人間関係のうまく保つ為には”礼に始まり礼に終わる”の基本を守ることです


私たちの人生においての
悩みの一つが人間関係です

”自分は問題ないよ!”と言われる方は
基本をしっかりされているからです

人間関係をうまく保つの基本
つまり原理原則は
日本の武道に伝わる
”礼に始まり礼に終わる”です

”礼に始まり礼に終わる”とは


日本の昔から武道には
”礼に始まり礼に終わる”
というしきたりがあります

武道では道場に入る前には
必ず一礼して入り
出る場合にも一礼して出ます

道場に入るときは
これからの練習や試合ができることの
感謝と敬意を示す一礼です

試合も
一礼で始まり一礼で終わります

これは相手に対する敬意の表れです

敬意とは相手を重んじることです
相手の思想や行動など全てにおいて
うやまう気持ちをもつことです

一礼とは

人間関係を上手く保つには
”礼に始まり礼に終わる”が有効です

礼とは挨拶です

人間関係というものに焦点をあてると
”挨拶に始まり挨拶に終わる”ということです

挨拶は人と出会って初めてするアクションです
挨拶は人と別れる時に最後のアクョンです

挨拶は人との最初と終わりの区切りする
大切なアクションなのです

なぜ”挨拶”が大切かというと
人への印象は第一印象で与えるものが
大きいからです

アメリカの心理学者である
アルバート・メラビアンは
コミュニケーションにおいて
影響力を与えるものは

視覚が55%
聴覚が38%
言語が7%
であるという法則を発見しました

視覚・聴覚・言語の3つが
あいまって相手に印象を与えるものが
人の最初に出会ってする挨拶と
別れるときの挨拶です

イメージが大切


なぜ”挨拶”が大事なんでしょう?

その理由は
人間の脳は入ってきた情報を
既に持っているイメージで
理解しようとする
からです

例えば
服装や髪型がきちっとしている人は
仕事ができたり
信頼できそう など

ちょっと強面や服装がそれっぽい人は
近寄りがたい人 とか

服装もだらしなく髪型もボサボサなら
仕事ができなそう で
信用もできなさそう などと

外見のイメージで判断します

だから最初のイメージは大切です

その最初のイメージを与えるのが挨拶です

挨拶も
いつもは、元気にハキハキとしてるのに
たまたま声が小さかったり
雑な言い方をすると

”今日は体調が悪いのかなぁ”とか
”今日は機嫌がななめやなぁ”とか
相手がイメージ決めて
”今日は少し距離をおいておこう”とかの
判断をくだしたりします

”挨拶”は自分のイメージを
相手に与えるから
すごく大切で注意を
払わなければならないものです

挨拶をするときは

では挨拶も
どのようにすればいいのでしょう?

挨拶をするなら
なるべく丁寧にやりましょう

笑顔でハキハキと声をかけることは
もちろんのことですが
自分の挨拶の姿勢も大事です


大切なことは
相手に体をきちんと向けて
目を見て挨拶するということ
体を相手に向けてする人は
意外に少ないのです

急いでいるときや
デスクでワークなど集中して
仕事をしているときなど
お客様が来られて挨拶をされても
挨拶はされていますが
ちらりと相手を見るだけだったり
顔さえ向けない方が多いです

そんな態度は
挨拶に心がないことは
すぐに見抜かれてしまいます

あなたには関心がありませんと
態度で示しているようなものです

相手に体を向けるのは
時間も手間もかかりません

適当に挨拶するのと
身体を向けてするのでは
相手に与えるイメージは異なります


挨拶をただ単なる挨拶と
軽んじてませんか?


挨拶をする場合にも
真意をして行うことが大切です

挨拶は単なる言葉のキャッチボールの
儀式ではなく
あなたを認めていますという
尊敬や愛情などの
気持ちを伝えるメッセージなのです


人は誰しも認められたいという
承認欲求をもっています

自分が相手に認めてもらえることは
すごく嬉しいものです
そう感じると
相手には好意的に接するようになります

武道で受け継がれている精神でもある
試合前と後の一礼と同じです

挨拶は毎日するような人でも
真意を知ってするのと
しないのでは人間関係にも
大きな差がでます

親しき中にも礼儀あり


挨拶は初めて出会う初対面の人なら
丁寧に気を払いながらされる方は
多いと思います

でも本当に大切なのは
親しき人への挨拶です

挨拶をしっかりしているだけで
いい人だねと評判がよくなったり
応援してくれる人が現れたりする
例は山ほどあります

自分から積極的に話せない人も
コミュニケーションが苦手という人も
挨拶なら自分を簡単にアピールできます

丁寧な挨拶や挨拶の真意をわきまえた挨拶は
相手の心をしっかり掴むことができます

そして出来るならば
挨拶のときに少しプラスしてみることです

”今日はいい天気ですね”などです
そこから会話が始まり
人間関係を深めるきっかけになります

そして別れ際でも
私は常にちょっとした言葉をたします

”またね!”の言葉です

その一言が次回の出会いのチャンスを
作ってくれます

そして”今日もありがとう”
”また今日のような日を過ごしたいです”など
相手に自分の心が伝わります

挨拶の重要性を知っている人は
ひとつひとつの挨拶に手を抜かないのです

今日から挨拶に思いを乗せてみませんか?

運気アドバイザー 杏花(きょうか)