自分という価値を生み出す方法はセオリーという考え方を基にアレンジすることです

今の時代は多様性の時代です
”多様性”というからには
多くの人が共通認識したものが
評価される時代ではなく
個々の個性が活かされる時代です。
世間の嗜好も一般大衆型から
個々の魅力を出せるモノが
好まれるように変わってきてます。
しかし、何でもかんでも
違った価値観を評価するのではなく
セオリーというモノも
根幹として持っておかなければ
ならないモノです。
基本を基に個性を発揮すること
それが自分という価値を
みいだせる為のポイントなのです
個性が武器になる時代へ

今の時代は
ひとり一人の個性が発揮できるフィールドです。
なぜなら今までは
世間一般から同じモノ評価され
同じモノが受けいれられる時代でした。
でも、今の時代は
多種多様なモノを
個々の価値観によって
需要側が求める時代です。
だから今後は、出す側も
個々の個性に価値が生まれ
活かされる時代です。
その価値のある
個性とは長所も短所も含めてです。
長所とは自分自身で他の人よりも
優れていたり、知識情報などが多かったり
ノウハウ・考え方などです。
短所とは”他人より劣っている”部分です
でもこの評価は、これからの時代では
通用しません
評価が劣っているのか優れているのかは
一定の基準値があってのものです。
その評価の基準(ボーダーライン)は
過去の基準です。
過去は大衆から受ける時代でした。
これからは、そんな世間一般という基準
(ボーダーライン)がなくなる時代です。
そして多様性が受け入れられる時代です
世間一般から少し外れたモノに
差別化という評価される価値が
生まれる時代なのです
基本は大切です
多様性の時代だから
世間とは少し違ったモノに
付加価値が生まれます。
その差別化という意味で
今までの”普通”とか”当たり前”との
違いに価値が生まれます。
しかし基本や原点、根本的なモノは
完全に捨てるモノではありません。
何事も基本というものがあって
そこから何かの付加価値を付けることで
違ったものが生まれ
そこに価値を見出すのです。
日本には昔から
武士道や茶道、華道などの教えに
”守・破・離(しゅ・は・り)”という
教えがあります。
この教えが他の差別化の参考になります。
守(しゅ)とは

”守(しゅ)”とは
基本中の基本のことです。
例えば、茶道や華道には
いろんな流派がありますが
自己の感性を創造する場合も
その基本中の基本の教えを忠実に理解して
自分のものにすることです。
人のマネから入る人もおられます。
それも間違いではありません。
でも意外に同じことをしている
つもりなのに結果がついてこない場合が
多い時があります。
私も動画配信で
”運気アップには”トイレ掃除”が
効果的です。”と常に伝えていますが
それを実行していても
”結果が現れない”と言われる方がおられます。
それは原理原則が理解出来てないからです。
何事も原点は基本です。
基本ができていなければ軸がブレます。
そうならない為に
幹をしっかりとしたものにする
必要があります。
この幹や芯となる部分を形成するのが
”守”の役割です
何かの手法や、やり方などのノウハウや
自分の思考や志などを含めて根幹となるもの
先ずは、その部分を持つことは大切です。
破(は)とは

”破(は)”とは
”守”で基本を学び身につけた後に
他の流派などの研究をして
いいものを取り入れるものです。
イメージ的には
基本となる幹に枝をつけることです。
よく経営者の方や
スポーツ選手などが
コーチングやメンターの人たちから
意見やアドバイスを受けたりするのは
基本を基にアレンジを加える為です。
そして基本を軸に
少しアレンジを加えて
思考錯誤を繰り返しながら
自分に合ったものを得るのです。
この基本のアレンジの基本は
自分の新たな考えというよりも
上手くいっている人や
成功者がやっている事をマネして
アレンジするようなものです。
ちょっとした工夫が
”破”というものが
イメージしやすいのかもしれませんね。
そして何度かマネて試してみて
自分に合ったアレンジを
取り入れて何かの時に
使えるものとして持っておくことです。
何かの時の選択肢を
増やしておくことで成功率がアップしていきます。
離(り)とは

”離(り)”とは
”守”で自分の軸や芯となるものを形成し
”破”で枝葉をつけたものを
自分流にアレンジすることです。
ここで自分独自のモノである
個性というものが発揮できます。
基本というモノがあり、いろな選択肢があり
そして、そこから新しい自分独自のモノを
生み出していくことです。
新しアイデアや斬新なモノ・新製品などは
基本8~9割くらいは今あるモノを利用して
そこに少しの変化や新し発想を付加して
生まれくるものがほとんどです。
新しいモノや価値が生まれるときは
基本が大切で残りの1割から2割の
新しい部分が影響しているのです。
過去は”守破離”でいう
”守”と”破”の部分でも評価されていましたが
今後の多様性の時代においては
”離”という部分が評価されていきます。
今までなら変なボーダーラインがあって
世間の基準という
それを超えないと評価されない時代でした。
でもこれからは、そんな一般大衆向けではなく
個々の個性を生かしたアイデアから
新しいものが生まれていきます。
”離”という部分は
個性というものが発揮できる部分です。
捨てることで価値を見出す

これからの時代は多様性の時代です
個性が発揮できる時代です
長所や短所の全てを活用できる時代です。
短所も、これからの時代は
個性というものに変わり
自分の特性というもので評価されます。
個人、個人は考え方も
モノの見方も価値観も違います。
なぜなら今までの人生が違うからです
一卵性で生まれてきた双子でさえ
同じ環境で育っても個々の個性をもっています。
これからの時代は
個々の個性が違うからこそ
そこに価値観の違いが差別化になり
価値が生まれます。
その個性を活かすためには
日本古来から受け継がれている
”守・破・離(しゅ・は・り)”という教えが
参考になります。
受け継がれているものは
意味があり時代が変っても大切な教えです。
今一度、”守・破・離”というモノを
意識してみるといかもしれませんね。
運気アドバイザー 杏花(きょうか)