これからの時代は仕事も自分の価値を高めるフィールドに目を向けましょう!

仕事と報酬のバランスについて
考えたことはありますか?

近年ではライフワークバランスが重視されて
仕事とプライベートを区別をした
働き方をされている方が多いです

仕事とプライベートに時間に
意識の高い人は多いです

でも仕事と報酬のバランスについて
考える方は少ないです

仕事と得られるモノを総合に
分析すると
やりがいが見つかり
仕事も楽しく出来るかもしれません

仕事の量と報酬のバランス

仕事の量と質と報酬はバランスが
取れていなけれ
働く側も企業の関係も上手くいきません

昔から仕事は
”受けとる報酬の2倍働きましょう”
言われてきました

これにはちゃんとした理由があります

”えっ! 基本はギブ&テイクの関係
だから 50:50が当然”
と思われがちです

でも実際には報酬として貰った分の
約2倍は会社が負担しているのです

だから報酬(賃金)の2倍働く必要が
あるのです

報酬換算分


会社員の方であれば
給与という報酬以外にも
会社は社員への費用負担しています

ひとつはボーナスです
賞与は年2回に夏と冬に支給されます
1回に支給される金額は
月の給与の約2ヶ月くらい
年間にすると4ヶ月分くらいです
ということは
4か月 ÷ 12か月 ならば
1ヶ月当たり月の給与の33%分に相当します

つまり給与だけでも
実際には月にもらう報酬の1.33倍の金額になります

法定福利費

会社は皆さんの健康保険や厚生年金などの
保険料の1/2を負担しています

毎月の給与明細をみると
控除の欄に健康保険料・介護保険料・厚生年金料など
報酬から引かれています

毎月の給料から社会保険料も
自分のみが支払いをしているかのように思われがちですが
実は会社がその金額と約同じ分を負担しています

そしてこれに仕事中のケガや病気などの保険として
会社が負担する労働保険料や雇用保険の会社負担分など
その会社が負担する保険料は
所得に応じての料率で計算され
報酬の約16%にあたります

会社が支払う総額は給与の約2倍

実は自分が労働の対価として
受けているものは
現金給与以外の会社負担分を含めれば
現金給与の約2倍です

実質賃金は給与振り込みで得られる金額ですが
それ以外に
賞与負担分に社会保険料などの法定福利費
それに退職金の積立額や
忘年会や新年会や社員旅行や懇親会などの
福利厚生費など含めると
実際に会社が負担しているものは
給与の2倍の金額に近いものになります

だから会社も営利団体です
利益が出ないと存続できません

社員は給与の2倍働いて
だいたいトントンくらいです

だからよく
”給与の2倍働きなさい”と言われるのは
その為でもあります

働きも給与以上に

働く場合も実質賃金(報酬)以上に
働くことは大切です

働く代償として得られるものは
お金という報酬だけではありません

仕事は質と量で決まります
その代償は報酬というものもありますが
信用や信頼というものなど
お金に変えられないものも得られます

人と同じ給料で人の倍
バリバリ働きましょう とか

”損して得をとれ”と言われるのは

報酬以外の価値あるものが得られ
それが大切である所以です

昔は”企業戦士”なんて言葉が流行った時代もあります
人生の時間のほとんどを仕事に費やし
プライベートの時間を削って
自己犠牲を払ってでも
会社に利益をという時代もありました

当時はまだ高度成長時代でもあり
企業や社員・従業員の努力が
企業の繁栄に直結する時代でした
だから雇用を定年まで守ってくれる
終身雇用という錦の御旗の元に
自己犠牲があっても
”お互いさま”の時代です

でも今はコロナ不況を経験し
高度成長の時代でもなく
多くの企業も社員や従業員に対して
終身雇用などの安定を守れる状況でないことが
目にみえました

そんな時代にあっては
逆に個人というものが評価され
個人で守る時代です

だから仕事を通して
報酬以外の信頼や信用というものを
勝ち取ることは大切です

信頼や信用そして
仕事の質と量でパフォーマンスを
発揮できる人は
どこの企業も引く手あまたです

だから仕事も給与以上に働くことは
重要です

目先の欲にとらわれないで働く

人と同じ給料で人の倍
バリバリ働きましょう!

給料を倍くれるなら
自分の仕事のパフォーマンスを
フル稼働させて
今の倍働きますという人は
いくらでもいます

でも、そういう価値観なら
給料と労働の関係は
50:50 の関係でしかありません

やって当たり前なのです

いくら人の倍働いても
あなたの存在は光りを放ちません

だから、人と同じ給料であっても
それ以上のパフォーマンスを発揮してこそ
給料以外の付加価値が得られます

そういう人は
経営者の目だけでなく
関係部署や取引先の企業まで
光り輝いて映ります

信用や信頼などの価値が現れます

だから目先の欲にとらわれないで
働くのです

企業戦士になれとは言いません
自分の評価を高め
自己の価値を高めるために

お金、お金といっていないで
一生懸命、働き

報酬を含めて
それ以外の価値を
仕事を通して見出してみませんか?

そう考えて仕事をすれば
仕事のやりがいも増していきます

運気アドバイザー 杏花(きょうか)