快適な生活をおくるには陰と陽をバランスよく保つことが大切です

私たちが「幸せに生きたい」と願うとき
どうしても、毎日明るく、ポジティブに
という前向きな思考が必要といった
思いがちですが
でも実は、それだけでは
上手くいかないこともあります。
なぜなら、この世界は
「陰と陽」で成り立っています。
世界は、『昼と夜』、『静と動』
『受け身と行動』、『感情と理性』
などといった裏と表のように
対局するモノがバランスをとるように
存在しています。
幸せになる為にも
バランスが大切なのです。
運気の波を上手く活用して
幸せに暮らすには
陰と陽のバランスが、すごく大事になります。
目次
陰陽は“エネルギーの流れ”のもと

”陰と陽”というと
スピリチュアル的な話と
思われるかもしれませんが
これは、古代中国の「陰陽思想」に由来する
とても理にかなったエネルギーの法則なのです。
陰とは、受け取る・静・冷・内側
陽とは、与える・動・温・外側などのことです。
この両方には意味があり
バランがとれてこそ
人生は穏やかに流れ、心の安定が保たれます。
たとえば
頑張りすぎてばかりいる人(陽過多)は
ある日突然ガス欠になります。
自分を責めすぎたり
殻に閉じこもりがちな人(陰過多)は
運が巡ってきても受け取ることができません。
どちらかの偏りも良くないのです。
幸せとは、「陽で外へ動き、陰で受け止める」
そのサイクルをうまく循環させていくことなんです。
バランスが崩れると「不調」が現れる

陰と陽のバランスが崩れると
まず最初に現れるのは「不調」です。
”なぜか、やる気が出ない”
”ちょっとした事で、イライラする”
”身体が、だるく感じる”
”顔色が悪くなる”
このような状態になるのは
運気の停滞し始めているサインです。
その状態を、そのままにして
無理をして“陽”に偏っていませんか?
それとも、引きこもりすぎて
“陰”に偏っていませんか?
たとえば、何事も「行動!行動!」と
突き進んでばかりだと
心が置いてけぼりになります。
一方で、「怖い」「不安」ばかり抱えて
動かないようになると
チャンスは遠ざかっていきます。
なにごともバランスが重要なのです。
あなたの毎日は
どちらかに偏ったりしてませんか?
幸せを呼び込むバランスの整え方

では実際に、どうやって陰と陽のバランスを
整えればよいのでしょうか?
① 陽を整える:行動する・動く・発信する
- 朝日を浴びてから1日をスタートする
- 小さなことでも「よし、やってみよう」と動いてみる
- 笑顔や感謝の言葉を意識して使ってみる
- SNSや人との会話で、自分の思いを素直に伝える
陽とは“外に向かうエネルギー”。
行動や発信は、運の扉を開くきっかけになります。
でも、陽ばかりだと疲れてしまいます
だから、次に大切なのが陰です。
② 陰を整える:休む・受け取る・内省する
- ゆっくり深呼吸をして、身体を緩める
- アロマや音楽で、感性を満たす時間をとってみる
- 寝る前に、その日の「よかったこと」を思い出してみる
- 誰かの好意や愛情を「ありがとう」とストレートに受け取る
陰は“内側に向かうエネルギー”です。
受け取る力が強くなると
不思議と誰かから「助けられる場面」も増えてきます。
バランスで人生スムーズな流れをつくる

実は、私自身も昔は“陽ばかり”の人間でした。
いつも動いていないと不安で
休むことが「怠け」だと思っていました。
けれどある日、疲れが溜まって
限界に達したときに
心がぽっきり折れてしまいました。
そのとき、初めて「陰の時間」を
大切にし始めたのです。
すると、不思議なことに
無理に頑張らなくても
周りの人たちが
助けてくれるようになったり
流れがスムーズになったりと
まるで、見えない力が後押し
してくれるかのように
スムーズな流れができるようになりました。
そう、運とは「自然の流れと一体になる」ことで
好循環が生まれるものなのです。
陰と陽のバランスを整えることは
まさに“運の流れを味方につける
ようなものです。
8:2のバランスが最適

陰も陽もバランスが大切です。
そして、そのバランスの比率も重要です。
行動なくして結果は得られません。
だから行動つまり陽の方が大切です。
バランスも『50:50』では
陰はブレーキ・陽はアクセルの様な
モノなので前には進みません。
適正なバランスは
ユダヤの教えに伝たわる
「78:22の法則(または80:20に近い考え)」
というバランスがベストだと思います。
78%(約8割)は陽(行動・挑戦・社会的役割)
22%(約2割)は陰(静けさ・内省・感情のケア)
くらいがベストだと思います。
自分のアクションをこの比率で整えることで
心身のエネルギーが調和し
結果的に“幸せ”が循環しやすくなります。
一見すると、「陽が多すぎるのでは?」と
思われるかもしれませんが
これは“意識的に休む22%の時間が
78%の動きを支えている”という考え方です。
日本にも昔から
「腹八分目」という言葉があるように
これくらいのバランスが
ただ突き進むだけの「空回り」や
内省しすぎて「引きこもる」ような状態を
避けることができるのです。
このバランスが
成功や幸福を形づくるカギになるのです。
あなたの黄金比率で幸せを

上手くいく比率を紹介すると
その数字にこだわり過ぎる人もいますが
78:22という数字は
常に完璧なバランスが“正解”なのではなく
バランスを取るための目安です。
ある日は90:10かもしれないし
心が疲れている日は60:40でも
ここぞという場合には
100:0でもかまいません。
けれど、常に100:0を目指してはいけません
私たちは、昼と夜、光と影、外と内
行動と休息、その両方があってこそ
人間は一番バランスがとれて自然な状態なのです。
だから平均して”約8:2”くらいの比率を
意識しながら
あなた自身の一番いいバランスを
見つけてみてください。
そのバランスの中に
あなただけの“幸せ”が
ちゃんと根づいていくはずです。
あなたは「陰と陽」の使い分け

忘れないでください。
すべての人間は
もともと「陰」も「陽」も
兼ね備えています。
どちらが、良くて
どちらが悪い、とかはありません。
どちらも必要で、大切なものです。
だからこそ、うまくバランスをとりながら
毎日を過ごしてみてください。
幸せとは、いつも「ちょうどよさ」
(バランス)その中にあります。
梅干しだってそうでしょう
一番美味しく感じるのは
”いい塩梅”で漬かったものです。
つまり、何事にもバランスは
すごく大切なのです
運気アドバイザー杏花(きょうか)