頼まれごとの3つに1つは有料にすればエネルギーの循環があなたの運を育てはじめます

あなたの頼まれごとも
エネルギーの循環であることを
意識して、少しでも有料にすることで
いい循環が生まれます。
私たちの生活のなかでは
ビジネスでもプライベートでも
人から頼まれることって
意外と多いですよね。
家族や友人からの
ちょっとしたお願い事や
仕事仲間からの相談
そしてSNSを通じた
気軽なアドバイスや相談まで。
優しい人ほど、簡単に「いいよ」と
安請負で答えてしまいます。
けれども、すべてを「無料」で
引き受けてばかりいると
心や時間のエネルギーが
いつのまにか枯渇してしまいます。
そして不思議なことに
そういうときほど
「報われない」「感謝されない」
「なんだか疲れる」という感情が
湧き上がってきて苦しめるのです。
そんな状況を乗り越えるためには
「頼まれごとの3つに1つは有料する」
というアクションが運気を整えるます。
目次
なぜ“全部無料”が疲れを生むのか

私たちのエネルギーには限りがあります。
元気そうに見える人も
心も身体も、そして時間も
使うたびに疲労へと変わっていきます。
頼まれごとをすべて受け入れていると
やがて「やらされた感」や
「自己犠牲感」が
心の奥に積もってストレスの原因と
なっていきます。
最初は「役に立てて嬉しい」
という感情ではじめたものであっても
自分に余裕がなくなったり
回数が重なってくると
「また私がやらないといけないの?」
という不満が生まって
自分の中に愚痴や悪口や文句の
温床となっていきます。
そんな感情の現れはエネルギーの循環が
うまくいっていないこと証拠です。
本来、宇宙や自然界の法則は
“出したら入ってくる”という
循環で成り立っています。
水も空気も、流れがあるから澱まず
清らかに保たれます。
けれども「出すばかり」で
「入る」ことを受け取らないと
あなたの運気の流れも
いつの間にか滞ってしまうのです。
有料にすることは「悪」ではなく「調和」

日本人は特に「無償の奉仕が美徳」
という価値観を好む傾向にあります。
それは確かに
共助の精神・助け合いの心というものは
素晴らしいことでもあります。
しかし、現代社会では
それが“自分の心をすり減らす原因”
にもなりやすいのです。
有料にすることは、決して冷たい
ことでも
利己的なことでもありません。
むしろ「ありがとう」の気持ちを
“エネルギー”として受け取る行為です。
その“ありがとう”の交換が
「お金」を介して行われるとき
人と人との関係に新しい調和という
バランスが生まれます。
依頼した人は
「価値をいただいた」と感じ
あなたは
「エネルギーをいただいた」
と感じる
そこに健全な循環がうまれます。
3つに1つを有料にする理由

「じゃあ、全部有料にすればいいの?」
と思う方もいるかもしれませんね。
もちろん、人へのサービスを
ビジネスととらえるのなら
それもひとつですが
必ずしも現実的ではないですよね。
人間関係には
「もちつ・もたれつ」や「お互いさま」といった
“心の贈り物”としての
無償の行動の交換も大切にしていきたいものです。
そこで、おすすめなのが
「3つに1つは有料にする」
というようなバランスです。
◆3つのうち2つは「無償の優しさ」
で受け取ってもらう
◆1つは「価値のあるサービス」として
きちんと対価をいただく
このような割合なら、人間関係の温かさを守りつつも
自分のエネルギーを消耗しすぎることなく行えます。
そして「有料にする」という選択肢を
持つことで
自分の中に、有償・無償の境界線が
生まれ、心がずっと軽くなるばかりか
頼む方も。お願いしやすくなります。
頼まれ事の“有料”が運気を上げる理由

お金は“感謝のエネルギー”が
形になったものです。
無償のままでは、依頼した人が
最初は、感じていた感謝も
繰り返されることで、それが当たり前と
なって「ありがたみ」を深く感じ難くくなるともあります。
それを有償にすることで解消されます。
そして依頼を受けた側も
「お願いされたからには真剣に
受け止めて対応しよう」
「役立てよう」という姿勢がうまれ
頼まれ事の質も向上します。
さらに、自分自身にとっても
「私の知識や経験には価値がある」と
自己肯定感UPにもつながります。
この自己肯定感が運気を大きく押し
上げるのです。
宇宙の法則では
「自分を大切にする人が
より大切にされる」
といわれます。
だから頼まれごとを、有償にすることは
自分を大切に扱う行為でもあり
しいては“もっと良い依頼”や“ご縁”を
引き寄せるキッカケになるのです。
実際にどうやって有料にする?

頼まれごとを有料にするには
「ちょっと言いづらいな」とか
「断られるのが怖いな」
と思う方もいるでしょう。
その場合は、少しずつ言葉を
変えて伝えてみるのもひとつです。
●「その件は、通常は〇〇円で
承っています」
●「今回からは継続的なサポート
になりますので、有料で
お願いできますか?」
●「これまでは、無償でやって
きましたが、次回からは〇〇円
いただけると助かります」 などと
やわらかく、けれどもはっきりと伝えることが大切です。
相手が驚くかもしれませんが
実は“当たり前のこと”を口にしているだけなのです。
無償の愛も忘れない

もちろん、すべてを
ビジネスライクにしてしまうと
人間関係が味気なくなります。
だからこそ「3つに2つくらいは
無償の優しさ」を残しておくのです。
これは家族や親友
時には困っているな人など
誰かを助けるときに大切にしたい
部分でもあります。
無償の愛と、有料の価値提供という
その両方をバランスよく持つことで
あなたのエネルギーは
澄んだ水のように循環し
運気は自然と高まりはじめます。
エネルギの循環を考える

頼まれごとに全部応えていたら
自分が疲れてしまいます。
けれども全部断ったら
人間関係という人との絆が薄れてしまいます。
だからこそ
「頼まれごとの3つに1つは
有料にする」という基準を
持つことです。
このルールは、自分を守りながら
人間関係も豊かに育てるための
知恵でもあります。
”エネルギーの循環を意識し
自分の価値も大切にする”
そのことを意識すれば
あなたの運気はもっと軽やかに
豊かに、未来へと広がりを
持つようになります。
ほんの少しの勇気をもって
頼まれ事を「有料にする」という
選択肢を取り入れてみるのも一つです。
運気アドバイザー杏花(きょうか)