ストレートで考えず違った見方・考え方をすると真実がみえる場合があります


モノの見方や考え方をストレートでしてませんか?

実は視点を変えることで
真実を見極めることができる場合があります

自分が思っていたことが
実は反対であったっ場合もあります

そんな事も視点を180度変えると
見えてくる場合もあります

どうしたら他人を喜ばせることができるか?

有名なベートーヴェンは
このような言葉を残しています

人々のために曲を書くときのほうが
そうでないときよりも
ずっと美しい曲を書くことができる

心理学者のアドラーは
精神を病んだクライアントに対して
これをすれば2週間でなおる!
処方したことがあるそうです

それは
この処方通りにしたら
きっと2週間で全快します

これはどうしたら
他人を喜ばすことができるか
ということを毎日考えてみることです


自分を良くしたければ
自分を良くすることを目指すのではなく
他人を良くしなさいということです


行き詰まっている人は
思考が狭くなって
自分のことしか考えられなくなっています

だから他の人なら
見えるものも見えなくなります

そういう時は逆からみると
意外と簡単にみつかる場合もあります

自分だけの事を考えない


”自分の都合を優先すると
手に入れられるモノも
手に入らない”

日本資本主義の父と言われた
渋沢栄一が気づいたのも
そこだったようです

まだ日本に会社がない時代に
続々と会社を立ち上げ
企業の設立に関わった数は500以上
その渋沢栄一が養育院をつくりました

貧しい人や浮浪少年などの
世話をする施設です
そこに収容される人物たちを
長年観察していると彼は
一貫した特徴があることに
気づいたようです

お金に困っている人たちに共通する特徴は
常に自分の都合だけを考えている

普通、自分だけよければいいと
思っていたら
自分のことは真っ先によくなりそうです

優先順位を決めて集中してすれば
かないそうなものです

しかしそれが逆だったのです

自分だけよければいいと思っていると
自分すらよくならない

何故なら自分が求めるものに集中してしまい
相手が自分を、どうみているとか
反対側の人たちの気持ちや考えが見えなくなる
ためです

相手をよくしようとするときには
相手の気持ちを考えます

その気持ちを理解すると
自分もよくなる行動が見えてきます

托鉢の教えと教訓


自分を豊かにしようと思ったら
自分のことを考えるよりも
相手のこと考えるのが大切です

自分の事を優先にしがちですが
自分のことばかり考えていると
自分すら養っていけなくなるのです

そのことを仏教では托鉢の教えで
伝えられています

托鉢とは
笠をかぶったお坊さんが
手に鉢をもって家々をまわり
お布施をいただくという行のひとつです

お釈迦様は托鉢に向かう弟子たちに
こう言ったようです

お金持ちの家ではなく
貧しい人たちの家をまわって
托鉢をしてきなさいと

普通はお布施をいただくのですから
お金持ちのところに行きそうですが
お釈迦様はこう思っておられました

貧しい人がなぜ貧しいのか

それは自分のためにしか
お金を使わないからであり

その人たちに与える喜びを
味わってもらう機会を生み出す
のが
托鉢の真の目的だったのです

ここでも相手のに対する気持ちが
大切だとの教えがあります

神社の御神体が鏡である理由


仏教だけでなく神様の同じような
教えがあります

神社のご神体は鏡です
神殿へお参りされた際には
中央に丸い鏡があります

それがご神体です

その理由は諸説ありますが
この世界はすべて逆からみることも
必要なのだということを
教えてくれています

鏡に映すと
右と左が逆になるように

神社ではお願いをしにくる人の
顔が鏡に映ります

神社ではお願い事をしに参拝されますが
実は、願いが叶うんじゃなく
神様のお願いを聞きに来てくれる人の
願いが叶うのです

実は、逆なんですね

神社で売られているお守りもそうです
お守りに守ってもらおうと
頼る人が守られるのではなく

このお守りを守ろう、守ろう
大切にしようと思う人が守られる
逆なんです

神様の願いを聞きに来てくれる人は
自分の願いだけを言いに来る人ではなく
みんなの幸せを願いにくる人だそうです

実は神も自分自身のことを優先するよりも
相手の事を重んじなさいということを
自分に言い聞かせてくれているのかも
しれません

相手を思いやる気持ちをもつ


自分自身が幸せや叶えたいことがあって
得るのに困っているのなら
逆に違った見方をすれば見えてくる場合があります

物事をとらえる際には
ストレートにとらえる方法もあります

でも、ちょっと違った見方をすれば
本質が見えてくる場合もあります

自分を幸せにするには
自分の事を大切にすることも大事ですが

視点を変えて、相手の立場になって考えると
見えてくるものもあります

相手を思いやりという気持ちが
大切になります

それで相手のことを知り
相手側から自分を見つめる

相手を思いやる気持ちから
自分の行動を見つめなおすのです

自分を思いやる心も
他人を思いやる心もどちらも大切です

少し自分に対する考え方
見方を変えてみませんか?

運気アドバイザー 杏花(きょうか)