間違った“もったいない”の考えは貧乏人思考のはじまりです

「もったいない」という言葉は
わたしたち日本人が
無駄なことをしない節約や
ものを大切にするといった
昔から重んじられてきた
美しい精神のひとつです。
食べ物を粗末にしない
物を大事に大切に扱うこと
感謝の気持ちを忘れない
などといった
”もったいない”は本来
とても高い波動を持ち
私たちを幸運に導いてくれる
習慣のひとつです。
けれども、気をつけたいのは
“間違ったもったいない” に
縛られてしまうことです。
実はそれが、知らず知らずのうちに
「貧乏人思考」を育て
運気を下げてしまう原因になるからです。
あなたが持つ「もったいない」の
思考や価値観を見直し
豊かさを引き寄せる
“正しいもったいない”のマインドへ
切り替えるヒントをお届けします。
目次
“もったいない”の本来の意味

「もったいない」とは
『勿体無い』という漢字で
仏教の言葉で
”物の本来あるべき姿が
活かされないこと”の意味す。
つまり、真の意味は
価値を活かしきれないことが
”もったいない”という意味な のです。
例えば
◆食べられるのに捨ててしまう
◆使えるのに放置して朽ちさせる
◆人の優しさや知恵を、受け取っても
使わないで、そのままにする
などは“もったいない”という
典型的なものです。
でも、現代では
この精神が誤って解釈され
逆に
「自分を苦しめてしまう節約」や
「あなたの前進を止める思考」 などに
変わって捉えている方がおられます。
間違った“もったいない”が運気を下げる

”もったいない”という、すごくいい思想も
あなたの、ちょっとした解釈の違いで
運を下げてしまう場合もあります。
その典型的な間違いが
次の“もったいない”です。
それが次のようなケースです。
① 使わないものを手放せない
「まだ使えるから」とか
「いつか使うかかも」などと
理由をつけて
捨てるのは”もったいない”
なんて思ってはいませんか?
あなたの、押し入れやクローゼットに
眠っている洋服や雑貨などは
一見すると、モノを大切にしている
ように思えますが
その“死蔵品”が、知らず知らずのうちに
実は家のエネルギーを
滞らせてしまっています。
エネルギーは、流れてこそ
新しいものを呼び込みます。
動かないもの、使わないものに
囲まれる生活は、運気の入口を
塞いでしまうっているのです。
② 安物を選び続ける
あなたは「買うか・買わないか」の
選択を値段で決めてませんか?
「高いものを買うのはもったいない」と
思って価格の安いものばかり選ぶと
結果的にすぐ壊れたり
満足できず買い直したりします。
つまり金銭的にもエネルギー的にも
“二重の損”が生まれるのです。
豊かさを引き寄せる人は
「値段」ではなく「価値」で判断します。
安さだけで選ぶ行動は
知らずに“貧乏人思考”を強化してしまうのです。
③ チャンスを逃す
お金を使わず貯めておく場合も
間違った”もったいない”が生じます。
それは、お金を使うことへ
躊躇するのもです。
そんなお金の流れを止めると
あなたの運気の流れも
止めてしまします。
「お金を払うのはもったいない」
「時間を割くのはもったいない」
そう言ってセミナーなどの学びや
人との出会いの場を逃す人がいます。
でも、それでは、あなたの
未来の可能性を
閉ざしているのと同じことです。
本当の“もったいない”とは
経験や学びのチャンスを活かさないこと
チャンスの機会を逃すこと なのです。
豊かな人が持つ“正しいもったいない”の視点

成功している人や
運を味方につけている人は
「もったいない」を
普通の人とは
逆の視点で捉えています。
◆「時間をムダに浪費することが
もったいない」
◆「心がワクワクしないことに
エネルギーを注ぐのはもったいない」
◆「挑戦しないまま人生を終えるのは
もったいない」 など
つまり、成功する人にとって
“もったいない”とは
自分の可能性をや未来のチャンスを
閉じること などです。
この考え方の、違いが、人生という
運を分ける大きな分岐となります。
“貧乏人思考”から“豊かさ思考”へシフト

では、どうすれば間違った
“もったいない”から抜け出し
運気を高めることができるので
しょうか。
そのポイントは次の3つです。
① 本当に必要かの問いかけ
あなたが、本当に必要か迷った時は
自問自答してみてください。
家にあるもの、人間関係、習慣など
それを持ち続けることで
今の自分が本当に幸せかどうか?
を自分自身に問いかけてみて
答えがNOなら
それを勇気を持って手放しましょう。
② 「投資」と「浪費」
を見極める
もったいないお金の使いかを減らすには使うときに、その目的と意図を明確に
することです。
その簡単な方法が
使うものが”投資”か”浪費”かです。
例えば
◆未来にリターンがあるものなら
それは『投資』です。
◆その場しのぎで終わるものなら
『浪費』です。
その2つを区別することが大切です。
「お金を使っては減る」とか
「使うのはもったいない」と
思って投資を避けてしまうと
本来、あなたが未来に手にするであろう
未来の豊かさを逃すことになります。
③ 「もったいない」より「ありがたい」で生きる
本当の豊かさは「ある」ことに
意識を向けるところから始まります。
「まだ使えるからもったいない」よりも
「これまで私をサポートしてくれて
ありがとう」と手放すほうが
あなたに、余白ができて
そこに新しいモノは入りこみ
運気の循環はスムーズになって
いきます。
日常でできる“豊かさを呼ぶ習慣”

最後に、今日から実践できる小さな習慣を紹介します。
1)1日1つ、家から不要なものを手放す
2)「安いから買う」をやめ
「欲しいから買う」に切り替える
3)学びや体験にお金を惜しまない
4)「ありがとう」を口ぐせにする
5)時間の使い方を見直す
これらの習慣を積み重ねることで
あなたの“もったいない”は
徐々に“豊かさ”へと変わっていきます
“もったいない”という言葉は
本来、愛と感謝にあふれた
美しいものです。
けれども、誤った形で使ってしまうと
あなたを「貧乏人思考」を植え付けて
運を逃してしまいます。
これからは
「可能性を閉ざすことこそ
もったいない」 という思考を
心に刻んでください。
そして、自分の人生の豊かさを
最大限に活かすことを選びを
心掛けることです。
あなたの“もったいない”が
“ありがたい”に変わったとき
運気の扉は大きく開かれます。
運気アドバイザー杏花(きょうか)