京都 わら天神(敷地神社・しきちじんじゃ)は京都の安産祈願の神社です

わら天神(敷地神社)


京都で有名安産祈願の神社は
わら天神です

『わら天神』は京都での愛称で
実際は『敷地神社(しきちじんじゃ)』という
正式な名称があります

地元京都の人が親しみをこめて
わら天神と呼びます

敷地神社はその通称が有名すぎて
正式名称を知る京都人は
多くありません

京都で古くから木花開耶姫命の故事の
由来から安産にご利益があるとされてきた
霊験あらたかな神社です

わら天神宮は
ユネスコ世界文化遺産のひとつ
金閣寺から徒歩で行ける場所にあります

安産祈願の由来

安産祈願

わら天神宮は京都に住む妊婦なら
誰しもがお参りをするであろう
安産祈願の神社ですが

近年は全国各地からも
多くの参拝者が訪れています

妊娠の5か月目後の腹帯をつける頃
戌の日が
安産祈願には良い日とされているので
特に戌の日は
境内がごった返すほどの賑わいです

ちなみに戌の日の安産祈願は
日本独自の風習で
なぜ戌の日に安産祈願をするのかというと

犬が多産で、なおかつお産が
軽いからということに
あやかっているからなのだそうです

9か月9日まいり

わら天神では『9か月9日まいり』とうい習わしもあります

わら天神では妊婦さんの苦を超えるという
意味で
出産予定日の7日前から15日間、毎日ご祈祷を
していただけます

安産祈願のお参りの際は、社務所で
ご予約されるのもいいかもしれませんね

出産後のお礼参り


神社の境内といえば
絵馬がかかっている風景を
思い浮かべますが
わら天神宮は安産祈願の神社だけあり
無事出産を終えた人が
お礼参りで奉納した
よだれかけ(スタイ)が
本殿のそこらじゅうにあります

これは昔から伝わる風習では
なかったそうですが
よだれかけには
神様へのお礼と
我が子の健やかな成長を願う

家族の心温まるメッセージが
書かれています

母になった喜びや
家族が増えた喜びなど
読んでいるだけで
微笑ましくなってくる
よだれかけ だらけです

『わら天神』の愛称の由来

誰しも赤ちゃんを授かったのなら
気になるのが赤ちゃんの性別かと思いますよね
実は御守りの中身にヒントがあります



わら天神宮にお参りする人が
楽しみにしていること

それは販売されている
安産祈願セットの中にある安産御守
本来、御守は中身を開いて
見たりはしませんが
この御守は中身が重要です

なかには紙の御守と安産護符と書かれた
産気づいたときに飲むオブラートと
紙に包まれた わら が入っています

このわらに節があれば男の子
なければ女の子が生まれる
そう言い伝えられています

古来から
稲わらで編んだかごに
お供物をいれて
神様に捧げていた わら天神宮
いつの頃からか
抜け落ちた わら を
妊婦さんが御守代わりに
持ち帰るようになったとされ
そこから
わら天神宮の名前で
呼ばれるようになったと言われています

わら天神(敷地神社)へのアクセスなど

わら天神(敷地神社/しきがみじんじゃ

住所:〒603-8375
   京都府京都市北区衣笠天神森町10

安産祈願:8時30分~16時30分
    (※時間は事前にご確認ください)

お問い合わせ:075-461-7676

交通アクセス:京都市営バス 『わら天神』下車すぐ
       京都駅からなら15・205系統で約30分です

無料駐車場がありますが戌の日は混んでますので
余裕をもって行かれるか
公共交通機関かタクシーがいいかもしれませんね
駐車場は17時までです

運気アドバイザー 杏花(きょうか)