静なる状態をつくると入ってくる情報を減らして脳の処理能力をUPさせます


静けさは大きな力の源である

この言葉は中国の思想家老子の言葉です

老子が生きた時代は
紀元前100年くらいです
そんな時代ですら
静かなことは大きなエネルギーを生みだすことを
唱えています

ということは
今の現代社会においては
静なる状態をつくることで
大きなパワーを作りだすことができます

静なる状況は自分で作り出すことで
自分のパフォーマンスを
効率よく発揮できます

静なるものは思考力の力になる


静けさは思考力
大きな力にかわります


現代社会において
私たちの中には
沢山のモノがインプットされます

その情報として入ってくる
ひとつが音です

音は耳から入ってきます

その情報は
会話でのキャッチボールの声や
テレビや動画配信からの音としての
知識です

でも耳から入ってくる音は
必要な情報だけでなく
雑音や騒音といったものまで
今、自分がいる周りの音まで
インプットされます

いったん耳からインプットされて
その情報が必要なのか
必要でないのかが判断されて
頭に残ります

この情報処理に脳は相当のエネルギーを
消耗します

それでなくても
音だけでなく目や耳などの五感をとおして
たくさんのモノが入ってきて
必要なものを整理する処理を行います

でも入ってく情報も少なければ
処理する必要もなく
頭のエネルギーの消耗が抑えられます

すると抑えられて部分やモノを
使って他の有効な脳の使い方ができるのです

寝起きなどに頭の回転が早くなったりするのも
寝ている間に脳は入ってくる情報を遮断して
寝るまでにインプットされたモノを
断片的に必要な部分だけを取り出しす作業を
していますが脳の働きが少なく
エネルギーが充満しているからです

座禅の効果


仏教の禅宗の修行の中に
”座禅”があります

”座禅”は足を組んで背筋を伸ばして
無の境地を学ぶものです

目をつぶって
心を落ち着かせます

まさに無の状態です

目からインプットされる状況を
妨げます

そのことによって
入ってくる情報を減らして
脳の中で必要なものか
そうでないものか等の
整理する領域を減らせます


脳の活動領域を減らして
休息を与えると共に
考えるモノを減らして
集中して考えられる状況を
作り出します


すると普段にはない
発想やアイデアが生まれたり
するのです

アメリカの超一流の経営者の方が
座禅を普段からされている方がおられます

それも、その効果を
意識したものかもしれません

座禅とまではいかなくても
目からの情報を遮断して
脳の活動領域を増やすことも有効的です

静けさは大きな力の源である


静けさは大きな力の源である

目からの情報だけでなく
私たちが普段の生活の中で
インプットされる耳からの情報もあります

目覚ましがなって
1日の始まりを告げたときから
夜、目を閉じて眠りにつくまで

わたしたちの多くは雑音
言い換えれば騒音を
浴びせられています

ちょっと
意識して耳を澄ましてみてください
何が聞こえますか?

周りの人々が話す声
救急車のサイレンが鳴る音
窓の外を車が走る音
テレビやエアコンなどの部屋にある
電化製品が出す音が聞こえませんか

そんな音も意識しないと聞こえませんが
実は耳から入ってくる音は
全ていったん脳の中に情報として
伝わります

そこで必要なものと
必要でないものの判断がされます

いったん脳の中に情報として
インプットされるということは

いたるところで
自分に必要のない雑音が聞こえ
知らず知らずのうちに
わたしたちの精神に害を与えています

道で鳴らされるクラクションから
廊下でかわされる大声の会話に至るまで
あらゆる雑音は
わたしたちの思考プロセスを妨害し
パフォーマンスを低下させ
集中力を弱めます

雑音があまりにも度をこえたり
異常に高いデシベルに達したりすると
精神的疲労や不安感
さらには攻撃性につながる可能性もあります

静かでおだやかな環境で過ごすことは
健康回復にも効果的です

脳に必要な休息をもたらし
リラックスすることができます

脳を上手く利用しましょう


現代社会は情報が多く
溢れかえっている状況です

そんな情報も
目からはテレビや動画配信やSNSなど
スマートフォンやパソコン等を通して
たくさんの情報が入ってきます

そして耳からも
色んな音を感じて入ってきます

そんな情報以外も
私たちには五感というアンテナで
味覚や肌感覚などから
味や気温などの変化も・・・

無意識のうちに
たくさんの情報が脳に入っているのです

インプットされた情報が意識に
残らないのは
脳が必要としないモノと判断しているからです

必要とないものであっても
いったん脳の中に入り整理されます

ということは
脳は活動しているのです

そんな不要な情報をカットすれば
脳に休息を与えたり
活動領域を増やすことができます

そして何かを考えるときに
その課題に集中できます

不要な情報は自分で
意識してカットして脳の処理能力を
コントロールすることができます

目を閉じたり
耳を閉じたりして
脳への情報を遮断することで
静けさが大きな力になります


自分たちに入ってくる情報を
遮断することも
脳に休息を与え
上手く活用することは時には必要です

運気アドバイザー 杏花(きょうか)