もし、あなたが運気アップを望むのなら”引き算”を試すことです

”押してもダメなら 引いてみる”

人生を変えたい
運気を上げたい
そう願っているのなら

”引き算”するのも
一つの方法かもしれません。

多くの人は
何かを手に入れる為や
自分を満たすために
”無いものを増やす”といった
”ないものねだり”の欲望が強く
足すことに意識が向く傾向にあります。


確かに、無い状態から
在る状態に変わることで
満たされることも多いです。

でも、もし、あなたが
現状に満足がいってないのなら

あなたの周りに存在する
新しい習慣、新しい資格
新しい出会い、新しい持ち物などが
”多すぎる”のが原因もしれません。

もしかしたら
”足し算”ではなく
”引き算”することで
あなたの求めるものが
手に入れられるかもしれません。

それは運気だって同じです。

運気とは

運気をアップすることを考える時に
まず大切なことは、運気とは何かを
理解しておくことです。

運気とは”見えない流れ”のことです。

目には見えないけれど
確かに私たちの人生に
影響を与えている
“エネルギーの流れ”です。

それは、川の水のようなものです。

流れがスムーズな時は
何をしてもうまくいくし
人との出会いも自然と
自分にとって必要な人と
つながっていきます。

逆に、流れがよどんでいると
いくら努力しても空回りしたり
タイミングが
ずれてしまったりします。

では、その流れを良くするには
どうすればいいのでしょう?

ここで登場するのが
”引き算の法則”です。

つまり、ないものを足すのではなく
必要でないものを削るのです。

なぜ“引き算”が運気を上げるのか?

運気を上げるには
なぜ、引き算して
削る必要があるのでしょう?

理由はシンプルです。

流れが滞る原因は
“詰まり”にあるからです。

心、時間、人間関係、物などや
不安や恐怖などの感情まで
私たちはいつの間にか
多すぎるものを抱えて
自分の中にスペースを
失ってしまっているのです。

運気とは、風のようなものです。

風が吹くには、隙間が必要です。

詰まった心、ぎゅうぎゅうのスケジュール
不要な思考で埋まった頭では
運は通り抜ける場所すらありません。

だからこそ、不要なものを削る
“引く”ことが大切になってくるのです。

”運のいい人”がやっている引き算

私は過去に”運のいい人”を
たくさん見てきました。

その人たちに共通しているのは
”手放し上手”だということです。

たとえば
 合わない人間関係を断ち切って続けなくしたり
 
 不必要な物はすぐに手放したり

 気が進まない仕事はキッパリと断ったり

 時間に振り回されず
 余白のある時間を大切にしてたり
 
 些細な心の声に耳を傾けて
 無視しなかったり

など、 無意識に”引き算の法則”を
使って、必要でないものを減らして
うまくコントロールしているのです。

面白いことに、その人たちは
”何を持っているか”よりも
”何を持たないか”
で人生を
整えています。

そして、引き算によってできた余白に
必要なタイミングで
必要な人・チャンス・出会いが
流れ込んできて、たくさんの
成功を積み上げているのです。

運気を上げる”5つの引き算”

そんな成功に導く引き算を
どんなことから始めたらいいのでしょう?

それは、なにも難しいことではありません。
少しの勇気と、静かな決断をもって
次のようなことを手放せばいいのです。

運気は空間から入ってきます。

不要なモノ、着ていない服
壊れたままのもの など
”もったいない”は”停滞”の原因です。

目に見える空間の停滞は
心の滞りとつながっています。

ひとつモノを減らすたびに
空間が呼吸を始め
気の流れが変わっていきます。

手放すもの(引き算するもの)は
なにもモノに限ったことだけでは
ありません。

会ったあとに疲れる人
いつも愚痴ばかりの人
何となく無理して付き合っている人
そんな人がいたら
それは、あなたにとって
不必要なモノです。

人間関係も、エネルギーの出入り口です。

あなたの運気を吸い取る人からは
そっと距離を取ってもいい存在です。

関係を断つのが難しければ
接触の頻度を減らすだけでも大丈夫です。

引き算して空いたスペースができると
自然と新しい“縁”が流れ込んできます。

完璧を目指すと、運の流れは止まります。

”こうあるべき”と思っていることの中に
本当は“やらなくていいこと”
たくさんあります。

もしかしたら
あなたの中にある
ただの”思い込み”や”決めつけ”
かもしれません。

もう一度、あなたが
”こうあるべき”と思っていることを
見直してみてください。

そのか中に
”これは今じゃなくていい”とか
”これは誰かに任せられる”とか
”これは、誰かの期待だ”なんてものは
ありませんか?

そう思えるものは
思い切って手放してみることです。

その分、ひとつの大切なことに
集中できるようになり
成果が増えるかもしれません。

運気が鈍る原因の一つが”情報過多”です。

SNS、ニュース、メールなど
見なくてもよい情報が
静かに心を消耗させています。

運のいい人ほど
情報を選んでいます。

1日10分、スマホを手放してみましょう。

その空いた時間に
本を読んだえい、散歩にでかけたり
静かにカフェで過ごしたり など
その、いつもと違った体験や
空間に身を置くことで
インスピレーションが舞い降りてきます。

そして、何より手放してほしいのが
”自己否定”です。

「自分には無理かも」 とか
「どうせ運なんてない」といった
心の中の小さなつぶやきだって
思いのほか、影響を与えています。

あなたが、自身を信じられない限り
運は流れは良くなっていきません。

自己肯定は、自分を甘やかすこと
ではありません。

自分の声をちゃんと耳を傾けることです。

心に優しくなったとき
あなたのまわりの世界も変わり始めます。

運は“余白”に入ってくる

あなたに問いたい。

今のあなたの心
あなたの部屋
あなたの時間に
”余白”はありますか?

運は、、そんな詰まった場所には
入ってはきません。

でも、ほんの少しスペースを
空けることで
そこに光が差し込みます。

空っぽの器に、水が注がれるように。
余白こそが、運気の入り口なのです。

あなたが満杯の状態なら
いくら周りに、チャンスや
運が存在していても
入り込む余地がなければ
手にすることはできません。

あなたが今日、手放せるものは?

人生がうまくいっている人ほど
引き算が上手です。

モノゴトが上手くいっている人は
足し算をする前に引き算を考えます。

まず”何を減らすか”を考える方が
何かを得るには、手っ取り早いからです。

あなたも”引き算”なら
今日から始められます。

モノでも、予定でも、言葉でも
人間関係でも。

たったひとつの”引き算”が
運気を変えるきっかけになります。

”運気を上げる”ということは
何か特別なことをするのではなく
現状に変化を与えること

ということに気づきます。

現状を変えるには
変化を与えることです。

その変化は、何かをプラスする
足し算でもできますが
”今あるものを手放す”といった
引き算でもできます。

“引く”という選択が
あなたの流れを
大きく変えるかもしれません。

運気アドバイザー 杏花(きょう)