めを同時にマネジメントしています。
「守り×攻め」の実例

私たちの生活の中でも
「守り×攻め」を活用できるものがあります。
① 支出を守り投資で攻める
- 守り:生活費の貯金、固定費の見直し
- 攻め:積立、投資、副業、自己投資(スキル・学習)
貯金だけでは資産は増えません。(守り)
投資だけでもリスクが大きすぎる。(攻め)
だからこそ「守るお金」と「増やすお金」を
明確に分けて共に考えることが鍵になります。
② 本業を守りチャンスに攻める
- 守り:会社での信頼・実績を築く
- 攻め:副業で新しいスキルを試す
社外の人とつながる
今の仕事が安定しているからこそ
新しい挑戦にも踏み出せます。
新しいことへ挑戦することで
結果的に本業でも一目置かれる存在に
なれることもあります。
③ 安心できる人を大切にし新たな出会いを作る
- 守り:信頼できる間関係を深める
- 攻め:新しい人に会う場所(イベント、SNS)
などに出向く
信頼関係がある「守りの人脈」は
あなたの最強のサポーターになります。
そして、外に向かって動くことで
新しい情報や価値観が手に入り
世界が広がっていきます。
「守りながら攻め」「攻めながら守る」

成功する人とは
「攻めの勢い」と「守りの安定感」の
両方を持ち合わせている人です。
常に”攻め”と”守り”を
感情的にならず、冷静に状況を判断し
今は守るべき時か?」
「それとも攻めに出るべき時か?」を
常に見極めています。
そして一番大切な
守ることで“自信”が生まれ
攻めることで“可能性”が開く
この信念をもち
ブレない人が成功を納めるのです。
あなたも今日から
自分の”守り”と”攻め”のバランスを
見直してみてください。
”攻めながら守る”
”守りながら攻める”
その思考を持つことで
成功のキッカケが見つかるはずです。
運気アドバイザー 杏花(きょうか)