「また後からやろう」を手放すと、未来は動き出す~今の行動が未来を変える

「また後からやろう」を手放すと
未来は大きく変わりはじめます。
行動の判断は“今”ではなく
“未来の結果”を見ることが大切 です。
普段の生活中で、何気なく使っている
あなたの未来を閉ざしてしまう言葉に
「また後からやろう」
という言葉があります。
この言葉は、あなたにとって
とても優しい顔をしています。
「今は疲れているし
また後でやればいいよ」
「忙しいいから、時間ができたときに
やればいいよ」
なんて、優しく寄り添ってくれるように
感じるかもしれません。
でも実は、その裏で
あなたの未来の扉をそっと閉じてしまう
悪魔の言葉でもあるのです。
目次
「また後から」は、未来の自分に“負債”をつくる

私たちは忙しいときほど
「後でやろう」という選択を
選びがちです。
しかし、その“後で”は
あなたが思っているほど
存在していないことに気づいてますか?
多くの場合、あなたが
後回しにしたことは
さらに後回しになり
一つのタスクが二つ、三つと
積み重なり、気づけば
心のどこかで、ずっと引きずって
やらないという「負債」が
どんどん増えていきます。
未来の自分は、もっと時間があって
もっとやる気があって
もっと余裕があると思いたいものですが
現実は違いますよね。
本来、あなたが選択すべきは
未来に「後回しされたタスク」
ではなく
「先に終わらせておいた」ことで
得られるアドバンテージという
未来で使える時間という
資産つくりです。
行動は「今」ではなく「未来の結果」で考える

行動を決めるとき、多くの人は
「今できる気がしない」
「今はやる気がない」
「今は忙しい」
など、今を基準に選択します。
でも、本当に考えるべきことは
そこではありません。
行動は、今のためではなく
“未来のため”にするものです。
『今、やれば未来は、どう変わる』の
といった基準です。
例えば
◆今やれば、どんな未来に
どんな影響がでるの?
◆今やらなければ
どんな未来が失われる?
◆今の5分が、未来に
どれだけの時間を救ってくれる?
こうした“未来の視点”を持つだけで
あなたの今の選択が変わります。
「また後で」は
明日の自分の時間を奪います。
「今やる」は、未来の自分に
余白をつくります。
今する行動は
未来の時間を増やすための投資
でもあるのです。
時間のリスク管理という考え方

私たちは、お金に対しては
その大切さを感じている人は多いですが
時間に対しては粗末に
扱っている人が多いです。
お金にリスク管理があるように、
実は 時間にもリスク管理も
すごく重要なのです。
時間のリスクとは
例えば
◆急な予定で時間が取れなくなる
◆体調を崩して使える時間を失う
◆予想外の仕事が増える
◆期限ギリギリで焦って
結果の質が落ちる
◆精神的に余裕がなくなり
パフォーマンスがおちる
など、人生は思っている以上に
想定外の出来事が連続しておこります。
そんなときに守ってくれるのは、
「後回しにしない習慣」 です。
後回しをやめることで
未来の時間のリスクは驚くほど減りはじめます。
時間に追われる人と
時間を味方につける人

同じ24時間なのに
余裕のある人と
いつもバタバタしている人がいます。
その違いは何でしょうか?
それは才能でも性格でもありません。
“やるべきことを未来に積み残さない”
という意識のちがいです。
余裕のある人は、
「今やれば1分で終わること」を
後回しにしたりしません。
逆に、時間に追われる人は、
1分で終わることを未来に先送りして
やるべきことを積み重ねて
未来の使える時間が減少し
結果として心もスケジュールも
圧迫されていきます。
時間の余裕とは
空いていた時間のことではなく
“やるべきことが
片付いている状態”のことです。
「また後からやろう」をやめると得られるもの

あなたの「また、後で」を手放すと
得られるものは多いです。
◎ 心の軽さ
小さなタスクをすぐに処理すると
心がとても軽くなります。
精神的な“未処理の負債”が減り
後から焦りが生まれることを
減らすことで心の軽さが生まれます。
◎ 運気の流れ
運気は“停滞”を嫌います。
「後から…」は止まるを意味します。
動く人に流れ、止まる人には
流れません。
すぐ動く人ほど、チャンスを
早くつかみます。
◎突然の出来事の対応力
先回りして処理することで、突然の
対応が出来るようになります。
未来の予定を埋めていないから
急な仕事や予想外の出来事が起きても
すぐに対応できます。
これは人生の大きな強みです。
◎自己肯定感の向上
小さな「終わらせた」が積み重なると
自己肯定感が自然と上がりはじめます。
自分は行動できる人だ、という感覚が
芽生えるからです。
◎周りからの信頼感
約束やタスクを後回しにしない人は、
周りからの信頼が増えます。
信頼は運を引き寄せる最大の資産です。
未来への時間の余裕から得られるモノはあなたが思っているよりも多いです。
時間の使い方が未来を左右する

私たちに与えられた時間は有限です。
そして、蓄えておくことができません。
唯一できることは
未来に使える時間を増やすことです。
その為に大切なことは
今できることを未来に先送りしない
ということです。
時間を無意識に浪費してしまう人の
共通点は
“今しか見ていない”ということ。と
”時間は有限だと勘違いしている”
ということです。
時間を味方につけている人は
“未来を見ながら今使う”。という
時間の選択をします。
与えられた時間を未来のために使うと
未来の時間の価値が増え
今だけで見ると価値が減る。
これは運の世界でも
成功する人の世界でも
共通していえることです。
行動できないときは
「1つだけ」動く

後回しの悪い癖を手放すために
いきなり大きなことをしなくても
大丈夫です。
むしろ、習慣を変えるには
小さなことを、1つずつ
積み重ねていくだけで十分です。
ビジネスであれば
◆1枚だけ書類を片付ける
◆1つだけメモを整理する
◆1分だけ机を整える
◆たった1通だけメールを返す など
家庭であれば
◆部屋の片隅だけでも掃除しょう
◆机の上のモノを少しでも整理しよう
◆キッチンの水回りだけでも
綺麗にしょう など
そんな小さな一歩は
未来の時間の余裕をもたらします。
「また後で」は
未来の時間泥棒

「また後からやろう」
これは、未来の自分から時間を奪う
悪魔の言葉です。
逆に、
「今少しだけやっておこう」
これは、未来の自分に時間を
プレゼントする言葉となります。
あなたは、どちらの未来を
選びたいですか?
今日の、たった5分が
あなたの未来をに
負債となるか・資産となるか
を大きく分けます。
◆「また後で」は未来への負債です
◆行動は“今の気分”ではなく
“未来の結果”で判断する
◆時間にはリスク管理が大切
◆後回しをやめると未来に
運と余裕が増えます
◆小さな一歩が未来を動かし始めます
あなたの未来は
あなたの時間の使い方で決まります。
そして、未来を変える力は
いつだって“今のあなた”が
握っています。
今できる時間を
あなたは、使い方ますか?
それとも先送りしますか?
運気アドバイザー杏花(きょうか)

