自分の人生は他人と比べるものでも競い合うものでもありません
人生は人は人の数だけあります
人生は個々の選択によって
自分の人生がつくられます
だから
人それぞれの道の数だけ
人生があって
あたりまえです
でも何故か世間の常識や
人生の基本的なスタンスを
頭の中に持って
基準にしている人が多いです
これだけ”多様性の時代”と言われた
今の社会においてもです
思い浮かべてください
人と同じような人生なら
みんな同じ髪型や化粧をして
同じ服装で街中を歩いてたら
怖くないですか?
みんな同じ人生の憧れや
基本的な人生の理想像は
みんな同じようなモノを持っています
それは何かの基準というものが
影響しているのかもしれません
基準値は、あくまでも
基準であって自分の人生の推奨ではありません
そんなものに左右されるのではなく
一番自分が幸せになり
満足のいく人生は自分が選択したものです
人生を競争しない
人生は、あなただけのものです
”そんなん分かっている”と思っていても
なぜか自分の身近な人と比べたくなります
例えば
同級生が結婚した
幼なじみに子供ができた
同期がマイホームを建てた など
同窓会やお酒の席でこのような話を聞いた時に
わけもなく焦りを感じたことはありませんか?
同じ社内で同期の出世など
同じフィールドの中なら
まだ気になるのはわかります
仕事にはある程度の
競争原理が働きますし
ライバルと切磋琢磨することで
成長を促していく側面もあるからです
しかし、人生に競争はありません
何歳で結婚しようと
どこに家を建てようと
そんなことは人それぞれで
他人と比べる問題ではないのです
そして当然
結婚しないという選択や
家を買わないという選択だって
十分ありえるのです
そもそも他人と同じ人生を
歩もうとすること自体
おかしな話です
一生、他人と比較して
その差を気にしながら生きると
ストレスだらけの人生になってしまいます
気になる比較基準とは
自分が気になる比較基準とは
なんでしょう?
自分の周りにいる人以外にも
気になるものがあります
例えば
いわゆる適齢期などという基準です
そんなものも
気にする必要はありません
”30歳までに結婚すべき”
という価値観にしても
それは人生60年時代の話では
ありませんか?
平均寿命が80歳を超えるまでにのびて
60歳を超えても現役として
働くことが一般的になった今では
人生設計するうえでの社会環境が
まったく変わっています
高度経済成長時代のような
いい学校に入って
いい会社に入って
何歳までに結婚をして
子供は何人つくって
何歳までに家を建てる
というような理想のモデルケースは
今の時代は消えてしまいました
つまり数学でいう最頻値というものを
基準にしたモデルレールを
あたかも常識のように思っているだけです
あくまでも自分人生のレールは
自分で敷いて自分で上を歩むものです
最頻値のワナ
さてここで少し数学の勉強をしましょう!
”最頻値”についてです
”最頻値”って覚えてますか?
特に数学が勉強が苦手な人なら
聞いただけでも蕁麻疹がでるかもしれませんね
そんなに難しい話はしませんのでもう少しついてきてください
実はこの”最頻値”は身近なところで
よく使われてるんですよ!
それは
”30歳までには結婚をしたほうがいいよ”
という様なアドバイスなどに
”最頻値”とは分類して
一番人数の多い値のことです
例えば数字が
21 ・ 23 ・ 31 ・ 31 ・ 46
の5つの数字があったとします
この場合の最頻値は”31”になります
なんで?って
それは、他の数字が1個に対して
31という数字は2個あるからです
つまり数字を並べて
一番多い数字が分布する値が
”最頻値”というものです
あっ!これって!
そう!もうお気づきですか?
まさに
”結婚は30歳くらいまでにした方がいいよ!”って
アドバイスです
結婚の場合に30歳付近に集中して多いのは
たまたま人生設計上の偶然でしかないのです
実際に結婚年齢をの分布や
結婚までの経緯などは人により異なります
なんとなく感じた最頻値による
アドバイスでしかありません
ただ何となく評論家が
分析もせずに、あたか正論のように
思ったことを言っているに過ぎません
基準は自分で決めるもの
自分の人生を他人と比較するのに
平均値や最頻値や平均値などがあります
その数値は、あくまでもデータという
物差しであって
自分の目標を定めるものでもなく
それに人生を合わせるものでもありません
データは個々の実際の数値から
導き出されたものです
実は数値は毎年更新されて変わるのです
適齢期などという値も
人の人生プランが変われば
大きく変化します
数値に騙されるのではなく
見つめるものは自分自身です
自分の人生を豊かにするのは
自らが選んだものです
平均値に併せるのではなく
すべてを自分で考え
自分で選択する人生のほうが
人生の満足度は高まります
それでも自分が選んだ人生には
多くの自由があります
他者にも組織にも数値にも縛られず
誰と比較するのではなく
自分だけの道を歩んでいくことです
未来は自分が決めたものが基準です
運気アドバイザー 杏花(きょうか)