苦手なことは誰かとつながるサインです~苦手を隠さない人が運を動かす~

あなたの運気を良くするには
人生を少しでも軽くしながら
生きることです。

そのために必要なことは
あなたの苦手な部分に
フォーカスすることです。

その苦手な部分を減らすことで
あなたが今まで出来なかった事が
克服されて可能性が広がります。

あなたの苦手なモノの克服は
それを出来る人からの
サポートを得ることが一番の近道です。

つまり
苦手は、誰かとつながるサイン
そして
苦手を隠さない人から

運の流れが動き出しはじめます。

苦手とは、自分の欠点ではなく“役割のしるし”

私たちは長い間、「苦手=悪いもの」と
思い込んできました。

学校でも、仕事でも
”苦手は克服すべきもの”
と教えられてきたからです。

でも、それは昔の時代の考え方です。

今の時代は、個々の特性を生かし
活躍のフィールドで発揮する時代です。

私が多くの人の運の流れを見てきて
確信しているのは

苦手とは、欠点ではなく“
自分の役割を教えてくれるサイン”だということです。

例えば
◆数字が苦手な人
◆人前で話すのが苦手な人
◆細かい作業が苦手な人
◆アイデアを出すのが苦手な人
◆文書を書くのが苦手な人
◆人付き合いが苦手な人
など、これらすべては、
「その分野は、あなたが担う場所では
ありませんよ」という宇宙からのヒントです。

実は、あなたの苦手なモノがあるから
得意な人と出会う必要が生まれます。

得意な人と組むことで

あなたの出来る範囲が拡大します。

そして、今まで一人ではできなかった
より大きなことができるようになります。

苦手とは、自分で何とかして克服するのではなく
それを得意とする人とのつながりのキッカケなのです。

苦手を隠している人の人生が止まりやすい理由

多くの人は、自分の苦手を隠そうとします。
「できないと思われたくない」
「迷惑をかけたくない」
「弱みを知られたくない」
でも、苦手を見えなくすると
そこには、大きな問題が生じます。

それは、あなたが苦手なモノを隠すほど
人との接点がなくなるということです。

人は、完璧な人には声をかけづらく
頼りたくても頼れなくて
どこか距離を感じてしまうものです。

逆に、弱みを見せられる人は
人に安心感を与えて
自然と協力が生まれたりします。

苦手を隠す → 人と関われなくなる
→ 孤立する → 運気が止まる

この流れは、多くの人がハマってしまう
運を逃がす“負のループ”となるのです。

苦手を開示した瞬間、人生が動き出す

苦手を素直に言えるようになると
人生は一気に軽くなります。

「私はここが苦手なんです」
「得意な人に助けてもらえると嬉しいです」
「私はこの部分より
 こっちの役割が向いてると思います。」
こんな事が言えるだけで
自分が背負っていた
苦手なモノという重荷がふっと軽くなります。

そして、あなたが思っている以上に
苦手を見せると、得意な人が必ず現れはじめます。

これは運気の法則です。

得意は、誰かの苦手を
埋めるために存在し

苦手は、誰かの得意と
出会うために存在しています。

だから、苦手をオープンにすると
“つながり” という運の通り道が広がるのです。

苦手を隠さない人から運が動き出す理由

では、苦手を隠さない人は
なぜ運が動きだすのでしょう?

理由はとてもシンプルです。

運は「循環するもの」だから。
人の力も、情報も、お金も、感情も

常に循環するところに集まります。


苦手を隠して、一人で抱え込んでいると
動きが止まってしまって
エネルギーの循環が起こらず
運も止まったままになります。

でも
◆助けてほしい
◆ここは、苦手
◆ここはお願いしたい
◆ここは得意だから任せて
と素直に言える人の元には
自然と運の流れが生まれます。

協力 → 感謝 → 信頼 → 次の協力
という“好循環のループ”が動き続けるのです。

その運の循環の中心にいる人が
運に恵まれていくのです。

苦手を共有できる人は、人間関係が深くなる

苦手を言える人は、勇気がある人です。
そして、人は勇気ある人に惹かれます。

◆「実はここが苦手で…」
◆「助けてもらえると嬉しいです」
◆「あなたの得意を貸してください」

こう素直に言えるだけで
人との距離は一気に縮まります。

苦手を共有できる関係は
上辺だけの関係ではなく
自然と”ギブ&テイク”の関係で
深くつながる関係 になっていきます。

そして、心でつながる人間関係の中で
”お互いさま”という循環で
運気は、どんどん大きく育っていきます。

苦手は克服するものではなく“誰かに出会うための指標”

私が苦手な思いで悩んでいる人に
伝えているのは

それは、今の時代は
苦手は克服する必要はない
ということです。

もちろん、必要最低限のスキルは
身につけておくことは大事です。

でも、「苦手を消そうとする努力」は
ほとんどの場合、あなたの魅力を削ります。

苦手を消すのではなく
得意な人に頼れるようになることの方が
すごく大事なのです。

そして、自分は得意なことに
思い切り集中すれば
あなた自身の持っているものが
輝きを放ちはじめます。

これが、今の時代の“賢い生き方”でなのす。

あなたの苦手が教えてくれるもの

「苦手なもの」は
あなたの出来ない事を増やす材料ではありません。

それは、あなたが得意なモノは何なのか?
あなたが力を入れるべきモノは何なのか?
を教えてくれるものです。

例えば
◆人前が苦手
 → 誰かの裏方やサポート役で輝く人
◆事務作業が苦手
 → 企画やアイデアで力を発揮する人
◆コミュニケーションが苦手
 → 誠実に淡々と成果を積み重ねる人
◆管理が苦手
 → 自由な発想で周りを驚かせる人

苦手は「あなたの道」という案内板です。
得意へ導く羅針盤でもあります。

だから、苦手を理解すればするほど
人生の進むべき方向に迷いが少なくなっていきます。

今日からできる“苦手の活かし方”

ここで、実際にすぐできる苦手と
上手く付き合う方法を3つ紹介します。

① 苦手を3つだけ書き出す

先ずは、自分の苦手なモノは何なのか
把握することからはじめましょう。

苦手なモノほど蓋をして隠したいモノです。

でも、苦手を知ることで
あなたの可能性が広がりはじめます。

その時のポイントは“たくさん書かない”ことです。

例えば、最初は3つに絞ってみましょう
すると本当に向き合うべきものだけが残ります。

② その苦手を得意な人を探すアンテナにする

「誰か助けてください」と言うのではなく、
“誰がその分野で輝いているか” を観察してください。

すると必ず、あなたとパートナーを組む
「その人だ」という人物に出会えます。

③ 自分の得意をひとつ差し出してみる

助けてもらうだけではなく
自分の得意も誰かに差し出してみる。

すると、その人だけでなく
周囲の人たちが、あなたの得意を理解し
それが、あなたの活躍の場を増やします。

あなたが得意なことを出すことで
運の循環が一気に始まりはじめます。

苦手は、あなたを弱くするものではなく可能性を広げるモノ

苦手があるということは、
あなたが不完全だからではありません。

あなたの人生に“誰か”が必要であることを
教えてくれてているのです。

そして、
苦手を隠さない人から
運は動き出します。

自分で苦手を克服して
完璧を目指さなくてもいいです。

逆に自分の弱さを知って
その弱さを、出来る人”との
つながり を持つことで
あなたが克服する以上の力を
発揮して、出来ることが増えていきます。

どうか、あなたの苦手を
隠したりして恥じないでください。

苦手を大切にしてください。
苦手を誰かに委ねてください。

すると出来ないことが
出来るにかわって
あなたの運気は必ず上向きます。

そしてあなたの人生は
もっと軽く、もっと広く
もっと豊かになっていきます。

あなたの“苦手”がキッカケとなって
新しい未来が広がっていきます。

運気アドバイザー杏花(きょうか)