時間の効率をよくするには「マルチタスク」を味方につけることです

人生を豊かに過ごすためには
時間の効率をよくつかう
「マルチタスク」を
味方につけることです。

多くの人が
「もっと時間がほしい」
「気づいたら今日も終わっていた」
そんなふうに感じながら
毎日を過ごしている方が多いです。

けれど、時間というものは誰にでも
平等に与えらえたモノ、かつ有限な
ものです。

でも、同じ時間の使い方でも
平凡な毎日を過ごしている人もいれば
充実した日々を継続しておくっている人
もいます。

そんな時間の使い方には
その人の「運の流れ」すら変えてしまうほどの力を持っています。

今日は、あなたの毎日をもっと軽やかに
少しでも充実した毎日をすごして、運気
も行動力も上げていくための方法であるマルチタスクの正しい使い方について
お話します。

人は「シングルタスク」でしか動けない

時間の使い方についてお話する時
まず最初に、少し残酷に聞こえるかも
しれませんが、すごく大事なことを
お伝えします。

人は、基本的に、同じことを同時にする
マルチタスクができません。

これは脳の仕組みとして、本当に
そうなのです。

例えば
◆2つのことを同時に考える
◆同時に判断する
◆同時に処理する
などは、どんな人でも、ほぼ不可能で
脳は高速で「切り替え」をして行って
いるだけです。

だから、同時にいろんなことをしようと
すると、脳が疲れやすくなってしまって
逆にミスが増えたり
ストレスが溜まりやすくなったりします。

でも中には、複数の作業を同時に行って
「マルチタスク得意なんだけど」という人ほど
実は処理の切り替えスピードが早いだけで
そのぶん思考エネルギーを
大量に消費しているのです。

でも、マルチタスクができれば時間の
効率がアップして、時間の有効活用が
できます。

時間効率を上げたいなら無意識行動を増やす

マルチタスクを上手に活用するには
「習慣になった行動」
「意識が必要な行動」
を組み合わせることがポイントです。

基本的に、複数の作業をすることは
出来ませんが、人が唯一マルチタスクが
できるとき、それは
“無意識でできること” と
“意識が必要なこと” を
同時に行っているとき だけです。

身近な例えでいうと
◆歩きながら考え事をしている
◆家事をしながらアイデアが浮かんだり
◆シャワーを浴びながら明日の予定を
 決めたり
◆通勤・通学時間に音楽を聞いたり

こんな行動は、無意識でできる行動
(歩く・掃除・シャワー)が土台に
あるからこそ意識の必要な行動
(考える・聴く)が同時にできたり
するのです。

つまり
マルチタスクを成功させる秘訣は
習慣という「無意識の領域」を
増やすことです。

無意識でできることが増えれば増える
ほど、あなたの「時間」は自然と
広がって、人生の質そのものが軽く
なりはじめます。

習慣化の力は “運の流れ” を変えていく

あなたの行動をスムーズに複数の行動を
行える習慣化は、本人が意識しなくても
生活を支えてくれる強力な味方です。

例えば
◆朝の身支度
◆ゴミ出し
◆部屋の片付け
◆軽いストレッチ
◆メールチェック
◆食器を洗う
◆洗濯物を畳む
などがが習慣化できていると
思考のエネルギーは使わずに済みます。

そして、その「空いたエネルギー」を
夢のための行動や
未来のための選択に使えるような
余裕が生まれます。

このパターンを繰り返すと

あなたの行動が軽くなり

行動量が増えて

チャンスを掴む回数が増える

運気が上がる

この好循環が生まれます。

つまり、習慣化は
「運の土台」そのものなのです。

無意識を育てるとマルチタスクが自然にできる

では、マルチタスクを増やすには
どうやって“無意識な行動を増やして
いけばいいのでしょう?

それは、小さくていいから、同じ行動を
繰り返すこと”です。

最初から大きなことを習慣にしようと
すると、三日で嫌になったり、やらない
理由を探し始めたりします。

大事なのは「できた」という感覚を
積み重ねていくことです。

例えば
◆歯磨きの前に深呼吸を3回
◆朝、5分だけ部屋を整える
◆寝る前にスマホを10分置く
◆通勤時間に音声を1つ聞く
◆ノートに1行だけ今日の気づきを書

これくらいで十分です
これを毎日繰り返すだけで
その行動は「無意識の領域」に
できるようになります。

すると、不思議なことに
意識して「頑張らなくてもできること」が増えていくのです。

人は、頑張らない行動なら簡単に続る
ことができます。

無意識の行動が増えるほど、意識の
必要な行動にエネルギーを注げるように
なり、そして無意識な行動と、何かの
行動が同時に行うことができ、結果的に
時間効率が、どんどん上がっていき
効率的な時間の使い方ができます。

未来の時間を失うのは意識の使いすぎ

実は、多くの人が「時間が足りない」
と感じる理由は、やることが多いから
ではなく “意識のエネルギーを使い
すぎている”からです。

◆いちいち考えながらやる
◆迷いながら作業する
◆やりながらスマホを見て気が散る
◆次に何をするか頭で組み立てながら
 動く

これは「脳の切り替え」がフル稼働して
交互に切り替えを大量に行っている状態
で、とても疲れやすい使い方です。

一方、習慣化した行動を増やすと、
脳の切り替えも減り、集中力が長く続くようになります。

つまり、意識を減らすことが、時間効率を上げる一番の近道です。

そのためにも「無意識でできる行動=習慣」をどんどん育てていくのです。

有限の時間を、あなたは何に使いたいですか?

時間は有限です。

けれど、使い方は無限です。

人は、限られた時間をどう扱うかで、
人生の質も、未来の形も、運の流れも変わっていきます。

“忙しさに追われて終わる一日” から
“未来に向かって時間が育っていく一日” へ。

その変化の最初の一歩が、
「無意識のマルチタスクを増やす」
という発想なのです。

今日のあなたの行動は、明日のあなたの運をつくります。

習慣化は、小さな積み重ねのように見えて、実は人生を大きく動かすパワーを
持っています。

あなたの時間が、より豊かに、より軽やかに、そしてあなたらしい未来へ
つながっていきますように。

運気アドバイザー杏花(きょうか)