幸せ上手さんは、感性での沢山のモノを受け取り幸せを倍増させます

あなたの周りに
「どうしてあの人はいつも幸せそうなんだろう」
と感じる人はいませんか。

特別に裕福でもなければ
何かすごい成果を手にしている
わけでもないのに。

それでもいつもにこやかで
心が満たされている人たちです。

私はそういう人を
「幸せ上手さん」と呼んでいます。

そんな幸せ上手さんが幸せなのは
お金や環境といった外側の条件ではなく
「感性の受け取り方」にあります。

同じ出来事を体験しても
幸せを感じ取る人と
そうでない人がいます。

その両者の違いは
物事の捉え方というよりも
“感性のセンサーの向け方”なのです。

そして、ここで大切なのは
「なぜ、あの人は幸せそうなんだろう」
という素朴な疑問をヒントとして受け取ること。

人の幸せの秘密に気づこうとする姿勢が
あなた自身の感性を磨き
幸せの方向へ、導く一歩となります。

幸せ上手さんは
「小さな出来事」に敏感

幸せ上手さんの特徴は
日常の中にあるごく小さな出来事から
幸せを見つけて受けとります。

例えば
朝の空気が少し澄んでいることや
街路樹の葉が色づき始めたこと
友人からの何気ないメッセージへの愛情など
その一つひとつを
「ありがたいな」
「うれしいな」
という思いで心で味わうのです。

私たちは、毎日、時間に追われた
多忙な毎日を送っていると
こうした小さな感動を
見過ごしてしまいます。

けれども幸せ上手さんは
上手にアンテナを立てて
周りの幸せを拾っているのです。

つまり、普通の人よりも
「幸せを見つける感性」が鋭いのです。

パン屋さんに買い物に出掛けたら
ただ、目的の
美味しいパンを購入するだけでなく
焼いたパンの香ばしい匂いを
感じてみてください。

すると、その感じたもの
ひとつ、ひとつが
あなたへの特別な幸せギフト
となります。

これは、感性を通して
小さなことを豊かに味わえる人が
幸せになっていくのです。

感性の受け取り方は
「比較」より「響き」

多くの人は
「誰かと比べて自分はどうか」という
視点で物事を捉えます。

収入、地位、持ち物などで比較すると
幸せはいつも不足して感じられてしまいます。

一方で、幸せ上手さんは比較よりも
自分が「心に響くかどうか」で
物事を判断し感じとっています。

美しい景色を見たとき
心がふっと和む。
それだけで十分に幸せを受け取ことが
できます。

つまり「感性で味わう」ことが
幸せ上手さんの特徴なのです。

例えば
旅行先では
有名な寺社仏閣などに目を奪われますが
ふと視線をずらしで道端に咲いている
小さな花に気づき
「なんて健気に咲いているんだろう」と
思う感性が生まれだけで
心が温かくなり幸せを感じたりします。

幸せ上手さんは、外側の大きさよりも
「自分の心にどんな響きがあるか」を
大切にしているのです。

幸せを感じられる人は
「五感のチャンネル」
が開いている

幸せ上手さんは、五感を使って
世界を感じ取るのが上手です。

美しい音楽を聴くときに
ただ耳で聴くだけでなく
体全体で振動を感じています。

食事をするときには味覚だけでなく
香りや食感、彩り、周りの雰囲気まで味わっています。

風に吹かれる感覚や
手に触れるぬくもりまで楽しんでいるのです。

このように五感のチャンネルを
アンテナに使っている人は
日常の一瞬一瞬から
幸せをキャッチできます。

だからこそ「平凡な毎日」が
いつも特別な毎日のように
輝いて見えるのです。

例えば、雨の日は、多くの人は
「天気が悪い」って良く思う人は
少ないかもしれません。

でも幸せ上手さんになると
雨上がりの空を見上げて
「虹が出ている」と笑顔に
喜べるのです。

虹自体は数分で消えてしまいますが
その一瞬を丸ごと受け取る感性が
幸せを深めていくのです。

不完全さも「味わい」
として受け取っている

幸せ上手さんは、完璧さを求め
すぎてはいません。

雨の日には
「洗い流されるようで心地いい」と感じ

失敗は「学びのチャンス」と笑います。

つまり、不完全さやネガティブな出来事であっても、「味わい」の一つとして
感性で受け止められるのです。

このような感覚があるだけで、人生の
どんな場面でも
幸せを見つけることができます。

逆に「こうでなければ幸せじゃない」
と条件付して基準を設けてしまうと
幸せのキッカケをどんどんと狭めて
しまって幸せから遠ざけるのです。

例えば
受験に失敗したときであっても
「失敗したぁ どうしょう」ではなく
「これで別の道が広がった」
と受け止めると感じ方が変わります。

普通の人たちなら驚きますが
その姿勢こそ幸せ上手さんの
受け止め方の違いです。

不完全さを拒むのではなく
味わいとして感じ取ってみる
すると、その柔軟さが人生を
より豊かにしていきます。

幸せ上手さんは
「今ここ」を生きている

未来を心配しすぎたり
過去を悔やんだりすると
幸せは、どんどん遠くに離れていき
感じとることが少なくなります。

幸せ上手さんは
「今この瞬間」に集中するのが
得意です。

たとえばコーヒーを飲むときに
香りや温かさに意識を向けて
「今ここ」を楽しんでいます。

「今ここ」に感性を向けると
小さな幸せをしっかりキャッチすることができます。

未来や過去にとらわれない
今、という瞬間にフォーカスする
心の在り方が、幸せ上手さんの
共通する部分でもあります。

子どもの両親は「子どもが笑っている
瞬間を見られるだけで幸せ」と
感性で味わうことができます。

子どもの笑顔をただ見るだけでなく
しっかり味わって幸せを受け止める
「今ここ」の喜びを生きているのです。

感性の違いが
「運の流れ」を変える

実は感性の受け取り方は
運気の流れにも直結しています。

小さな幸せを受け取れる人は
「私はすでに満たされている」
と感じることができます。

そして、その豊かな心の波動が
さらに新しい幸せを引き寄せます。

逆に、幸せを感じ取れない人は
「まだ足りない」という
不足感を発してしまい
その波動が同じような
不足を呼び寄せてしまって
心の中が不安や恐怖で満たされます。

つまり、幸せ上手さんは
感性のセンサーを通して
自分の運気までも良い方向に
巡らせているのです。

まるで「幸せをキャッチする磁石」
を持っているかのように
次々と良い出来事を引き寄せるのです。

感性は鍛えられる

幸せ上手さんになるには
「自分にはそんな感性がない」
と思う方もおられるかもしれません。

でも、その必要はありません。

感性は日常の意識次第で育てられます。

例えば

”朝の空気を深呼吸して感じる”
”食べ物の味をじっくりと味わう”
”会話の中で相手の表情や
 声のトーンに気づく”
”道端の花や空模様を意識して眺める”

こうした小さな実践を積み重ねることで
幸せを感じるセンサーは
どんどん敏感になっていきます。

感性は持って生まれた才能ではなく
誰でも磨いていけるものなのです。

感性で幸せをGet

幸せ上手さんは
他の人と違う、特別なことを
しているわけではありません。

同じ日常を送っていても
「感性の受け取り方」が違うだけです。

小さなことに喜びを見つけ
不完全さを味わい、今この瞬間を
生きているだけです。

その姿勢が「幸せを感じ取る力」を育て
結果として運気までも良い方向へ
導かれます。

そして大切なのは
「なぜ、あの人は幸せそうなんだろう」
と感じたときに、それをヒントとして
自分の生き方に取り入れることです。

人の幸せを学ぶ姿勢が
あなた自身の感性を柔らかく広げ
豊かさを引き寄せてくれます。

幸せは、外から与えられるものではなく
自分の感性で受け取るものです。

あなたが今日からほんの
少し感じるアンテナを広げるだけで
世界は今まで以上に優しく
美しく、幸せに満ちたものとして
映ってくるはずです。

その瞬間から、あなたも
「幸せ上手さん」の仲間入りなのです。

運気アドバイザー杏花(きょうか)